雨宮真水
文章(詩・散文)置き場
世界の終りと平成ノート・ワンダーランド|平成最後の五月雨が降る日、僕らは遺書みたいに濡れて空を見る。これは、僕らが書く交換日記だ。|ツイッターの文章書き達がnoteで描く珠玉のエッセイ集|#交換エッセイ集
気の向くままの雑記帳
お菓子作りに関わるあれこれ
七行の詩。七線譜と呼んでいます
眠りながら聞いていた歌声が 誰のものかを思い出せない ラムネ瓶から取り出したビー玉にはヒビ…
気がつけば今年も終わろうとしている。 最後に更新した日付を見てささやかに戦慄した。こんな…
あまり、積極的な姿勢で呼吸をしているのではないことをなんとなく感じている。 ほんのりと在…
以前、名前についての記事をふたつ書いた。 本名についてと、筆名について。 これでみっつめに…
「わたしはあなたを知っていますか」 静かな目と声で尋ねられれば からだの中心を針が抜けて…
祈るためのかたち かさついたてのひらに いくつかの棘が立つのを かなしく眺めた つくられた…
お菓子作りは好きなことのひとつ。 市販の、きちんと整えられた味わいや見た目のものを買って…
三拍子の羊が鳴いている 甘やかだからといって 抱きしめてはならない ひとすじの夢路のほつれ…
揺らされた水面の くりかえし くりかえす 波紋から届くうたごえ 雨の降る午後 今日は明るいと…
誰もが透きとおっている あまりにも傾いた床の上に 散らかされた花びらの匂い 約束を刻んだも…
囁かれるばかりの 誰かの泣いている声を そっとてのひらでつつみ 雪の下に埋めた 戸惑いを隠す…
思考は、少なからず想像力で補われている行為なのだと思う。その範囲やいろ・かたちが異なって…
耳をふさぐばかりでいる あなたはもう詩を語らない。 月の裏側に隠したものが 消えるのを待ち…
よく透けた爪先 波紋が広がるアスファルトに 冷えた音だけを残す いつもの帰り道のように 振り…
寝室の床につけた爪先から 花々が開いてゆく心地がする まだ世界が眠っていることを呼吸して …
おやつには、甘いものと飲み物を揃えたい。 緑茶には和菓子(個人的にはあんこを使ったものが…