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我思ふ Pt.139 過去の古傷〜少しスモーキングブレイクを

遂に私は美結と会う事ができました。

皆さん、大丈夫ですか?
飽きてません?
まぁ皆さんが飽きても私が書きたいから勝手に書きます。

さて、美結という人間、恐ろしくないですか?
男女の差はあれど、私が高校一年生の時どのような思考で、何をしていたかって思い返してみると、自分のガキさ加減に思わず額をペシッと叩いてしまう。

とても言い方がアレですが、美結の様々な言動は一流の娼婦のそれです。
あ、いや、これ褒めてます。
一体何を、どのようにして美結が作られたのかと。

美結の魅力的な言動は盛っていません。
これは驚くべき事だと私は思う。
何が美結をこうしたのだろうか。

本?音楽?その他メディア?…病気?
何の影響かは分からないが、田舎町の田舎娘の中にこれほどの逸材が存在するとは…いや、何の逸材かはあえて言わないけど…。

先述の通り、私が今までお付き合いした女性は三人。
美結の前にお付き合いした女性も歳下、そして美結も歳下である。
んで、妻は同い年である。

こう言っちゃあなんだが、美結が一番「女優」だったのではなかろうか。
そう、「女優」である。
男を手玉にとる「女優」だ。
全ての所作が男を魅了するものに仕上がっている。
それはそういう職業であれば一流なのだろうが、やはりお付き合いとなると話が変わってくる。
段々とその重厚感が増していき、相手を潰してしまう結果となるだろう。

うん、美結は女優だったな。

一人目・かわいいは正義☆のアイドル

二人目(美結)・あざといは武器★の女優

三人目(妻)・実直こそ必殺✰の職人

↑こうして見ると面白いな。

まぁ結局アレですよ、結婚するってなると「演じていない」女に男は惹かれるわけですよ、きっとね。

「演じていない」事が魅力としてとらえる事ができる男と、「演じていない女」が出会う事が結婚に結びついていくのではないだろうか。

どうでもいいけどね。

あぁ…あれから二十四年、美結も四十歳近いわけだ。

どんな女になっているのだろう。

意外とめちゃくちゃいいママになっているのかもしれんな。

いや、そうであってほしいものよ。

さて、物語はいよいよ、終盤へと差し掛かります。

結局この物語で筆者が言いたい事とはなんなんでしょうかね。
最後までお付き合い下さい。


以上、スモーキングブレイクは終了です。
引き続き本編をお楽しみ下さい。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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