ロトルア4泊旅行記
夕方ロトルアに到着。
ビジターセンターでパンフレットをいくつかもらい、ホステルにチェックインし、安めのスーパーでりんごを3つ購入(何と1ドルちょちでした!)、夜ご飯として食べました。
そのままダイニングスペースで、もらったパンフレットを見ながらロトルアで行きたいところをピックアップ。
ロトルアは思っていたよりもやりたいことが盛りだくさんになる予感がしました!
とりあえず絶対にやりたいことから順番にやっていこうと思い、翌日ホビトンのツアーを予約しました。
雨予報でしたが、むしろ人が少なくていいんじゃない?雨のホビトンも素敵じゃない?とわくわくしながら眠りにつきました!
翌日、早起きしてバス停へ。
途中カフェでコーヒーとりんごのマフィンをテイクアウトして、バスで食べました。
ツアー参加者はなんと、私と、もう1人の女性のみでした。
マオリ族の子孫のドライバーさんが、道中ロトルアやホビトンのことを解説してくれました。
ホビトンに到着し、ついにロケ地へ!
広大な農場の中にあるため、ホビトンの周りには羊がたくさんいました。
オークランドからのツアー参加者、個別に来たお客さんで20名ほどで1グループになりました。
大きな傘がたくさん用意されており、雨でも全然楽しめました!
ホビトンの世界に入り込めて、楽しかったです!
お家の中に入れる場所もあり、アンティークな家具でいっぱいの、可愛いお部屋でした!
ランチブュッフェも美味しくいただき、2時ころロトルアに戻ってきました。
ビジターセンターで翌日とその次の日に、地熱地帯のシャトルバスと入場券を予約し、ホステルの近くの公園へ。
この公園も地熱地帯で、湯気が立ち上る湖や岩、足湯スペースなどがあり、楽しく散策しました!
足だけですが、湯船に浸かるのはニュージーランドに来てから初めてでした。
のんびり浸かり、足がじわーっと暖まり、疲れも取れていきました。
やっぱりお風呂って最高!!!
ロトルア湖のすぐ近くまで行ってみました。
遊歩道がキレイに整備されていて、湖の眺めも素晴らしく、しばらくベンチでゆっくりしてから帰りました。
翌日、シャトルバス乗り場へ行くと、気さくなキウイの男性が、ツアー参加者は私だけだから、もしよければ今日2ヶ所とも行く?明日フリーになるよ!と提案してくれ、お願いします!と即決。
まずは「ワイオタプ」という地熱観光地へ。
道中、泥プールが見れる場所で止まってくれて、一緒に泡がぼこぼこするのを眺めました。
「目を閉じて、音だけ聞いてごらん!リラックス出来るだろう?地球も呼吸しているのさ」
音と湯気で心地よかったです。
地中で溜まった二酸化炭素と硫化水素を排出しているのがバブルで、ガスが溜まってしまうと爆発し、それがクレーターになると解説してくれました。
タウポで得た知識も理解に役立ちましたし、さらに新しい知識もゲットし、物事が繋がって理解が深まりました。
次はこれまた道中の、「lady knox geyser」へ。
毎日10:15から噴水するそうです。
geyserとは日本語で、間欠泉です。
と言いつつ具体的にどんなものか知らないのでグーグルで調べたところ、「一定の時間をおいて、周期的に熱湯・水蒸気をふき出す温泉」と出ました。
なるほど、まさにその通りだ。
時間になるとマオリ族の子孫の方が司会者として現れ、間欠泉やロトルアの解説をしてくれました。
噴水と同時にマオリの歌を歌ってくれ、とてもきれいな歌声が印象に残っています。
噴水は徐々にボコボコしてきたかと思うと、段々高く空へ登っていき、そしてまた穴へ下がっていきました。
自然のすごさに感動しました。
そして間欠泉があるのは世界で5ヵ国しかないそうなので、珍しいものが見れてラッキーでした!
満を持して、ワイオタプに入場しました。
大きなクレーターや色鮮やかな湖などが見れるウォーキングコースになっていて、なかなかお目にかかれない、珍しい地熱地帯の景色をたくさん見れました!
特に蛍光イエローの湖がキレイでした!
めちゃくちゃ酸性の湖らしいです。
次は「ワイマングボルカニックバリー」へ。
迎えはドライバーさんのパートナーさんが来てくれるため、彼とはここでお別れしました。
道中もロトルアの解説や、お互いの話をずっとしてくれて、とても素敵な方でした。
受付で、なんと工事で最初のバスストップまでしかウォーキング出来ないと判明。
こちらも地熱地帯がウォーキングコースになっている場所で、ワイオタプよりもかなり広く、大きな湖まで5キロくらい歩けるはずでした。
しかし、最初の2キロもないくらいまでしか行けないと知り、かなりショックでした。
ショックを引きずりながら、歩いて行きました。
途中で非常食用に持ち歩いているチョコレートバーと、チーズスティックをヤケ食いしました笑
バス停の手前にあった、ミニ間欠泉(恐らく)の景色がユニークかつ私の好みで、おかげで少し元気付けられました。
お目当ての水色の湖が見れたのでよかったのですが、でもウォーキングをすごく楽しみにしていたので、気持ちを切り替えることが出来ませんでした。
受付に戻ってくると、ドライバーさんのパートナーさんが私を待ってくれていました。
「1日どうだった?」と聞かれ、素直に自分の感情を話していました。
「ワイオタプはすごくよかったです!でもワイマングは、ウォーキングを楽しみにしていたのですごく残念な気持ちです。予約した時に、スタッフさんも教えてくれなかったし」
「ワイマングのスタッフが、ビジターセンターに工事のことを伝えてなかったみたいなの。だから誰も知らなかったんだわ。入場料金は半額になっているって。割引は受けた?」
「受けてないです」
「よし、ビジターセンターに一緒に行きましょう。私も確認しないといけないことがあるから」
カウンターで事情を説明してくれ、無事にワイマング分の、想像よりも多くの返金をしてもらえました!
そこでようやく、落ち込んだ気持ちが戻ってきました。
「今日1日で2ヶ所回って、よかったわね!もし別々だったらもっと変な日になってたかも」
「本当にそうですね。ありがとうございました!」
そして何と、有難いことにホステルの前まで送ってもらいました。
彼女もとても優しい方でした。
シャワーを浴びて、2時間ほどベッドでごろごろ。
夕方から、「ミタイマオリビレッジ」という、マオリ文化のツアーに参加します。
バスがホステルの前まで迎えに来てくれ、会場へ到着。
まずは森へ向かい、川岸に全員ずらーっと並び、マオリのワカと呼ばれるカヌーのショーを見ました。
迫力のあるかけ声と共に、往復でカヌーを漕ぐ姿を見れました。
とてもかっこよかったです。
次はマオリのダンスショーです。
生の歌とダンスを最前列で鑑賞しました。
迫力満点で終始圧倒されました。
武器を使用するトレーニングや、武器のデモンストレーションなどもあり、興味深かったです。
特にタウポの博物館で見たマオリの武器が、こうやって使うのか!と分かった瞬間が嬉しかったです。
ギターで明るい曲の演奏の時は写真撮影オッケーだったので、数枚パシャリ。
ラストはもちろん、ハカです。
言うまでもなく、1番迫力があり、圧巻のパフォーマンスでした。
最前列でハカを見れたこと、一生忘れません。
昔は800人の戦士が戦いの前にハカを踊っていたそうで、想像出来ないくらいの迫力だったことでしょう。
ショーはあっという間で、終わった後すぐにまた見たい!と思いました。
土でオーブンを作り、蒸して料理を作る、マオリ伝統のハンギ料理を含むブュッフェをいただきました。
ジャガイモやクマラというさつまいもの料理が多く、お腹いっぱいになりました。
ハンギのチキンやラム、クマラも美味しかったです!
デザートには、ニュージーランドの伝統的なお菓子、パブロバも食べれました。
満腹だったのに、デザートはぺろりでした笑
食後はカヌーのパフォーマンスを見た森を散歩し、グロウワームという青く光る虫を見に行きました。
たくさん見れて、まるで星空のようにキレイでした!
マオリ文化を堪能し、大満足のツアーでした!
とても濃い1日となりました。
翌日、「レッドウッドフォレスト」へ向かいました。
ビーカードというICカードでバスに乗り、目的地へ。
まずは吊り橋に登って散歩出来るところへ向かい、40ドル払って入場。
かなり揺れる吊り橋でしたが、私は高いところとスリルが大好きなので、めちゃくちゃ楽しかったです!
しかも普段は味わえない、鳥の目線から森を眺める事が出来て、とても嬉しかったし新鮮でした。
レッドウッドについての看板も数多く設置されており、読むのもためになりました。
レッドウッドはニュージーランドと、カリフォルニアの一帯でしか上手く成長しなくて、木の皮がとても厚い、そして本当に赤っぽい色をしている木でした。
古くから植えられている木は(確か200年前だった気がします)幹がとても太く、立派で荘厳でした。
1時間くらいゆっくり吊り橋コースを探索し、次は地上でトレッキング開始です。
まずは2時間ほどのコースを選びました。
雨が降り続いていて、折りたたみ傘をさしながら歩いて行きました。
霧がかかっていて、残念ながらルックアウトポイントは全滅でしたが、森の匂いが感じられるのと、ミステリアスな雰囲気があり、これはこれでいいな!と思いました。
地元の方なのか、雨の中ランニングしている方が割といて、驚きました。
また吊り橋のところに戻り、今度はバス停を目指しつつ1時間コースへ。
レッドウッドが立ち並ぶ箇所は神聖な雰囲気が漂っていました。
バスで街の中心部へ戻り、お腹がぺこぺこだったので日本系のお寿司屋さんで、お弁当をテイクアウトしました。
そしたら何とお味噌汁も付いてきて、お得感があり嬉しかったです!
味噌をお湯でといただけのものでしたが、体にめちゃくちゃ染み渡り、本当に美味しかった!
味噌汁を啜りながら湖の近くまで行き、眺めながらお弁当をいただきました。
かなりボリュームがありましたが、1日歩き回っていたので美味しく食べ切りました!
ロトルアでは地熱地帯やマオリ文化を堪能し、大満足でした!
行きたい場所リストにあった、ホビトンも達成!
また、素敵な森も心ゆくまで散策出来ました!
ロトルア、とっても良い街でした!ありがとう!
さて、翌日は早起きして、1日かけてバスでパイヒアへ移動します。
まだ旅は続きます!
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