私が家族間で習得した会話のスキル
高齢者施設にいる統合失調症の母。
母は心疾患の既往歴がある。
先日施設より、コロナのワクチン接種の連絡があった。
家族による同意の確認の連絡だ。
長女の私が、即座に返事してもいいのだが、
一応、妹たちに相談してからお返事しようと、保留にした…
そして、三姉妹の相談。
姉妹の会話にも、配慮と気遣いをする長女(私)の話をします。
次女は、
極端な思考をしている。コンプレックスが強い。強迫観念の傾向あり。
三女は、
人に関心がないので、共感的な配慮に欠ける…
人を馬鹿にしたような口調になる時がある。
私は、まず(次女)に相談した。
そもそも、3人で同時に話し合えばいいのだけれど、それはしなかった。
なぜなら、
私が、精神衰弱して弱っていた時に、(三女)の配慮のない言動に、
ひどく傷ついてしまったから。
それ以降、自分から話す気になれなくなっているためだ。
その理由を知っている(次女)に連絡を入れた。
まずは、二人で相談。
(私)「私は、ワクチン接種どちらでもいいと思っているけど、接種できるなら打っていいと思ってるよ。(次女)はどう思ってる?」
(次女)「絶対、打たない方がいい」「打つ意味がない」(←あ、出た)
(私)「そうなんだ。何かの情報とかみたのかな?私も読んでみたいから、その情報あったら教えて」←(否定せずに、共感する)
(次女)「〇〇や〇〇という人たちも言っている」と情報添付
・・・(あ、またいつもの、囚われ的な自分の価値ですね)・・・
私は、情報をちゃんと見る。どんな情報を見ているのかチェックする。
(私)「見てみたよ〜なるほどね」(←理解したよ〜のみ)
(ん〜信頼性がな〜)
(次女)「打つのは危険」(←反応せずに、流す)
(私)「じゃ、(次女)は打たない方がいいと思ってるんだね」
「そしたら(三女)と二人で話してみて」
他にも、あれこれと次女の考えを話すのだけど、共感しながら、
おかしそうなところは、ちょいちょい適切な視点の刺激を入れていく。
次女が偏った思考になっている時は、慎重に会話をする。
・・・(次女)が(三女)と話した後、プンプンして連絡が返ってきた・・・
(私)「どうだった?」
(次女)「私が打たない方がいいって言ったら、理由は?根拠は?ソースは?
って言われて!」(←いやいやそこ当たり前よ…💧)
(私)「そっか。私が聞いた質問と同じような質問されたのね」
(次女)「そんな感じ」
(私)「(三女)はなんて言ってたの?」
(次女)「打てるなら打った方がいい」
(私)「(次女)はどうしたいの?」
(次女)「私は打たせない派」
(私)「そか。ん〜それじゃ決められないね〜」
・・・(次女)まだプンプンが収まらない・・・
(次女)『基礎疾患ある人は危ないって言ったら、医者に聞いたらいいじゃん!
「(三女)心臓など基礎疾患のある人優先に打つって。情報添付」
「(三女)それだけ優先度高いかなら予防接種が必要だからでしょ!」って』
(私)「それで、どこまですり合わせしたの?」(←内容について反応しない)
(次女)「思考停止してる人に何言っても無駄。は?バカじゃない?てなるだけ」「すり合わせなんてムリ!」
・・・(どっちもどっちだぜ〜〜〜💧)・・・
(私)「そしたら、(私)も(三女)も打つこと同意、(次女)は拒否したい。だから、心配なら医者に確認してみたら?ということかな」
(←整理して簡潔に伝える)
(次女)「そう。でも、私は、確認とか言うレベルじゃないから聞くまでもないと思ってる」
・・・(レベル???おいおい💧)・・・
(私)「たぶん、そこが不合理だから(三女)に伝わらないのだと思うよ」
(次女)「2/3打つなら打たせたらいいと思う」
(←多数決で納得いったのか…😅)
(私)「(次女)の気持ちには添えないけど、(次女)がそれでいいと言ってくれるなら、同意で返事するよ」
(←少々投げやりだったので、最後に寄り添いながら(次女)意思をフィードバックし、事実を提示。落とし込めているかの確認です)
(次女)「ワクチンは安心材料にならないし、ワクチンは危険」(←まだ言う)
(私)「危険なものを、世界的に流さないよ。大丈夫だよ」(←適切な事実を)
プンプンも収まっていて、すぐに話題も切り替わっていたので、ひとまず安堵…
・・・ひと段落・・・
私の妹(次女)は、感情の起伏が激しく、言動にすぐ反応してキレやすかった。
年齢を重ね、柔軟性が出てきたが、いつも怒りと落ち込みの相談をしてくる。
その度に、話を聞いて落ち着かせていた。
今でも会話は、落ち着いて、丁寧に、整理しながら、フィードバックして話す。
(次女)の場合、否定は反発を生むだけ。冷静に会話ができなくなる。
共感をし受けとめ、思考を整理して、気持ちを落ち着かせていく。
冷静になってくると、安定した思考が出てくる。
小さな引っ掛かりを思い出して、わっと感情が出たりもするけど、
そしたら、また振り出しに戻り一つ一つ落ち着かせていく、の繰り返し。
自己否定も出てくるので、調整して安定の位置で話を終える。
(次女)の対応には神経を使う(笑)。小さい頃からこじらせ次女ちゃん。
でも、私の気持ちも理解してくれる優しい愛すべき妹です💕
さて、
・・・思いがけず(三女)から別件で連絡が来た・・・
ついでに(次女)とのやり取りについて聞いてみた。
(三女)「久しぶりにやばいのみたわ」(←わかるけど〜バカにしすぎ)
(私)「(次女)には(次女)の価値観や考えがあるから、そこも尊重しないとね」
(三女)「そうだけど、偏った価値観を友達に言わなきゃいいけど」
(私)「本人も、偏ってる自覚あるし言わないと思うよ。身内で同意について決めないといけないから、自分の考えを述べただけでしょ」
(三女)「そうだけど…」と、
根拠についてや、情報源についてや、理解できないあれこれを言ってくる。
価値観の違いが偏っていることを心配してなのだが…(三女)の話す態度もね…
(私)「(次女)も自分の価値と他者の価値をわかってるから」
(三女)「そうだね…」
(私)「配慮ある言葉で伝えたらわかるよ」(←三女やいい加減覚えてくれ)
(三女)「お互いの考え話して、こうして決めたら?って話し合えたからよかった」
(私)「そだね」←うんうん。意見割れること想定内だったから(笑)
・・・完・・・
家族だけに、言いたいことを言い合っちゃう。
あるあるだよね!
こんな風に、物心ついた時から
いつも家族の一方的になってる感じを収める作業をしていた…母のことも…
若い時は、自分の感情もままならないのに
抑えてやってきたよね〜
抑圧しすぎて、爆発もしてたけど…
今の自分の家庭でも、こんな感じになることがある
旦那を収めたり、子どもを収めたり…
配慮でも、心を配るではなくて、気を遣ってしまうと
意外と疲れちゃうよね(笑)
ふう〜〜
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