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sukebezizy
2024年3月29日 17:51
昨夜寝る前に、ひさしぶりに「青空文庫」を開きました。すでに、パブリック・ドメインになっている作品に限りますが、昔の作品が無料で読めるのは魅力です。つらつらとタイトルを眺めながら、目に止まったのが本作。7ページ程度の超短編です。よだかという醜い鳥が、それゆえに周囲から虐げられて、絶望しています。鷹には、その名前を変えなければ掴み殺すぞと脅されます。このまま生きていても辛いだけだと思った
2024年3月23日 23:07
土佐日記は、平安時代の歌人・紀貫之によって書かれた日記文学です。934年(承平4年)に土佐守として赴任した貫之が、5年間の任期を終えて帰京するまでの船旅の様子を、侍女の視点から記しています。なかなか凝った構成で、著者の遊び心が感じられます。国司の重責を果たし終えた紀貫之が、京都の家に戻るまでの道中を、いっちょ日記にでもして楽しんでやろうかという開放感が感じられます。肩の力を抜いたユーモアあ
2024年3月6日 14:59
江戸時代の浮世絵、明治維新以後の光線画など、木版画の歴史をさかのぼってきました。個人的な興味をそそられているのは、美人画、風俗画ではなく、なんといっても風景画です。当然、その後の大正昭和期の木版画の盛衰も大いに気になるところ。写真でもなく、絵画でもなく、どうして木版画の感触になんでこれほど惹かれるのか。とにかく良いものは良いというしかなく、これは説明のしようがありません。個人的に、うすう