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中小企業向け経営コンサル|「自分をハックする」をテーマに情報を発信します。 マーケとか…

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中小企業向け経営コンサル|「自分をハックする」をテーマに情報を発信します。 マーケとか、人間の心理とか、経営とか、モチベーションとか、健康とか、組織とかに興味あり

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自己啓発本読了時のモチベーションを、仕組みの設計に使おう

過去に自己啓発本との付き合い方を間違えた経験から 「今ならこうする!」という趣旨の記事です。 結論自己啓発本を読んだ際に上がるモチベーションは一時的。 そのモチベーションを実際の行動に使う前に、目標を実現するための仕組み化に使うとよさそう。 過去の回想社会人になってから業務の壁であったり、 社内での人間関係の壁であったり、キャリアの壁であったりと、 多くの壁にぶつかってきました。もちろん、今も絶賛壁にぶつかり中です。 そうした壁にぶつかった際に、以前までは、よく自己啓

    • 思考にも人生にも「ゴール」が必要

      最近「考える」という力を最大化するためにはどうすればいいのかなーということをずっと考えています(混乱する日本語) 「考える」という行為を理解するために、逆に「考えていない」という状態はどんなことになっていて、それはどう改善できるのかわかるとよさそうと思い、以下の本を読みました。 リンクを貼って、その値段にびっくりしたのですが、 わたしはキンドルで読んだため、無料で読むことができました(キンドルアンリミテッド様様です) 思考停止とはどんな状態なのか本書では、思考停止している

      • 「仕事ができる」というのは「誰かへの憑依がうまい」ということなのかもしれない

        仕事柄さまざまな規模の、さまざまな職位の方とお会いするのですが、その中でも「この人、できるっ!」と感じる人には傾向があります。それは他人の思考や心理を解像度高く想像できる力、つまり「誰かへの憑依がうまいこと」なのでは?と思った話です。 仕事とはそもそもなにか急に大きな話ですみません(笑)仕事ができる、という概念を語るために、まずは仕事とはなんなのかを定義させてください! そもそも仕事というのは、誰かに対して価値提供しその対価をいただく行為ですよね。つまりその価値提供する「

        • SNSにおける「隣の芝生が青く見えすぎる問題」の構造と対策

          ポジティブ・シフトという本がかなり良かったので紹介します。 この本を書いたキャサリン・A・サンダーソンさんは、スタンフォード大学にて、心理学の学士を取ったのちに、プリンストン大学の心理学の修士&博士を取得されています。 いわゆる「心理学」におけるエリート。 本作品中では、キャサリン教授のこれまでの研究結果から見えた「幸せになるためのマインドセット」について語られています。 特にいいな―と思った部分は、キャサリン教授が提示する「SNS」との向き合い方について。 日々SN

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        自己啓発本読了時のモチベーションを、仕組みの設計に使おう

          古臭いメソッドと最新の技術を組み合わせることで、仕事力を劇的に引き上げる方法

          日々仕事をしていると、ふとした瞬間に、 「これ、前もやったミスだな・・・」 「前と同じことを考えているな・・・」と、自分がたいして成長していないのでは?と不安になるときがありますよね。 わたしも少し前まで同じようなことで悩んでいたのですが、以下でお伝えする方法によって、仕事力(わたしの造語です)が上がってきたなーと思うことが増えてきたのです。 やっていることの概要やっていること自体はかなりシンプルで、 ・日々の気づき/課題感/問題点をメモする(できれば紙で) ・メモした

          古臭いメソッドと最新の技術を組み合わせることで、仕事力を劇的に引き上げる方法

          幸福感を高めると言われる「あれ」、実は根拠がないのかも

          自身の「幸せ」に関する情報、世の中にたくさん溢れていますよね。 というのも、SNSの普及によって「幸せそうに見える人」の人生が容易に覗けるようになっていることが、人々が「幸せ」を求める要因としてありそうです。(インスタでお金もちを見てもやもやするあれ。) いわゆる、隣の芝がめっちゃ青く見えるやつです。 幸せになるための5つの戦略最近では、以下の5つの方法が一般論として語られることが増えています ただ、上記のような手法について「後ろ支えになる研究結果は不十分でありそう」

          幸福感を高めると言われる「あれ」、実は根拠がないのかも

          改めましての、自己紹介

          幾度となく「note書くぞ!」と思い立ち、 いつの間にかやめているジブン研究所です。 今回も「やっぱりnote書くぞ」という気持ちになったので、 過去記事をいくつか非公開(おそろしい情緒不安定ムーブ)にしました。 そして、昔の文章を見るとめっちゃ文章が硬いというか、余所行きみを感じるというか。 多分「こんないいこと考えたぜ!ドヤ!!」という気持ちがあったのだろうなあ、と思っています。 もちろん、今回も誰かのためになることを目的として文章を書くつもりは満々なのですが、

          改めましての、自己紹介

          仕事を格段にラクにする!リアルタイム日報のススメ

          皆さんは日報を書いていますか? 会社の制度として実施している方もいらっしゃるでしょうし、 個人的な振り返り材料として、日報を書いている方もいるのでしょう。 言うまでもなく、日報は自身の仕事を振り返りために有効で、 その振り返りをするかしないかで、成長スピードは大きく変わりますよね。 ただ、1日のことをいざ振り返ってみると、まったく思い出せない日があることをしばしば。 そんな日報を面倒に思う方もいらっしゃるかもしれません。 その日報をラクに、かつ効果を何倍にもできる方

          仕事を格段にラクにする!リアルタイム日報のススメ

          「お祈りメール」を前向きに乗り越える方法

          現在就職活動や転職活動をしている方にとって「お祈りメール」(不採用を通知する連絡)はなににも耐えがたい苦痛かと思います。 私も就活をしている際にお祈りメールを受け取った際、「自分は価値がないのだろうか」「自分が働ける場所はないのかもしれない」と深く落ち込んだ記憶があります。 そんな気持ちを味わう人が1人でも減るように、研究から分かった「お祈りメール」を前向きに乗り越える方法を共有します。 本編研究の概要 就活を経験した大学生に対して以下調査を実施した 不採用になった

          「お祈りメール」を前向きに乗り越える方法

          過去のネガティブな思い出を変えることができる、とても簡単な1つの方法

          皆さんは、過去の記憶によってつらい思いをしたり、苦しい思いをしたことはありませんか? そのつらさ、もしかしたら改善できるようになるかもしれません。 研究について研究の概要 被験者に「高校生の時に経験した怪我の話」をしてもらう 実施方法は以下の通り チャット オンラインアンケート 聞き手の有無が異なる 対象は大学生32名 テキストマイニングにより、大学生が「なにを語ったか」を特定 研究の結果 つまり、 聞き手がいることによって、過去のネガティブな思い出が「

          過去のネガティブな思い出を変えることができる、とても簡単な1つの方法

          恐怖に打ち勝つために「あえて」逃げないことも大事

          逃げるは恥ではないが、時に逃げない方がよかったりする、という話です。 結論恐怖を感じるような経験をしてしまうと、その経験を脳内で反すうしてしまうことがある その反すうを続けることによって、恐怖は増大していく その反すうを止めるためにその経験を再度向き合うことによって、「案外いけるかも」と思えるようになる(こともある) 過去の回想突然ですが、皆さんは怖いものはありますか? 私はあります。 特に怖いものに「飛行機に乗ること」があります。 それまでは年に1度は飛行機に乗

          恐怖に打ち勝つために「あえて」逃げないことも大事

          悩みに対しては、とにかく「ズームアウト」で向き合っていく

          日々生きていると、悩みはいくらでも湧き出てきますよね。 「仕事が終わらない・・・」「お金が欲しい・・・」「自分がやりたいことがわからない・・・」など、毎日、毎時間変わる悩みと向き合い続けているように感じます。 ただ、悩みに真っ向から向き合い続けてもたいてい解決しないですし、とにかく精神によくない。そんな時におすすめなのが悩みから「ズームアウト」することです。 悩みからズームアウトするとは 読んで字のごとく、悩みから距離を取ることです。 いろいろ手法はあるのですが、私の場

          悩みに対しては、とにかく「ズームアウト」で向き合っていく

          改めて、「運も実力のうち」と分かった話

          今年もイグノーベル賞が発表されましたね。 「人々を笑わせ、考えさせた研究」に与えられる賞ということで、 今年はどんなユニークな研究が受賞するのかと、、毎年楽しみにしています。 今年も「人が最も効率的に指を使ってつまみを回す方法の発見」(日本人の方が研究された内容です!)であったり、「子ガモが泳ぐときに組む隊列の理解」であったりと、興味深い研究が受賞をされていました。 その中でも、「なぜ成功は、もっとも才能のある人ではなく、もっとも幸運な人に行くかの数学的な説明」という研

          改めて、「運も実力のうち」と分かった話

          健全な「疑い」によって、自分が引き起こすミスは予防できる

          皆さんは、「なんでこんなにしょうもないミスをするんだ・・・」と絶望したことはありませんか? わたしには、もう数えきれないほど絶望してきました。 資料の誤字脱字 ミーティングの開始時間間違い データの読み違いによる、アウトプットの質の低下 etc… など、大小さまざまなミスをしてきました。 その度に自分を責め、自信をじりじりと削ってきたのですが、 あるタイミングから、ミスが減った経験があります。 今日はその時なにを考え、なにを実行したかを書き記していきます。 結論

          健全な「疑い」によって、自分が引き起こすミスは予防できる