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逃げる人生について。逃げるしかない時がある。

こんばんは、すがどんです。

今日は"逃げ"について書きたいと思います。

逃げってネガティブなイメージがあります。まるで、すでに逃げの単語の中にそこに留まるべきというニュアンスが含まれているみたい。

このご時世パワハラなど、よく報道されるようになってからは、部下や後輩を追い詰めないように気をつけている上司や先輩の立場の方も増えてきていると思います。

でも、パワハラをするその人も、そのまた上の人から重圧をかけられていて結果的にパワハラをしてしまうというケースもあるかもしれない(どんなことがあっても、パワハラはよくないですが。)。

そんな不運な上司や先輩がいて、やむにやまれずパワハラだったり、セクハラ、いじめなどされている状況にあなたがいるのなら、自分を大切にしてそこから逃げてほしい。心からそう思います。

理由はシンプルで、追い詰められて自殺したり、精神的に病んでしまうのなら一度逃げてみてほしいと思うからです。

僕はこれまで死にたいとか消えたいとか何度も思ってきましたが、今生きてて良かったなと感じています。そう感じる日がくると思うから、命だけは絶たないで一度逃げてみてほしいと心から思います。

辛いなら、いつでも逃げたっていい。

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もう辛くて辛くてしょうがなくて、明日を迎えるのも嫌なら、いつだって逃げていいんだよと僕は思います。

何かの人生の流れでいまの辛い時期・環境に入ってしまっただけで、どうしようもないくらいに辛かったらリスタートすれば良いと思うんです。

学校なら、小学校でも中学校でも高校でも転校したら良いです。大学でも、転部したり退学して別の大学に入り直したっていいと思うんです。

社会人でも、あなたの会社以外にも他の会社は星の数ほどあります。今いる会社で辛い状況に置かれているなら、たとえ転職先が見つかっていなくても逃げたっていいと思います。

例えば、僕は一度放送作家になりたいと思ってとある芸能事務所の放送作家勉強会に参加させてもらっていたことがあります。

3ヶ月くらい通っていたのですが、僕はそこから逃げました。ただ放送作家がなんとなくカッコいいからという理由で通っていただけで企画の能力が全くないことに気づいたからです。

企画案をプレゼンしてみても、誰の心にもささっていないことがはっきりと伝わってきました。その時は顔から火が出そうなくらい恥ずかしくて消えてしまいたいと思っていました。そして次第に勉強会に参加するのが辛くなっていって結局逃げたわけです。

でも、いま自分はそこから逃げたことに後悔はしていません。別の道でなんとか生きることが出来ています。他にも志したことがあって、うまくいかなかったことはザラにあります。

こうして、誰しもが歩んでみた道がやっぱり違っていたと感じることがあると思います。自分の中で今いる環境から逃げることに納得感があるのなら、堂々と逃げていいんです。

この道は自分にとって違かったんだと明らかにすることができたというように前向きにとらえて、明らめてまた違う方向に前進すればいいと思うんです。

どれが逃げて逃げじゃないのかの基準なんて無い。

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そもそも、どの選択が逃げでどの選択が逃げじゃないという明確な基準は存在しません。

周りの人があれこれ言うかもしれません。「それは逃げだよ」、「ここで立ち向かうのが男だろ」とか。でもあなたがどうしても辛いなら、逃げましょう。どれが逃げでどれが逃げじゃないかなんて誰もわかりません。

ただ単に続けるのか辞めるのかを選択すれば良いと思うんです。

「逃げ」という表現は客観的なニュアンスを感じません。ただ誰かが誰かの主観的な価値観で言っている表現に過ぎません。

あなたにその場に留まってもらった方が都合がいいから、「それは逃げだよ」とあなたが間違っているように感じさせるために言っているだけかもしれません。

だから気にしないでください。あなたは自分を大切にして、自分と対話をして、しっくり感を伴う今後の道を検討していけば大丈夫です。

逃げた場所はあなたがいるべき場所ではなかったということ

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実際にあなたが逃げた場所は、そこまでの場所だったのだと思います。

あなたにとって、今後不要な場所だったのだと思います。

僕が自分の人生を振り返ってみてもそうです。

先述した放送作家の勉強会も去るべきだったと今も思いますし、後悔はありません。

さらに僕は転職を2回していて、いずれもこれ以上その環境で責任が降りかかるのは御免だと思って逃げて転職をしています。やはり後悔はありません。結果的にいま一番待遇がいいし、労働環境も良いです。

後でやっぱり、その場所に居続ければよかったななんて思うことはほとんど無いと思います。

逃げた場所というのは、あなたにとってそこまで重要な場所ではないということです。

なんせ、自分の身の危険を感じていたり、どうもしっくり来ていないわけです。だから逃げるわけです。そのような場所に居続ける意味はありません。

例えば仕事一つとっても、いろんな考え方があっていいと思っています。下記記事で僕の仕事に対する考え方を書いています。

おわりに

逃げることについて、書いてきました。

もっと社会全体が失敗しやすくてリトライしやすい社会になっていったらいいなと感じます。

リトライしやすいから逃げやすい。逃げやすいから、自殺率だったり精神的に病んでしまう人が減っていく。

そんな心理的安全性が感じられる社会になっていったらいいなと感じます。

逃げについて、僕が読んで共感した本を最後に紹介して終わりにしたいと思います。

あなたがもう十分がんばっていて、逃げたいと感じているのなら、自分を大切にして逃げてください。

・我が逃走 家入 一真

・逃げるが勝ち 横山貴子

・逃げる自由 〈諦める力2〉 為末 大


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