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死印【ゲームレビュー】
評価
★★★★☆
ストーリー
東京都の郊外都市であるH市には、奇妙な噂話が広がっていた。
突如、体に謎の痣が刻まれ、原因不明の死を遂げるというものだ。
実際、この街では人が謎の不審死を遂げる怪奇事件が発生していた。
記憶を失った主人公は、唯一覚えていた「九条サヤに会う」という目的のために九条館に訪れるが、そこで彼女の遺体を発見する。
主人公は亡くなった九条に代わり、館で出会った生ける西洋人形メリイと共に、九条館に訪れてきた人たちを助けようと活動する。
概要
2017年にエクスペリエンスから発売されたホラーアドベンチャーゲームです。
ノベルパートだけでなく、ステージ探索や時限性の選択肢、怪異との対決パートが存在することが特徴です。
感想
全編通してしっかりとホラーをやっていて楽しめました。
スタンダードなテキストアドベンチャー+DRPGって感じのゲームです。
基本的なゲームの流れは、館でイベント発生→現場に移動→探索して情報収集や謎解き→怪異と対決、といった感じです。
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このゲームの特徴の1つに、選択肢を間違えると即死するデッドリーチョイスがあるけど、死んでもイベント発生直前からコンテニューができるので、想像よりスムーズにプレイできました。
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一番の山場の怪異との対決は、シンプルなコマンド選択式ではあるけど、これまでの探索で収集した情報をもとに戦う展開は熱いものがありました。
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ちなみに、各話に1枚は際どいイラストが用意されてるけど、ストーリーはいたって真面目なホラーでそういった要素は一切ないです。
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気になったのは細かいけど、自分はPS5でプレイしたからか、グラフィックがチラついたり、意味不明な場面で関係ないSEが鳴るバグがあったのと、重要な山場でもない極一部のセリフだけにボイスが付いてて違和感があったことかな。
あとはゲームシステムになんの関係もないステータスの存在とか、主人公の容姿を数種類のうちから選べるんだけど、一枚絵でその容姿が反映されてるわけでもないとか、色々。
まあ、本編の面白さに影響するようなものじゃないので、どうでも言いといえばいいんだけど。
総評としては、シリーズ作品の「NG」、「死嚙」もいずれやりたいと思える面白さでした。
ストーリーよし、ビジュアルよしでホラー好きなら楽しめるはず。
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