5月の大型連休はどうなる？USJの変動入場料制！
昨年から告知していたユニバーサルスタジオジャパン（USJ）の変動入場料制が1月10日からスタートしました。
今のところ過去の混雑状況から割り出した時期による価格変動制で、時間による変動制ではないようです。
ホテル料金や航空チケット、新幹線など繁忙期に料金を通常より上げることは、もう当たり前になりましたが、日本のテーマパークでは初めてですね。
海外のディズニーランドでは、「ピーク（＝繁忙期）」「レギュラー（＝通常料金）」「バリュー（＝閑散期）」というように、時期によって価格が変わるところもありますが、日本の東京ディズニーランド、東京ディズニーシーは繁忙期である春休みやゴールデンウィークに行っても、閑散期の冬季に行っても、いつでも同じ価格で入場できます。
入場者数が少ない場合でも、売上を上げるためにかかる原価はあまり変わらないので、入場者が平準化されるだけでも効果がありそうです。
スポーツ観戦ではこの価格変動制を取り入れて、売上を伸ばしている企業もあり、成果が注目されます。
「定価」という言葉はもう死語のようなものですが、人によって価値が違うものでも同じ価格で販売する時代から、それぞれの価値に合わせた価格にするようになってきたのは、やはり自分にとっての価値は何かとそれに対する対価はいくらが妥当なのかを意識するようになってきたからだと感じます。
USJは2007年、マザーズ市場に上場したのですが、2009年にはゴーイングプライベートして非上場会社になりました。今は世界中のユニバーサル・スタジオと同様にユニバーサル・パークス&リゾーツの傘下になっています。
一方のテーマパークの雄である東京ディズニーランドはオリエンタルランドという名前で上場しています。
京成電鉄、三井不動産、千葉県などが大株主ですね。オリエンタルランドの株主優待は「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」どちらかのパークで利用可能な1デーパスポートがもらえるので、常に人気上位となっています。
東京ディズニーランドでは映画「美女と野獣」の世界観を体感できる新しいエリアなどを建設中。東京ディズニーシーも先日新しいアトラクション「ソアリン：ファンタスティック・フライト」を今年の夏にオープンすると発表しました。
これを受けて、チケット料金が値上げされるのでは？と、私はちょっと心配しています。
今の「1デーパスポート」は大人が7,400円。
USJは今までは一律大人7,900円でしたが、今回の変動入場料制導入後、大人の「1デイ・スタジオ・パス」は7,400円から8,700円の間の価格となります。
東京のディズニーリゾートの「1デーパスポート」も、7,900円くらいに値上げするのでは？と私は予想してます。笑。
東京ディズニーシーにオープンする新アトラクション「ソアリン」は、上海やカリフォルニア、フロリアのディズニーパークにも導入されている人気のアトラクションです。
アメリカのソアリンはパラグライダーで空を飛ぶような体験ですが、上海のソアリンはコンドルになって空を飛ぶという体験で、「ソアリン」は各地でストーリーやコンセプトが違うアトラクションでファンも多いです。
私は昨年上海ディズニーランドで「ソアリン」を体験したのですが、コンドルの気分、味わえましたよ！
さて、日本の「ソアリン」はどうなるでしょうか？！
USJ、東京ディズニーリゾート共に、注目です！
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