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いま自殺しようとしている・つらい人へのメッセージではなく 自殺予防を志す援助職向けの情報を掲載しています 今つらくてこのサイトをみた方は、 必ず、 スクールカウンセラー、児童相談所、学生相談室、ハラスメント相談窓口、警察、地方自治体の相談窓口、SNS/電話相談に相談してください

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繰り返しの1日を生きることに 疲れたなら私に言ってね いつも疲れているあなたの心の 癒しになってあげる 最近流行っている映画を 見たくなったら私に言ってね 私にとってはあなたの 小さなお願いでさえも 幸せなの 何の予定もない月曜日の午後 遅く起きてしまって 理由もなく悲しくなった時には(連絡してね) あなたの隣で世界の誰よりも あなたを理解して 自分よりもあなたのことを優先して 考える人もいるんだよ 長い間守ってきたよ あなたの空席を もう帰ってきてゆっくり休んでい

    • editing: 【職場いじめ・ハラスメント】the concept of bullying and harassment at work: the European Tradition

      PrefeceI would like to express my gratitude to Professor Dieter Zapf for providing me with the paper Abstract Introduction1990年代にヨーロッパを中心に職場いじめやモビングが交流し、共鳴を得て国の問題とされて「1990年代の研究テーマ」とまで呼ばれるようになった しかし、現在からみると、2000年代以降、職場いじめん関連出版物は1990年代をはる

      • 【職場いじめ】The concept of bullying at work: the European tradition

        Introduction職場いじめは、組織研究及び組織生活の双方でタブー視されてきた Mobbing (Leymann, 1996; Zapf et al., 1996) Harassment (Björkqvist et al., 1994) Bullying (Einarsen & Rankes, 1997) Psychological Terror (Leymann, 1990a) のように異なる概念として使用されるが、すべて共通して部下・同僚・上司への体系

        • 【職場いじめ・測定法】Measureing workplace bullying: reliability and validity of the japanese version of the negative acts questionnaire

          AbstractIntroduction定義 職場いじめは1984年にスウェーデンのハインツ・レイマンにより命名された Leymann (1996) は、mobbingまたはPsychological terrorとした Leymann (1996) は、少なくとも週に1回、かつ、長期間 (少なくとも6か月間) 発生する敵対的で非倫理的コミュニケーションと定義した 続いて、Einarsen et al (2003) は、頻度と期間の基準を緩和し、現在ではこの定義が広

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          【toxic leadership・職場いじめ・離職】Exploring employee turnover intention: the impact of toxic leadership and the mediating roles of cognitive distraction and workplace bullying in the organizational landscape

          Abstract Introduction有害なリーダーシップ Toxic Leadership 有害なリーダーシップToxic leadershipは、虐待的行動、搾取的慣行及び部下の福祉の顕著な無視によって特徴づけられる (Asghar et al., 2019) 有害なリーダーシップを示すリーダーは、個人的利益に執着し、組織の枠組み内で部下の福祉に対する関心が著しく欠如している (De Clercq et al., 2020) こうした有害なリーダーシップは否

          【toxic leadership・職場いじめ・離職】Exploring employee turnover intention: the impact of toxic leadership and the mediating roles of cognitive distraction and workplace bullying in the organizational landscape

          【離職分析・機能的離職・非機能的離職】turnover overstated: the functional taxonomy

          AbstractIntroduction離職は組織にとって非機能的だと考えられてきた しかし、組織及び個人の双方にとって利益となる場合があるとの指摘もある 離職率は過大評価されており、それは測定と報告の問題による 測定と報告 離職は、自発的離職と非自発的離職に分類される 離職を減らす試みは自発的離職を部門の変数として焦点を当てている このような離職の分類は、方法論的な困難はあるが妥当と考えられる 離職の大部分は異なる決定理由を持っており、自発的離職は組織によりコン

          【離職分析・機能的離職・非機能的離職】turnover overstated: the functional taxonomy

          【旭川市・いじめ・凍死】旭川市いじめ問題報告書 (令和6年9月13日) のいじめ認定・対処の検討

          はじめに本記事は、北海道旭川市の中学2年生女子が先輩たちから犯罪要件を構成する性的ないじめを受けたのちに氷点下の外に出向いて助かるための帰宅方法や連絡方法がありながら自ら凍死した事件の報告書の解題である。 本記事では、いじめの認定及び市・教育委員会・学校・警察など関係機関のいじめ対応に関する部分を抜粋する。 なお、下記の記事では報告書から事実を抜粋してあるのでご参照ください。 いじめと認定される行為小学校でのいじめ 爽彩さんは、小学校より自閉スペクトラム症という発達

          【旭川市・いじめ・凍死】旭川市いじめ問題報告書 (令和6年9月13日) のいじめ認定・対処の検討

          【離職・組織への埋め込み】why people stay: using job embeddedness to predict voluntary turnover

          概要 Introduction退職の個人的・組織的コストは非常に高い場合があるため、組織のマネージャーの関心事となる 社会科学者と実務家は、なぜ退職するか、なぜ残留するかという疑問に答える必要がある 先行研究をまとめると、仕事の選択肢がある場合、仕事に満足し、組織コミットメントがあれば残留し、そうではない場合に退職する しかし一方で、仕事への態度は残留・保持に対し比較的小さい役割しか果たさないことが知られているため (Hom & Griffeth, 1995; Gr

          【離職・組織への埋め込み】why people stay: using job embeddedness to predict voluntary turnover

          【いじめ・旭川市・凍死】旭川市いじめ問題報告書 (令和6年9月13日) の検討

          はじめに旭川市いじめ凍死事件は、再調査委員会からの報告書提出をもって終結されたように見受けられる しかし、私は再調査委員会の報告書を読んで、終結ではなく、終わらせてはならないと強く感じた 冷たい川への入水、氷点下の北海道に飛び出して携帯電話を所有し帰宅できたにもかかわらず誰にも助けを求めることなく自らの意思で凍死したこと、そして生きるために必死でもがき続けたことを一生忘れない 本人の肉声 中学校による死後の保護者説明会 生い立ちの概要幼少期 本人はX年に出生

          【いじめ・旭川市・凍死】旭川市いじめ問題報告書 (令和6年9月13日) の検討

          【退職分析】a century of labour turnover research: a systematic literature review

          Abstract Introduction離職の理論は、March & Simon (1958) により提唱され、移動の容易さと望ましさが従業員の「leave or not」の決定に組織的・個人的要因がどのように寄与するか説明するのが中心的な考え方だとした 意向、離職研究はそのantecedentsの特定に注意が置かれ続けている メタ分析は離職の前提条件を明らかにしたが、離職の概念化については限られた貢献にとどまっている ナラティブ離職レビューは離職理論を要約したが

          【退職分析】a century of labour turnover research: a systematic literature review

          【離職分析】retaining talent: replacing misconceptions with evidence-based strategies

          Executive Overview従業員の保持は、組織や管理者にとって重要な課題となる 新しい従業員の採用、選考、トレーニング関連コストは補充されるポジションの年間給与の100%を超えることがよくある (Cascio, 2006) 米国労働統計局によれば全国年間自主退職率は25%前後 多くの組織は主要な従業員を保持する能力に苦心している 不利な労働市場のために自主的な離職率が低下していても従業員保持マネージメントを無視するのはよくない。なぜなら、高い失業つは高パフ

          【離職分析】retaining talent: replacing misconceptions with evidence-based strategies

          (指針) 公益通報者保護法第11条第1項及び第2項の規定に基づき事業者がとるべき措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針 令和3年8月20日

          第1 はじめにこの指針は、公益通報者保護法(平成 16 年法律第 122 号。以下「法」という。)第 11条第4項の規定に基づき、同条第1項に規定する公益通報対応業務従事者の定め及び同条第2項に規定する事業者内部における公益通報に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の必要な措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な事項を定めたものである。 第2 用語の説明公益通報 法第2条第1項に定める「公益通報」をいい、処分等の権限を有する行政機関やその他外部

          (指針) 公益通報者保護法第11条第1項及び第2項の規定に基づき事業者がとるべき措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針 令和3年8月20日

          (改正)公益通報者保護法 令和4年6月1日施行

          第1章 総則第1条 (目的) *解雇の無効 *不利益な取り扱いの禁止 第2条 (定義) 別表 (第2条関係) *通報対象事実がまさに生じようとしている場合の通報もふくむ 第2章 公益通報をしたことを理由とする公益通報者の解雇の無効及び不利益な取り扱いの禁止等第3条 (解雇の無効) *公益通報による解雇は無効 *但しステップとして、事業者→処分・勧告権を有する行政機関→前2者への通報では不利益を受けるとの理由があれば被害拡大を防止できると考えられるものへの通報、と

          (改正)公益通報者保護法 令和4年6月1日施行

          【HLM・マルチレベル分析・階層線形モデル】work design-related antecedents of turnover intention: a multilevel approach

          本研究を読む第1の目的は、従業員を前向きに離職に追いやる組織が少なくないため (例えば、兵庫県の内部告発者を自殺に追いやった事例)、離職研究の知見を得ることである。 第2の目的は、階層線形モデルの使用例を学ぶことである。 Abstract Introduction離職と離職意向 人的資本の戦略的価値と貴重な従業員を置き換えるコストのため、組織は離職問題に重点を置いている。従業員の知識と経験は組織に価値があり、新たな従業員の採用・選考・研修費は組織に年間数十億ドルのコス

          【HLM・マルチレベル分析・階層線形モデル】work design-related antecedents of turnover intention: a multilevel approach

          editing:【HLM・マルチレベル分析・階層線形モデル】work design-related antecedents of turnover intention: a multilevel approach

          本研究を読む第1の目的は、従業員を前向きに離職に追いやる組織が少なくないため (例えば、兵庫県の内部告発者を自殺に追いやった事例)、離職研究の知見を得ることである。 第2の目的は、階層線形モデルの使用例を学ぶことである。 Abstract Introduction離職と離職意向 人的資本の戦略的価値と貴重な従業員を置き換えるコストのため、組織は離職問題に重点を置いている。従業員の知識と経験は組織に価値があり、新たな従業員の採用・選考・研修費は組織に年間数十億ドルのコス

          editing:【HLM・マルチレベル分析・階層線形モデル】work design-related antecedents of turnover intention: a multilevel approach

          生態学・進化生物学のメタ解析のための統計モデル

          参考になった場所のみ抜粋 メタ分析 (ランダム効果モデル) における異質性I2としたときの 文献中川震一・久保拓弥 (2016).生態学・進化生物学のメタ解析のための統計モデル 統計数理,64,105-121.

          生態学・進化生物学のメタ解析のための統計モデル