見出し画像

【読書感想】『ぼくおかあさんのこと…』



「うさぎの男の子が語る、お母さんへのちょっぴり不満と大きな愛の物語」




著者:酒井 駒子
出版社:文渓堂



👀 読書感想 👀


この本は、うさぎの「ぼく」が、お母さんに対するいろんな気持ちを正直に語る物語です。

「ぼく」は、お母さんが時々怒ったり、自分のことをあまりかまってくれなかったりすると、少し寂しくなってしまうんです。

でも、最後にはお母さんがやっぱり大好きだと感じることができるんですね。



この本を読んで、私も「ぼく」の気持ちに寄り添いながら、子どもたちのことをもっと大切にしなきゃいけないなって感じました。

お母さんって、いつも家のことや仕事で忙しくて、つい子どものことが後回しになってしまうことがありますよね。

でも、「ぼく」が感じたような、ちょっとした寂しさや不安を、子どもたちも感じているのかもしれません。

そう思うと、もっと優しくしてあげたいなって思うんです。



この物語を読んでいると、親と子どもの関係はまるで大きな木とその木陰で休む小さな動物みたいだなって感じました。

大きな木は、いつもそばにいて守ってくれているけれど、時にはその影がちょっと暗く感じることもあるかもしれません。

でも、その木がいなければ、動物たちは安心して過ごすことができないんですよね。

お母さんも、そんな大きな木みたいに、子どもたちにとってはなくてはならない存在なんだなと改めて思いました。



「ぼく」が「お母さんと結婚できない」と言われたときの悲しい気持ちには、私も胸が痛くなりました。

子どもって、本当にお母さんが大好きで、できることならずっと一緒にいたいって思っているんですよね。

私も、「ママと結婚したい」って言われたとき、その言葉にこめられた深い愛情を感じて、とても温かい気持ちになったことを思い出しました。



でも、物語の最後で「ぼく」がやっぱりお母さんが大好きだって気づいてくれるシーンでは、ほっとすると同時に心がじんわりと温かくなりました。

お母さんがどんなに忙しくて、時には厳しくなってしまったとしても、子どもたちはお母さんを心から愛してくれているんですね。

そのことをこの本が優しく教えてくれました。



うさぎの「ぼく」の表情や動きは、まるで自分の子どもたちを見ているようで、読みながら自然と微笑んでしまいました。

うさぎの「ぼく」が大好きなお母さんのことを考えながら、少しずつ気持ちが変わっていく様子がとても愛らしくて、私自身もその気持ちにそっと寄り添いたくなりました。



この本を読んで、もっと子どもたちの気持ちに寄り添ってあげようと思いました。

忙しい毎日の中でも、子どもたちと一緒に過ごす時間を大切にして、その小さな声に耳を傾けていきたいです。

そして、何よりも、子どもたちが私を愛してくれていることに感謝しながら、これからもたくさんの幸せな思い出を作っていきたいと思います。


 この感想文を書きながら、忙しい日々の中でつい見落としてしまいがちな子どもたちの小さな声に、もっと耳を傾けなければと感じました。親としての役割は、大きな木のように子どもたちを守り支えること。でも、その木陰が広がりすぎないように、彼らが自由に成長できる空間も大切にしたいと思います。






付録:その他のおすすめ感想文



#読書感想 #読書 #本 #あらすじ #児童書 #絵本
#ぼくおかあさんのこと   #酒井駒子 #文渓堂
#アマゾンアソシエイト #PR #広告



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?