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わたしANAが好き

こんにちわ、ジェシカです!
私には、旅のワクワク感をブーストしてくれる「好きなモノ」があります。
今回は、ある意味「私の推し」ともいえるコチラを綴りたいと思います!


ANAが好き

私は飛行機が好きです。
とはいえ、ボーイングXXXの機体かっこよ!!!という詳しさは持ち合わせていないのですが、機体のデザインやフォルムが好きで、空港に行ったときは、展望フロアから飛行機をよく見に行きます。

そして飛行機は航空会社も沢山ありますが、日本の航空会社といってパッと思い浮かぶのは「JAL」と「ANA」ですよね💡
私も最初は違いを感じることもなかったのですが、とある日、窓から見えた
「ある光景」で私のANA好きが始まります!!

スキのキッカケ - 目を奪われたあの人-

そのキッカケとなったのは、学生の時です。

航空会社など気にせず予約した大阪行きの飛行機。
空から見える街や真っ青な上空を見るのが好きで、いつものように窓際に座席指定をしました。
何事もなく無事に搭乗し、離陸までの間、友達と話したり、飛行機のパンフレットを見たりと、いつも通りの時間を過ごしていました。

そして離陸のアナウンス。
聞いてるようで聞いてない(CAさん、ごめんなさい)曖昧な時間の中、ゆっくりと飛行機が滑走路に向かって動き出し、私はぼーっと窓の外を見ていました

「手を振ってる人がいる!!!!!」

一瞬にして、私はその人に目を奪われました。

「その人」は、ヘルメットを被っていて、作業着を着ていました。
そもそも機体の外にいて、私の顔なんてハッキリと見えるかどうかもわかりません。
でも、にっこりと笑って、ゆっくりと機体ごと動き出す私に手を振ってくれている姿が、そこにはありました!
(正確には「私」にではなく「乗客の皆様」ですが、この時ばかりは、ミッキーが手を振ってくれた!!と興奮する子供のように、自分に向かって!と思う興奮状態です)

旅立つ私に向かって手を振ってくれた「その人」は、見えなくなりそうなところで、丁寧にお辞儀までしてくれたのです。

「なっ・・・なんなんだ!この人は・・・!!!」

その人の正体は

私を一気に虜にしたその正体は「整備士さん」でした。

旅立つ私たちを安全に目的地まで運ぶ為に、機体を最後の最後まで見てくれる整備士さん。
本来ならば、機体だけに目を向けて、点検が終わればその場を去ったとしても、誰も何も言いません。だってそれがお仕事なのだから。

でも、その場に残り「見送ってくれる」という行為が、私はとても心がギュっとなって、嬉しくて、どことなく切なくて、じんわり熱くなりました。

整備士さんと私の間には、交わす言葉はもちろんありません。
でもその手を振ってくれることが「いってらっしゃい」の言葉の代わりだとしっかり届きました。
だから私も「いってきます」の言葉の代わりに、真っ直ぐに窓から手を振りました。

スキが始まった

この衝撃的な光景に出会った私は、大阪旅行の帰りの飛行機でも同じ光景を目にすることとなります。
そこで完全に好きが始まりました。なぜなら確信を得たからです。

私が羽田空港で出会った整備士さんが特別だったのではなく、ANAの整備士さんすべての方が同じだということです

ただの偶然でANAで飛行機を取り、ただ景色を見たいだけで窓際の席を指定しただけでした。
でもその"ただ”のおかげで、言葉を超えた「いってらしゃい」の光景に出会えました。
そして私は、この”いってらしゃい”で大好きな旅を始めたい、と思うよになりました。

人が落ちる瞬間ていうのは不思議ですよね。まさに恋と同じです笑
もし、見たことがなかった!という方がいらっしゃったら、ぜひ一度、窓際の座席を指定して、見てみてください🥰
そして、「いってきます!」の手を振って、楽しい旅を始めてみるのはいかがでしょうか✈

最後に

🔹「手を振る」ことになったキッカケの記事を見つけました!
たった一人の方から始まり、今でも続いているのって本当に素敵ですよね。
ぜひこちらも、ご興味ございましたら、読んでみてください🤗

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

彩乃ジェシカ

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