竹子と私とこの数ヶ月。
子宮内膜ポリープからの出血が悪化したこの数ヶ月、いつもの担当医たちに加えて戦ってくれた担当医がいた。
それが勝手につけたあだ名、心の中で「竹子」と呼んでいるその人である。
出血がひどく、前回の多嚢胞性卵巣症候群からの診察から大分経ってから予約外で診てもらったのが竹子との出会い。
男性の壮年期とは思えない程の物腰の柔らかさ、ふくよかなお腹に大きな背中、垂れ目の具合はまさに「竹子」、ロンドンハーツで女装したアフリカ系にウケの良い竹子ことカンニング竹山のようなのである。
大学病