雨宮真水

おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみ。

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記事一覧

うたかた

眠りながら聞いていた歌声が 誰のものかを思い出せない ラムネ瓶から取り出したビー玉にはヒビ…

雨宮真水
1年前
6

明かりを灯すために

気がつけば今年も終わろうとしている。 最後に更新した日付を見てささやかに戦慄した。こんな…

雨宮真水
2年前
1

なんでもない日

あまり、積極的な姿勢で呼吸をしているのではないことをなんとなく感じている。 ほんのりと在…

雨宮真水
2年前
3

(名前を呼んで)(これからも)

以前、名前についての記事をふたつ書いた。 本名についてと、筆名について。 これでみっつめに…

雨宮真水
3年前
1

読めない手紙

「わたしはあなたを知っていますか」 静かな目と声で尋ねられれば からだの中心を針が抜けて…

雨宮真水
3年前
6

勿忘人

祈るためのかたち かさついたてのひらに いくつかの棘が立つのを かなしく眺めた つくられた…

雨宮真水
3年前
4

おいしくて、うれしい、しあわせな、魔法。

お菓子作りは好きなことのひとつ。 市販の、きちんと整えられた味わいや見た目のものを買って…

雨宮真水
3年前
10

美しく破綻していく夜の隅で

三拍子の羊が鳴いている 甘やかだからといって 抱きしめてはならない ひとすじの夢路のほつれ…

雨宮真水
3年前
3

レインツリー

揺らされた水面の くりかえし くりかえす 波紋から届くうたごえ 雨の降る午後 今日は明るいと…

雨宮真水
3年前
2

誰もが透きとおっている

誰もが透きとおっている あまりにも傾いた床の上に 散らかされた花びらの匂い 約束を刻んだも…

雨宮真水
3年前
7

春を待つ

囁かれるばかりの 誰かの泣いている声を そっとてのひらでつつみ 雪の下に埋めた 戸惑いを隠す…

雨宮真水
3年前
3

想像する、こと。

思考は、少なからず想像力で補われている行為なのだと思う。その範囲やいろ・かたちが異なって…

雨宮真水
3年前

少女がめくる指先の季節に

耳をふさぐばかりでいる あなたはもう詩を語らない。 月の裏側に隠したものが 消えるのを待ち…

雨宮真水
3年前
6

透明な夢をなくしたようで

よく透けた爪先 波紋が広がるアスファルトに 冷えた音だけを残す いつもの帰り道のように 振り…

雨宮真水
3年前
4

沈んだ鯨

寝室の床につけた爪先から 花々が開いてゆく心地がする まだ世界が眠っていることを呼吸して …

雨宮真水
4年前
5

とある巣籠もりのおやつ時間

おやつには、甘いものと飲み物を揃えたい。 緑茶には和菓子(個人的にはあんこを使ったものが…

雨宮真水
4年前
6

うたかた

眠りながら聞いていた歌声が 誰のものかを思い出せない ラムネ瓶から取り出したビー玉にはヒビ…

雨宮真水
1年前
6

明かりを灯すために

気がつけば今年も終わろうとしている。 最後に更新した日付を見てささやかに戦慄した。こんな…

雨宮真水
2年前
1

なんでもない日

あまり、積極的な姿勢で呼吸をしているのではないことをなんとなく感じている。 ほんのりと在…

雨宮真水
2年前
3

(名前を呼んで)(これからも)

以前、名前についての記事をふたつ書いた。 本名についてと、筆名について。 これでみっつめに…

雨宮真水
3年前
1

読めない手紙

「わたしはあなたを知っていますか」 静かな目と声で尋ねられれば からだの中心を針が抜けて…

雨宮真水
3年前
6

勿忘人

祈るためのかたち かさついたてのひらに いくつかの棘が立つのを かなしく眺めた つくられた…

雨宮真水
3年前
4

おいしくて、うれしい、しあわせな、魔法。

お菓子作りは好きなことのひとつ。 市販の、きちんと整えられた味わいや見た目のものを買って…

雨宮真水
3年前
10

美しく破綻していく夜の隅で

三拍子の羊が鳴いている 甘やかだからといって 抱きしめてはならない ひとすじの夢路のほつれ…

雨宮真水
3年前
3

レインツリー

揺らされた水面の くりかえし くりかえす 波紋から届くうたごえ 雨の降る午後 今日は明るいと…

雨宮真水
3年前
2

誰もが透きとおっている

誰もが透きとおっている あまりにも傾いた床の上に 散らかされた花びらの匂い 約束を刻んだも…

雨宮真水
3年前
7

春を待つ

囁かれるばかりの 誰かの泣いている声を そっとてのひらでつつみ 雪の下に埋めた 戸惑いを隠す…

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3年前
3

想像する、こと。

思考は、少なからず想像力で補われている行為なのだと思う。その範囲やいろ・かたちが異なって…

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3年前

少女がめくる指先の季節に

耳をふさぐばかりでいる あなたはもう詩を語らない。 月の裏側に隠したものが 消えるのを待ち…

雨宮真水
3年前
6

透明な夢をなくしたようで

よく透けた爪先 波紋が広がるアスファルトに 冷えた音だけを残す いつもの帰り道のように 振り…

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3年前
4

沈んだ鯨

寝室の床につけた爪先から 花々が開いてゆく心地がする まだ世界が眠っていることを呼吸して …

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4年前
5

とある巣籠もりのおやつ時間

おやつには、甘いものと飲み物を揃えたい。 緑茶には和菓子(個人的にはあんこを使ったものが…

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4年前
6