考える脳とテイカーと諺ってよくできているなと思う件

前回の記事を書いて思ったことがあったので書いてみようかと思ってベッドから飛び起きてキーボードを叩き出した。

寒いって布団に潜ったはずが。

そう、その知り合いの親世代が私にテイカーをしてギブしなかったら叩いて嘘を流した人達とちょうど同じくらいだと言うことに気づいてしまったのだ。

ひとくくりにしてはいけないとわかりつつも。

テイカーさん親世代はちょうどバブルを華やかな20代で過ごしてきた人達…私から見たら、男に媚びてればオールオッケー!みたいな人達である。
単なる偏見なのもわかっているけれども、同年代の方達でもきちんと自分の仕事の責任を全うしている人達とはタイプが180°どころでなく、体操選手が難易度高い技を決める並みに何回転もしちゃってるくらいに違うのだ。


そりゃ蛙の子は蛙って諺あるもんなぁ…って自分の中で納得してしまった。

私が普通に昼職をしていた時教育関係のお仕事をしていたのだけれど、問題児がいた。
ここじゃなきゃ勉強しないと駄々をこね、学年で分かれている自習室を守ろうとしなかったのだ。
自習をさせないとまた保護者からクレーム来てうんたらかんたら始まるんだろうなぁと重い気持ちで別の学年の自習室を使わせたが、上から私はお咎めを受けた。
自習をさせなければ咎められ、何とか対処法を考えれば咎められ…私が参っていた所にそのご家庭の親御さんからクレームが入った。
自習をしないと。


上の人間はクレーム対応のため、お母様と面談の機会を持った。
その時のお母様の言い放った一言。

「うちは大きな会社の社長をあの子達の祖父がやっているんです。おわかりですよね?」


はいきたモンペ、利権主義。


親子共々「我々のわがままを聞け!聞かないならやっちゃうぞ!」的な発言をされたのである。

そしてその時の私の立場は事務。

事務だからこそ第三者的な立場から見られたのかもしれないからよかったのかも…とは今は思っているけれども。
成績上げろ云々もないし。


他にも問題起こしてた生徒っていうか、田舎育ちで勉強なんて自分でして当たり前の環境で全て公立に進学して事なきを得た私には信じられない光景は毎日起こっていたけれど…その子達が当時の年齢から言ったらその知り合いくらいの年齢まで成長しているはずだし、くくりたくもないけどバブル期とゆとり教育の産物なのだろうかとも思ってしまう。
勉強したいから高校も私立行きたい!と思っていたけれど、ちょっとだけ私立に行きたい人達の闇を見てしまったような気がした私は「公立校ありがとう!」とも思ってしまった。


私は昔から日本人は平和ボケ気質だと思っていたけれど、この経験で更に思って、このコロナで更に思わされるという人生の中で2度もあるか?と自分でもびっくりするようなことが起きていたりしている。
バブル期にいい思いをした人は結局お金が、そしてその子どもとして育った人はちょっと何かしたら相手が与えてくれると思っているお金がキーワードになってるし、そのお金を振りかざせば人は平伏して言うこと聞くという何だかよくわからない理論上に生きているのだなという理解しかできなくなっているが…

そもそも経済活動はどの業界でも地位でもあり、生産と購入という活動から成り立っていることをお忘れか?

お金が欲しかったら質の良いものを作る努力をしなければならない、それはどこでも一緒で、お笑い芸人だろうがアイドルだろうがテレビに出てお給金を得ている人はネタやら歌やらダンスやらキャラやらをきちんと磨いて商品として提供している。
だから出演料としてのお給金をもらえることが視聴者とかからの購入になる。
食べ物の生産者さんもそう。
美味しくて安全安心なものを作って消費者が手に取り、購入することでお給金が発生する。
技術を売ってる人はその技術を高めること、研究して特許を得るくらいまでのものを提供することでお給金を得ている。

親がお金持ってるから、親族が社長だから、男に媚びれば守ってもらえるからでドヤ顔する人たちは、頼っている人がもし明日不慮の事故や病でこの世からいなくなってしまった場合にどうやってドヤっていくんだろう…とか老婆心ながらに考えてしまう。
そりゃお金は大切、お金がなきゃ生活できない。
でも、そのお金を生み出すシステムを粗末にはしてはいないかい?と問いたくなる。

環境が変わったところでなるようにしかならないんだけど、お金って麻薬みたいなもので裕福だった人ってなかなかその時の生活スタイルや考え方、性格って変えられないとも聞くし、実際に貧乏からお金持ちになって変わってしまった性格にも気づいていないし、それから悪い方に変わった時に順応できるかって言ったらそうでもない。
甘い蜜は抜けないんだよなって本当に感じることが多くなった。

誰かのせいにしておけば自分は悲劇のヒロインとして心配されて寵愛される

そういう気持ちになってる人はネット環境を見ていても少なくない。寧ろ多い。
そしてそういう人達は指摘されると「やってない」「うちの子がそんなはずはない」をエンドレスで言い出す。

人は個として1人だけど、1人で生きていけない。
1人では生産性が何の分野においてもない。

この言葉をどう捉えるかは読んでいる人次第だけれども、考える脳をフル回転して自分のテイカーっぷりに気づいてもらえることを願います。
人間は考えないと脳が衰えるから。

※一部偏見に塗れた表現となっておりますが、これは実体験に基づいて私の気持ちを記したものです。

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