古臭いメソッドと最新の技術を組み合わせることで、仕事力を劇的に引き上げる方法
日々仕事をしていると、ふとした瞬間に、
「これ、前もやったミスだな・・・」
「前と同じことを考えているな・・・」と、自分がたいして成長していないのでは?と不安になるときがありますよね。
わたしも少し前まで同じようなことで悩んでいたのですが、以下でお伝えする方法によって、仕事力(わたしの造語です)が上がってきたなーと思うことが増えてきたのです。
やっていることの概要
やっていること自体はかなりシンプルで、
・日々の気づき/課題感/問題点をメモする(できれば紙で)
・メモした内容をChatGPTに移管
・ChatGPTにフィードバックをもらう というものです。
つまり、古臭いメソッド=紙のメモ、最新の技術=ChatGPTです。
やっていること自体はとっても簡単でシンプルなのですが、これが効くのです。
効果①自分の考えたことが蓄積される
人は1日6万回も思考していると言われています。
つまり大事な思考は記録しない限り、次々と別の思考に流されていってしまいます。
そうならないためにも、紙のメモに思考を綴っていくことが重要です。
思考をメモするためならば、PCのメモでもいいんじゃない?と思われると思いますが、わたしの経験上「紙のメモ」が最適です。
理由は、
・基本的にどんな状況でもメモが残せる(スマホやPCがない環境でもメモが残せる)
・過去に書いた内容が振り返りやすく、自身の思考フローが可視化しやすい(スマホやPCのメモだと、メモ自体が独立してしまい「点」での記録となりやすい)ためです。
効果②考えたことの振り返りが強制的にできる
紙のメモから、ChatGPTに内容を移管する際書いたことを必ず目にするので、「こういうこと考えたな―」ということで振り返りができます。
振り返りの効果は様々な論文で立証されていますよね。
例えば、ハーバード大学のビジネススクール(HBS)が実施した研究では、一日15分だけ振り返ると、業務パフォーマンスが10日後に23.2%もアップしたという研究があります。
効果③ChatGPTから第三者目線のアドバイスがもらえる
紙のメモを振り返りするだけでも、十分に成果はあるのですが、
それに加えてChatGPTに支援をしてもらうことで、その成果をよりあげていきましょう。
まだまだ調整中ですが、わたしは以下のようなプロンプトを使用しています。
あなたはプロのメンターです。#入力 を確認した上で#依頼内容 を実行してください。
目的は、userの思考を整理する/バイアスを指摘する/成長に繋がるための行動を促す ことです。
#依頼内容
・追加の情報を尋ねる
・問題の原因や背景を探る
・アイデアの背景や意図を理解し、それを発展させるための提案やフィードバックを行う
・関連するトピックや事例についてユーザーと共有する・ユーザーの回答や発言の傾向を分析して、より深く掘り下げるための質問やアイデアの提案を行う
#入力分
上記のようなプロンプトを実行すると、
・課題に対しての対策のアドバイス
・思考の歪みの指摘
・行動への承認 をしてくれます。
それにより、自身では考えてもいなかったアイデアや行動案が生まれる場合があり、その「自身では考えきれなかったこと」が自身の仕事力を引き上げるためのドライバーとなっています。
まとめ
今回は古臭いメソッド(紙のメモ)と最新の技術(ChatGPT)を組み合わせることで、仕事力を劇的に引き上げる方法を共有しました。ぜひ皆さんも試してみてください!
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