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石読み日記 「治し癒す」を治癒と謂う
病気を治す 怪我を治す
ときには薬、ときには手術。様々な治療手段を用いて体を治す。骨や筋肉、内臓や神経、皮膚、その他諸々の箇所が治れば、それで完治。
石は云っている。
心も同時に治ったか?
心配や悩みは消えたのか?
『治し癒して 治癒という』
心の治癒はこれから、なのかもしれない。
再び、自分の体を信じられるように。
石読み日記 賢くなれ
石は云う
計算が得意とか、語彙が多いとか、知識が豊富とか、そういう「頭の良さ」とは違う「賢さ」があなたにはある。
どうやら、この石の持ち主は「賢さ」と「ずるさ」を混同しているらしい。
賢くなれば
正直でも騙されない
正直でも損をしない
そのレベルに到達するまで 賢くなろう
石読み日記 次は策士になりなさい
周囲に気を遣い過ぎて
遠慮し過ぎて
うまくまとめようとし過ぎて
なかなか自分の意見を言えなかった
4~5年前、初めて作ったブレスレットには、自己主張の石が入っていた
それから、何度も作り替えて…
今回、自己主張のための石は全て外れた
<<<<<<石は云う
さぁ、次ですよ
一所懸命に自己主張するのは終わり
次にあなたが取り組むことは
「問いかけ」
問いかけるだけでいい
主張しなくていい
石読み日記 無理を押した先は
そのお客様は、常連さんからのご紹介でいらっしゃった。
お客様はデトックス足湯をする前に、持ってきたパワーストーンブレスレットをテーブルの上に置いた。一目でオーダーメイドだと判った。
とりあえず、私は足湯の支度を始めた。お湯を溜めている間、あることが思い浮かんだ。
あのブレスレット、無理して作ったんだろうな…
無理したのはお客様ではない。ブレスレットを作った人だ。クライアントの要望に合わせて
石読み日記番外編 私から石への言葉
やっと出来ました。
フローライト原石、そのまんまのペンダント。
私が使いたかった材料達
私が作りたいものは、できる限り自然に近いもの
最小限の人の手で
最小限の加工で
作り出したい
これは装飾品。腹の足しにはならないし、喉の乾きも潤せない。
もちろん、精緻な技術も素晴らしい。光輝く高価なジュエリーを見れば、その美しさに引き込まれる。
しかし、その光輝く数gの石のために何十kgもの石を割り