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身近な人ばかりでなく、外部の人との交流が大事なこともある

職場の人でもなく、友達でも知人でも家族でもない外部の人と話す機会がこのコロナ禍で極端に減ったように思う。

ここでいう外部の人とは、美容院、飲食店、銭湯、喫茶店などのお店の店員の方であったり、そこで出会ったお客さんとかを指して、身近でいつも接している人たちではない。

たまに会って話すと楽しい。
コロナ禍になってメールやLINEでメッセージを送ることはあっても、以前よりも誰かと面と向かって会話をする機会が確実に減ったと思った。
以前のように気軽に友人とご飯に食べに行くのも憚られるし、ましてや飲食店や喫茶店などの場所に行くことも感染のことが気になって気軽に行けなくなってしまった。

会話をすると言っても、職場の人か家族や一部の友人とばかりしか話す機会がなく、話す内容も限られてきて、だんだんと新鮮味に欠けてくる。
誰か話す人がいるだけでも十分だと言われるかもしれないけど、本音とか自分の心の中の奥底に閉じ込めている思いを口に出せないのは精神的なダメージがじわりじわりと押し寄せてくるものだ。

日記を書いたり、紙に書き殴ってみたりしたけど声に出さないと何か満たされない。

コロナ禍になる前は、ストレスが溜まったら仕事終わりにでも1人でカラオケに行ったものだ。
いまやカラオケに行くことだって、飛沫がとんで感染リスクが上がるからといって憚られる。
まだワクチンだって打てていないし、変異株が次々と出てきているなか新型コロナウイルスにも感染したくないし。

そんな時に外部の人と話す機会がちょっとでもあれば、普段は職場の人や友人にも言えない思いや愚痴であったり自分のひそかな趣味の話などを聞いてもらえたりするから、嬉しくなってついあれこれ話してしまう。

先日は半年ぶりに美容院へ髪を切りに行ったけれど、美容師さんとか久々に外部の人と話す機会があって、職場への愚痴だとかあれこれ要らないことまで話してしまった。
まあ、美容師さんがこちらが話しやすいように気持ちよく相槌を打ってくださったのも、余計に話し込んでしまった原因の一つだろうが。
お店の人も商売だから、またお店に来てもらえるようにこっちが心地よく感じる対応をしていただけだろうけど、
他人だからこそ身近な人には話せない不満や悩みを気兼ねなく話せることだってある。

コロナ禍になって、そういう誰か外部の人と交流する機会というのは結構貴重だったんだなとあらためて気づいた。

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