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自分の「好き」を言葉にすることが難しかった、あの頃。
やりたい気持ちは、嘘じゃない。でも、始めたい気持ちが私を動かす。
https://note.mu/starry_not/n/n468d2e7ff561
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<昨日の記事のアナザーストーリーとして、お読みください>
思えば、学生時代、やりたいことは我慢してきた人生だった。
だって、私は貧乏だったから。
だからこの監獄のような家を出たら、必死に働いて、お金には困らない生活をしたかった。
だから、こっそり絵を描き、こっそり文章を綴る毎日だった。
その時間だけが、私が私であることを許されている時間で、なんだか私の居場所がある気がした。
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欲しいものがあったとして、それが手に入ることはない。こっそりとおばあちゃんからもらったお小遣いを貯めて、好きな漫画やCDを買った。
そして、家には持って帰れないからと、おばあちゃんの家に隠してあった。
両親は、私が何かにハマること、好きになる物事全てを嫌がり、否定するような人たちだった。
だから、自然と好きなものを隠すようになり、やりたいことも我慢するようになったのだ。
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いつか、自分の好きなように使えるお金があったなら、私はやりたいこと、欲しいものは、なるべく手に入れたい。と考えるようになった。
他の人に否定されたとしても、それは叶えるべきだ。
「私が頑張って貯めたお金なんだから、良くない?」と、自信を持って、胸を張って言えるように。
好きなものくらい、自分で守れるように。強くなろう。
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これは、私が高校生の頃に思っていたことだ。両親が自慢できるような子として頑張ってきたけれど、結局私ってどうなの?と自問自答ばかり繰り返してばかりいた。
自分の決めた進路へ旅立つ人が羨ましかった。応援してくれる人がいるというのは、こんなにも輝いているのだと悲しかった。
大人になったら、誰にも干渉されずに好きなことだけはやりたいと思っていた。
あの頃の私の誓いを裏切らないように、やりたい衝動、欲しい衝動は、自分のためにも叶えていきたい。
お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。