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必要以上に働かない人生、あると思います

こんにちは!すがどんです。

今回は、必要以上に働かない人生、あると思いますというテーマで書いていきます。

日本の多くの方々は会社で働いていると思います。

大学生の方々も起業する人よりは、新卒というカードを使って少しでもいい企業に入ろうと就活する方のほうが多いです。

その一方で、会社員で働き過ぎによるうつ病や過労死などの社会問題も起きており働き方改革が叫ばれている最近です。(フリーランスや自営業になりさえすれば幸せということも無いですが。)

かくいう僕もなるべく規模が大きくてなんとなく安定してそうな業種・企業で働けたらいいなと思いながら就職しました。2回転職もしました。そして今年、なんだかんだで会社員として働き始めて10年になります。

その10年間の中で、残業時間100時間くらいになる月も経験し、プライベートがままならない時期がたくさんあったことで、僕なりに働いていくことに対して考えに考えました。

今日は僕の働くことに対する考え方について、深掘りして書いていきたいと思います。結論から言うと、生きていくのに必要最低限だけ働いてそれ以上はあえて働かない人生だってあるよね、と思っている最近です。

安定した企業で働けたら最高と思っていた

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僕は小学生の頃からあまり夢という夢がありませんでした。

何せ、小6の頃に埋めたタイムカプセルを20歳の頃に掘り起こしてみたら、"普通の高校に入って、普通の大学に入って、普通の会社に入って、普通に暮らしていきたいです。"と書いていたくらいです。笑

実際にその願っていた普通の会社員になれましたし、数ある会社の中でもネームバリューのある規模の大きい外資系企業で働くことが出来ました。タイムカプセル通りです。いや、それ以上かもしれません。

外資系企業は比較的給与などの条件面がいいですし、英語を使ってかっこいいイメージがあります(僕の中では)。田舎者で全く外国に縁が無かった僕が外資系企業の一員として働いているなんて、いまだに不思議だなと思います。

加えて、外資系企業には自由なところがあります。ガチガチに社員を管理しない印象があります(その代わりに、シビアに結果が求められますが)。

そんな自由な雰囲気も、マイペースな僕にとっては魅力的な要素でした。

うん、やっぱり幸せなはずです。幸せなはずなんですが。

心を削って外資系企業で働いてきた僕の10年

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この10年間で辛かったことがたくさんありました。

携わるプロジェクトが上手くいっていないと、自分も引きづられて休みなく働いたりでプライベートでリラックスした時間が確保出来ない時期がありました。

月に100時間くらい残業すると、やはり精神的に参ってきます。僕は家系的に心臓があまり強くなく、不整脈になってパニック障害的な症状に襲われた時もありました。

僕はどうしても辛いなら、周りのことは気にせず自分を守るために逃げた方がいいと思う派です。下記記事でも書いています。

顧客にとっては、こちらの辛い状況は関係ありません。容赦なく催促の電話がかかってきたり、重圧をかけられたりします。外資系企業の場合、本社の都合で思い通りに親切に対応できない場合もままあります。

顧客に対して何とかしてあげたいけれども、どうしようもできない。そんな状況も僕にとっては辛かったことでした。

このようにして辛い時期を経ると、思うわけです。

「あれ、会社員幸せなはずなのに幸せじゃない。」

と。このままではどうにもこうにも定年まで働き続けるイメージは沸かないと思い始め、そこからはいろいろな本を読み漁りました。

冒頭のツイートで引用している大原扁理さんの本も読みました。

そうして僕が辛い時に手が伸びる本を辿っていくと共通項が見えてきました。僕らしい働くことに対する考え方が見えてきたということです。それは、

こんなに心を削ってまで働く必要ある?

というものでした。

自分に合った暮らし方を信じて、必要以上に働かない

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僕が行き着いた答えが、周りを気にせず必要以上にあえて働かずにストレスの少ない暮らし方をしたほうが幸せではないかというものでした。

大原さんがそうですが、本当に自分の生きる最低限のお金だけ稼いであとは自分が好きなことをして暮らすというスタイルです。

Phaさんの本にもよく手が伸びることに気がつきました。Phaさんは京大出身の元ニートの方です。働かない生き方のパイオニア的な存在の方です。

最近では、2ちゃんねる創設者のひろゆきさんの本をよく読んでいます(僕は2ちゃんねるをほとんど見たことがないですが)。ひろゆきさんは戦略的で、自分が楽しい生き方を歩むために一切妥協しないという印象を受けます。

この方々に共通するのは、自分が辛いことはどうしてもできないし、したくないので敷かれたレール以外の生き方を自分で歩んでいるということです。

僕は、やりたくないから逃げるというのも悪くないと思っている派です。

僕は彼らと似ているのではないかと思っています。決して仕事がしたくないわけではないのですが、他人の目がある中で何かをやらなければならない状況下で仕事などをやらなければならないのが辛いときがあります。

他人と一緒に働くと、どうしてもきっちりやらなければと思い過ぎてしまいます。気づいたらいつも120%で働いています。もうこれは、気質みたいなもので、僕は10年間直りませんでした。

だったら、多少不安定で収入が落ちてもフリーランスになったり小さく起業したり、ストレスの少ない契約社員やルーチンワークの多い正社員として働いた方がいいのではないか。

その方が自由で、マイペースに働けて、僕にとってはストレスが少なくなるのではないか。

これが僕の10年間の会社員経験から行き着いた結論でした。

おわりに

今回は、必要以上に働かない人生、あると思いますというテーマで書いてきました。

コロナウィルスの影響もあって、予期せず在宅勤務をする機会が増えました。現在では週4で在宅勤務をしています。

在宅勤務、僕にはすごく快適です。周りの目が無く、自由であることを嬉しく感じる僕にとってはとてもストレスが減ることになります。

他の社員の方も、周りの目が無いからこそ自由度が増してストレスが少なくなっているのではないでしょうか。(2020年4月の自殺率は昨年より20%も少なかったそうです。

コロナが収束すれば、在宅勤務は無くなるか頻度が少なくなってしまいます。加えて、いま業務量が落ち着いていますが、遠くない未来に忙しくなる時期が来るだろうということもわかっています。

今のうちに、必要以上に働かないストレスの少ない暮らしに移行する準備を進めていこうと思います。

自分の幸せのために、妥協せずにいきましょー。

それではー。

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