2人の母ちゃんとお兄ちゃん
社員紹介、正に今の私が「聞いて!」と思って伝えたい独り言ではないか・・・!
実家を離れて、初めて社会人として仕事をして。
「この人達無しではやっていけない!」
と思う、職場の母ちゃんとお兄ちゃんの紹介をしていきたいと思います。
母ちゃん①
①って、ちょいと失礼な表現だな、と思いつつ、1人目の職場母ちゃんについての紹介を。
新人の頃から、いや、入社前の研修の段階から今に至るまで、ずっと面倒を見てきてくれていた先輩。
実際に4人のお子さんを育て上げ、今では2人の孫にも恵まれた、本当のお母さん。
ここで「母ちゃん」と表現するのは、この人にしっくり来るのがその表現だからである。(肝っ玉母ちゃんって感じ)
何事にも動じない、どんな時にも的確なアドバイスをしてくれる。
そんな母ちゃんを、母ちゃんだ!と認識したきっかけは、その母ちゃん気質の他にもあって。
「娘みたいな年頃だし、本当に娘みたいだと思ってるんだよ」
この人と仕事できてよかった!娘のように思ってくれてありがとうございます!
たまたま私と相性が良かっただけかも知れないし、もしかしたら上部だけで、私の片思いかも知れないけれど。
それでも、ここでこの人に認められていると言うことが嬉しくて、自信に繋がったのを覚えている。
こんなふうに仕事が出来たらな、こんな人になれたらな、と思う存在に、そんな言葉を掛けられたら。
嬉しくて飛ぶぞ。
母ちゃん②
こっちの母ちゃんは、コロコロ笑う人で、本当に笑顔が絶えない。
①の肝っ玉母ちゃんとは違って、ヤンチャでお茶目な所があるから、お母さんってよりも母ちゃんって言葉が似合う人。
思った事をはっきりと口にする人で、中には苦手な人もいるかもなぁってタイプ。
この人もとっても仕事が出来て、的確なアドバイスをしてくれる。
障害福祉の仕事をしているのだけど、本当に利用者の事を第一に考えられる人。
どんな仕事でも「お客さん第一」なのはわかっているし、絶対に意識しなければならない事。
しかしながら、常にそれが出来ているのかと問われれば、答えはNOだ。
だって、いっぱいいっぱいなんだもの。そう言うこともあるじゃないか。
でも、母ちゃんは殆ど無意識的に、それが出来ている気がする。
本人じゃないからわからないけれど、多分。見た感じはそんな気がする。
この母ちゃんのことも大好きで、夜勤の日には差し入れをくれて、困った時にはすぐに間に入ってくれる。
この人の発言で、何度も助けられた。
職場の人間関係は円滑で、そう言う意味で困ったことなんて殆ど無いに等しい。
でも、それもこんなに気さくな母ちゃんがいてくれるからだなぁと、しみじみ思う今日この頃。
「私、丁度同じくらいの娘と、お兄ちゃんがいるんだ〜!」
この発言から、尊敬している先輩を「お兄ちゃん」と呼ぶことになったのだった・・・
お兄ちゃん
このお兄ちゃん、前々から二人のことを母ちゃん呼んでいた。
4歳上で、とっても仕事のできるお兄さん。
この人も、思ったことはいうタイプ。そこがとっても好き。
②の母ちゃんと似ている感じがする。
仕事ができるから、周りからもすごく頼られている。
でも、それでストレスを溜めやすくて、時々体調を崩したり。
見た目は少し怖くて、背も高いけど、実はとっても繊細な人。
②の母ちゃんの「私、丁度同じくらいの娘と、お兄ちゃんがいるんだ〜!」発言以降、私のことを「妹よ」と呼ぶようになった。
最初は、妹なんて恐れ多いと思っていたけど、今では本当のお兄ちゃんみたい。
仕事終わりに約束をして、帰ってから一緒にあつ森やったり・・・(ひたすら駄弁って釣りとかしてる)
仕事でも、至らない時にはフォロー、悩んでいたら相談と、本当に人のことをよく見ていて、自分から手を差し伸べてくれるタイプの人。
このお兄ちゃんの言葉で、どれだけ仕事に前向きになれたかわからない。
母ちゃんたちに次ぐくらい、尊敬する人を聞かれたら名前を出したい。
初めての社会人経験
同級生や同期は、初めての社会人生活で戸惑ったり、悩んだり、中には仕事を辞めてしまったり。
決して良いスタートとは言えない状況の人達も多い。
そんな中で、自分は何て恵まれているんだろうか、と思う時がある。
2人の母ちゃんとお兄ちゃんは、勝手に私の自慢の存在になっていた。
逆に、初めての仕事で恵まれ過ぎていることを怖くも思う。
だってバランス悪いじゃ無いか。何不自由ない社会人生活。
これから異動や転職の機会があったら、これ以上の関係を築けないのではないか。今が恵まれ過ぎていて、神様が「幸と不幸のバランス悪いな」って思ったら、次はどん底かも知れない。
とは言え、まだ3年目目前。経験値皆無なのだから、長い長いこれからの人生に期待するのも悪くない。
今を大切にしながら、将来の糧としようではないか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。