Free Style Self Introduction🇩🇰ネガでいることを許すこと

セルフイントロダクションの日

🇯🇵で自身のネガティブな経験を公の場で出すことは何となくタブー感がある

なぜそれがタブー化しているのかと考えたとき、構って欲しくて言っていると思われる・どう反応したらいいか分からない、と大きく2パターンに分けられるのではないかと思う

それはつまり、わたしたちは公の場でネガティブなものに対して向き合いきることに慣れていないからじゃないかな。

(死に対してもそう。日本人は〜したら死ぬよ！と言われたら高確率で笑うけど欧米の人は、真剣に言っていることが多い)

集団主義から抜け出そうとしているところではあるけど、まだまだ個人が表現することに慣れていないし、それをオフィシャルな場で向き合うことに慣れていない

私がしたこと

「何でもあり」な自己紹介プレゼンで、私は紙芝居をすることにした

この学校ーthe development of consciousnessー（デンマーク語で Højskolen For Bevidsthedsudvikling ）

意識開発のための学校では、ありのままでいい、ゆっっくり休むことができる場だと知っていたため、

私はプレゼンで、ここに来るまでの人生の大切な3つのポイントを紙芝居としてまとめた

①アート
②教育
③スピリチュアリティ

ダークだった過去をポジティブに還元するため、私に用意されていた3つの要素だ

日本では「怪しい宗教」だと思われがちなスピリチュアリティ。

けれど本当は「私たちの本質を普遍的に探究する｣分野。特定の信仰対象もない。占いでもない

人間は霊魂であるということ、肉体を持つ前、人間として生きている最中、そしてその後も含めた全ての歩み全体のことを指す。

要は、｢どう生きるか｣ということ。

命の本質を探求するものなのだ

怪しい壺も儀式も全くいらない。

ネガティブな自分をほぼほぼ初対面の人の前で曝け出していいのか、

そしてなによりスピリチュアリティの話をしていいのか少しチャレンジングだったけれど、

この学校でなら言ってもいいような気がしていたし、自分を構成した大切なものを偽りなく表現したかったため全てを出すことに決めた。

すると、何と、私の前にプレゼンしていたおばあさまが壮大で過酷で美しい人生を紹介しているとき、そのなかでかなり霊的な体験をしたことを話されていたり、

人生はspiritual journeyだった、と臆することなく話されているのを見て、

やはりスピリチュアリティの話題もピックアップして良かった、と思った

(これもシンクロニシティだし、後押しされてるサインだね)

プレゼン後の反応

デンマーク人のおばさまが

「日本人にとって自分を表現することは難しいことだと思うけれどとても良いプレゼンだった。あなたは自分の経験を未来に繋げようとしている。スピリチュアリティも今、この世界で本当に必要なことだと思うからあなたは正しい道を行っていると思うよ」

と言いにきてくれた

ネガティブな状態は決して悪いものではない
ポジティブーネガティブ両方があるからこそ、それらによって｢人間｣は形成される。

その状態を否定してはいけない。

ということを頭ではわかっていたはずなのに
（溜めておくともちろん弊害がでるけれど、）

私にはまだまだ、やはりブロックがあるのだなと気が付いた。

病んでる、考えすぎ、堂々としろ、反応に困る、笑った、、などと言われた経験がそうさせたのかもしれないけれど

その人たちに悪気があるわけでも、彼らが悪いわけでもない

彼らはこの感情を知らない、わからない

もしくはネガティビティを目の当たりにするキャパがなかっただけのことだったのだろうなと。

みんながプレゼンの前から
「好きなだけ表現したら良いと思う！」
「ネガティブも自分だよ」
「ありのままでいこう」
「ここにいる人たちはみんな受け入れてくれるから」
「すごい頑張ってる」

と言ってくれたことが何より嬉しく。

全寮制ということで、私のプロセスを感じてくれているから、

もっとやらなきゃ、頑張らなきゃ、と思いがちな私にそうやって客観的な意見をくれることがありがたかった

恐れるものって、案外少ないのだ

それに気がついてしまえば。