見出し画像

頑張りすぎるの、もう限界。

今回は、頑張りすぎるの、もう限界。というテーマで書いていきます。

みなさん、phaさんのことをご存知でしょうか?京大卒の元ニートの方です。今は本を何冊も出されていて、僕はよくphaさんの本を読んでいます。

日本人は勤勉で、よく働きます。一方で、電通やワタミなどのように長時間の残業し過ぎによって自殺につながってしまったケースも見られますが、phaさんは働きすぎる会社員のレールからいち早く降りた人です。

僕の場合も、外資系企業で10年間会社員を続けてきてもう限界だなと思った時が何度もありました。死にたい、消えたいと思ったことは一度や二度ではありません。

真面目に頑張りすぎて、なんでもっと仕事をこなせないんだろうと自分を責めたりしては、心が擦り減っていました。

そんな苦しい状況の時に、phaさんの生き方を本を通じて知って、こんな生き方もあるんだ。会社員だけが人生じゃないんだと思うようになりました。phaさんの本のおかげで視野が広くなり、今では心が軽くなっています。

会社員って長く続けられないんじゃないかなと思った時に、phaさんの下記がんばらない練習の中で見つけたフレーズが、僕はもう会社員として頑張りすぎるのは間違っているんだなと確信を持つことにつながりました。

会社でどうしても頑張り過ぎてしまう

画像1

僕が「会社に勤めるのは苦手だ」とか言うと、「会社員は楽ですよ」とか「適当にやればいいんですよ」とか言う人がいるけれど、多分その「適当」が苦手なのだ。何かをしなきゃいけないという立場になると、「きっちりやらなければいけない」と一人で勝手に気に病んで、過剰にがんばりすぎてしんどくなってしまう

僕はこのフレーズがすごくよくわかります。そっくりそのまま僕も同じだからです。

会社で働くということはその会社に顧客がいて、一緒に働くチームのメンバーや他部署の方々がいます。その中で、社会人としての責任が求められます。

僕は元来の真面目な性格も手伝ってか、その責任をどうしても感じすぎてしまうんです。

責任を感じ過ぎると、あれもやらなきゃこれもやらなきゃと一人で気に病んでいきます。休日も休んでいるようで休んでいない感じです。ずっと休み明けの仕事のことが頭に残ってしまうタイプです。

肩の力を抜きなさいと、何度母親に言われたかはわかりません。でも、肩の力なんて抜けませんでした。顧客からかかってくる催促の電話が怖くて全身でストレスを浴びていました。

抱えきれない業務量の中で、毎日120%で働いてすべて誠実にこなそうとしていました。

今では、自分が壊れてしまう前に周りのことは関係なく逃げた方がいいとも思うようになりました。下記記事でも書いています。

業務量が落ち着いた今だから思うこと

画像2

先も見えず、がむしゃらに働いていましたが、関わっているプロジェクトが一段落すると自分の業務量は落ち着いていきました。今では、丁度いい業務量の中で仕事をすることが出来ています。

予期せずコロナウィルスの影響で外出自粛となり、基本的に在宅勤務となったことによって周りで働く人たちの目がなくなると、感じすぎていた責任も少し軽くなったように思います。

もし、今業務量が多すぎてストレスが多く、消えたい・死にたいと感じてしまっているなら、業務量が落ち着くタイミングがあるかどうか確認してみた方が良いです。

業務量が落ち着くタイミングがあるなら、そこまで頑張れるのか考えてみて、頑張れないならやはり上司に相談する必要があると思います。

上司にこれ以上頑張れないなんて言ったら、自分が出来ない人だと思われそうとかガッカリされてしまうといった感情がよぎるかもしれません。わかります。でも、意外と上司はそうは思わないかもしれません。

業務量が多過ぎると直訴されても自分のことを省みず、根性論で引き続き働かせる上司はそもそも微妙だと思います。そのような上司の下で働いているなら部署異動や転職を検討した方がいいです。

幸せな国フィンランドから学ぶところもあります。下記記事でも書いています。

もし、業務量が落ち着くタイミングが見えない時も同様で、部署異動や転職を検討した方がいいと考えます。

精神的に体調を崩したら、元の健康な状態に戻るまで本当に大変です。自分のことを大切にしないと顧客のこともチームメンバーのことも結局大切に出来ません。騙されたと思って、自分のこと、大切にしてあげてみてください。

頑張りすぎなくてもいい環境を探そう

画像3

頑張りすぎる人にとって、自分がマイペースで働いてもいい環境を探すことはとても大切なことだと思っています。

どうしても周りのことが気になって頑張りすぎてしまうので、周りに人がいない在宅勤務が出来る会社だったり、フリーランス、自営業などは普通の会社員よりも比較的マイペースで働くことが出来ます。

僕は、在宅勤務を実際にやってみてかなりストレスが減ることを実感しています。同じ業務量なら、30〜40%程度在宅勤務の方がストレスが少ないなと感じています。

それから、ルーチンワークで毎日やることが決まっている仕事なんかもいいと思います。収入は比較的少ないかもしれませんが、頑張りすぎる人のストレスを減らすことが出来ます。

毎日やることが決まっていれば、突発的な割り込みによるストレスも少なく、出勤前も今日もAの仕事を頑張るかーといった感じで刺激の予測が立てられます。

ストレスがかかる出来事が予測出来ないというのもストレスなので、毎日決まった業務をこなす仕事は、頑張りすぎる人にとっては向いていると思うんです。

運転が得意な人はトラックの運転手さん、掃除が得意な人は掃除をする人、単純作業が得意な人は倉庫での軽作業など、これらの仕事は頑張りすぎる人に向いた仕事だと考えています。

ぜひ、ストレスが少ない職場環境に行き着いてほしいと思います。僕もよりストレスが少ない環境を求めて、道半ばです。

僕は転職を2回していて実感していますが、しっくり感とともに決断をしていくのが良いです。これからもそうしていきます。下記記事でも書いています。

おわりに

今回は、頑張りすぎるの、もう限界。というテーマで書いてきました。

本当は、自分一人が頑張りすぎなくても世の中は回っていくので頑張りすぎなくてもいいというのはわかっているはずなんですよね。

でも、どうしても頑張りすぎてしまう。これはなかなか直らない気質に近いものがあると思います。

環境を変えるといってもそう簡単に変えられるものではないし、環境を変えた先の方がストレスの多い暮らしが待っているかもしれないと思うと、なかなか環境を変えるための一歩も踏み出せないものですよね。

そんな時は、一旦辞めてみるというのもありだと思うんです。

一旦辞めて、家でしっかり休んで、そろそろ次の環境を探そうかなと動き出すのもいいと思います。正社員じゃなきゃダメとかもありません。

アルバイトでもなんでも、この世に生を受けたことを受け入れて、自立して生きていっているのなら、それだけで素晴らしいと思います。

くれぐれも頑張りすぎないでいきましょう。自立して毎日を暮らしている自分を労わりながら、より頑張りすぎなくてもいい自分に合った環境に巡り合えますように祈っています。

それではー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?