Kei Nakamura

3児の父です。中学校体育教師やってます。教師なのに教師らしくないと言われ、部活動よりも…

Kei Nakamura

3児の父です。中学校体育教師やってます。教師なのに教師らしくないと言われ、部活動よりも子育てに夢中。ヨガとDIYと料理と掃除が今の趣味であり、日課。子育てや学校のことやスポーツに関連したことを綴っていければなぁと思ってます。

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”とにかく子供たちをしっかりと「ハグ」してあげて欲しい”

かなり前ですが、ACジャパンのCMだったと記憶してますがこんなセリフがありました。 「抱きしめるという会話」 愛着障害という言葉があります。 これは親から、子どもにとって正しい愛情をもらうことができていない結果として起こる障害です。 発達障害と混合しがちですが、愛着障害が発達障害を引き起こしているとさえ言われています。 子育ては親に取って責任重大な作業?仕事?取り組み?です。 そのプレッシャーは計り知れなく、ノイローゼになるほど追い込まれることも。 子どものこと

    • 「大事なのは今日の結果ではなく、明日子供がどんなプレー(行動)をするのか楽しみにすること」

      ①「まだできないんじゃない?」(職場の打ち合わせで、新入生に対して) ②「そうか、これくらいはできるのかー」(ウチの嫁さん) 上記①と②に共通する発言者の考えや気持ちがお分かりだろうか。 それは「子ども(生徒)に任せた(やらせた)ことがない」ということ。 なぜか? 「できないだろう」というある意味先入観があるからだと考えます。 その考えそのものが悪いとか間違っているとは思わない。 誰だって、うまくいかないことがわかっていることをさせることはしたくないし、言葉は悪

      • 子育ては横の繋がりも大切

        本屋で見つけた。 汐見稔幸先生 6年前、大学院生時代に知った保育界のリーダー的存在、だと思ってる😅 教育者だけど、保育の勉強を独学で始めた。 長年、中学生を相手にしていると「遅い」と思うことが多々ある。 もっと早い段階でもっと子どもの特性や個性を理解した上で関わってこれなかったのかな、と。 もちろん、言うは易し、ですけどね。 その実感があるから、就学前の関わり方は大切だと思い、その経験を活かすために勉強を始めた。 私は保健体育科の人間なので運動以外はよくわから

        • 三つ子の魂百までって本当に大切だと思う

          来年度の特別支援学級で使う教材を探しに本屋へ行った。 公文式とかZ会とかいろいろあったけど、来年度の生徒の様子を観て決めようと思い直し、特別支援学級の分野の本棚へ移動。 読みたいなあ読まなアカンやつやろなあといろいろ物色してたら、隣の本棚に見たことのあるお名前を発見。 汐見稔幸先生 大学院生だった6年前、体育の研究をしに行ったはずなのに気がつけば幼児教育コースのゼミ室に入り浸り、授業もたくさん履修し、先生方とも仲良くさせてもらっていた時に拝読したことがある。 とても

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        ”とにかく子供たちをしっかりと「ハグ」してあげて欲しい”

          テレビ観戦の楽しみ方。あれもこれもするので頭がたまに混乱する笑

          W杯予選が始まっている。 昨日は北朝鮮戦で、前半5分くらいでチャンネルを合わせたので得点シーンは観られなかった。 あ、サッカーの話です。 最近ハマっているのが、テレビをつける、Youtubeでライブ配信で音声聴く、X(旧ツイッター)でらいかーるとさんのつぶやきを観ながら、自分もつぶやくこと。 何が面白いって、自分の考えの答え合わせができること、識者の意見を見て聞いて勉強すること、自分のつぶやきを読んでくれた数が増えること。 無駄な力の使い方をしているかもしれないが、な

          テレビ観戦の楽しみ方。あれもこれもするので頭がたまに混乱する笑

          指導者という言葉に惑わされないで。ただの同じ人間です。

          「スポーツ指導 性加害 警鐘」 バスケコーチの元校長実刑 おいおい、来たよ、来ちゃったよ。 実刑。 ついにここまで。 いままでにも実刑があったのかどうかは、情けないですが知りません。 これだけ虐待、暴言等々言われてきている時代にまだ時代錯誤なことをやっている教師がいるとは信じられない。 教育に携わる人間として恥ずかしい限り。 でも、記事を読む限り保護者も容認?黙認?していたみたいである。 指導の一環とか、コーチは昔の人だからとか、いろいろ言っていたみたいだが、

          指導者という言葉に惑わされないで。ただの同じ人間です。

          こどものやりたいことをできるだけやらしてやりたいからなあ。

          1999年1月10日土曜日 関空からオーストラリアのブリスベンに渡豪した私。 1年間のワーキングホリデービザを使ったいわゆるワーホリ生活が始まった。 オートバイを向こうで購入して、ライダーとしてキャンプ用品を積んで、ひたすら走る、走る、走る。 なんだかんだあってニュージーランドで一週間過ごした後帰国。 同年12月1日成田。 大学を2年休学して、1年目はバイトで費用を貯め、2年目は渡豪してワーホリ生活。 何よりも両親がそれを許してくれたことに感謝している。 子ど

          こどものやりたいことをできるだけやらしてやりたいからなあ。

          子ども会のメリットって?

          同じ町のママ友から「子ども会を退会した」と連絡があった。 昨夜はそれを酒の肴にして、嫁さんとあーだこーだと議論。 結局「退会理由は親の都合」という結論になった。 そのママはすべてにおいて理論立てて考え、話す。 それが良いように作用することもあればそうでないときもあったり、振れ幅が大きいママ。 個人的にはそんなところが大好きで、それそれの第1子が保育園~小学校が同じということもあり家族ぐるみでお付き合いをさせてもらってる。 子ども会の存続も含め、同じ町役員なのであー

          子ども会のメリットって?

          家族の出来事は結局しゃーないの一言で片付いてしまう

          今日は次女の卒園式。 これを書いているのが10時ちょいすぎ。 10時開式。 もう始まってます。 このブログを書いている私は自宅で長男(年小)のお守り。 実は先週15日(水)に次女がインフルエンザを発症し、自宅待機。 卒園式は大丈夫かーと思っていたのもつかの間、18日(土)に私(父)と長女(小3)が発症。 回復した20日(月)に長男が発症。 卒園式、終わった・・・・。。。_| ̄|○ これで私は欠席確定。 次女の入園式を欠席した(私自身の大学院の入学式に出席し

          家族の出来事は結局しゃーないの一言で片付いてしまう

          特別支援教育は小中の連携が重要になる!

          「高卒」について以前書きました。 今回も少し。 来年度入学してくる母子が見学に来られました。 授業の様子等を知りたいのかな?とか、めっちゃ質問されるかな?とかかなり身構えて対応したのですが、まったく話をされなくてどうしたもんかと (^-^; 私が話を振るとお母さんと娘さんが会話をし、それで終了。 返事らしきものがなく、また声が小さくて聞こえない(;^_^A どうしたもんか(^-^; その中でも聞こえてきたのが、「わからなかったら塾に行かなあかんな」「みんなと一緒

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          長女の病気のことを同級生に話してきました

          小学校へ行ってきました。 長女(3年生)のことで。 といってもクレーム等ではありません。 長女の病気のこと。 長女は先天性の血管の病気を持っています。 血管腫(けっかんしゅ)。 血管が通常よりも多いか太いかが原因で、その部位は血管が浮き出し赤い大きなあざがみられ、過剰に成長してしまう病気です。 調べてみると成長せずあざだけの人もいるようですが、長女は成長してしまうほう。 どっちにしても本人にとっては一生付き合っていかないといけないものであり、親からの大迷惑な贈

          長女の病気のことを同級生に話してきました

          高卒にこだわる特別支援学級の保護者の心理とは?

          特別支援学級在籍生徒の保護者の考えが変わってきていることについて以前少し触れたと思いますが、もうちょっと具体的にお話しします。 以下は、良いとか悪いとか正しいとか間違っているとかという話ではなく、事実と私の考えをお話しします。誰のことも批判・否定・批評しているわけではありませんので、あらかじめご了承ください。 「高卒がほしい」 入学して、いや入学する前から保護者の方は我々にそうおっしゃいます。 近隣の中学校の先生と話をしていても、やはりそう言われる方は増えてきたと。

          高卒にこだわる特別支援学級の保護者の心理とは?

          「異年齢の子らと群れて遊ぶ」ことで人間関係のストレスを軽減できるように!

          ここ2、3日の新聞の一面には「5類へ」という言葉が大きく取り上げられています。 私が大学院から復職したときは休校ど真ん中。 生徒全員で授業を行ったのは6月後半だったかな。 その年に入学した生徒は今年の春に卒業します。 結局中学3年間、マスクをしたまま終わります。 致し方ないとはいえなんか寂しいですね。 さて、大学院ではさまざまな考えを持った知識人と出会い、考え方が360度を何回回ったかというくらい変わりました。 ある意味別人になったと自覚して(後で過信・誤信だっ

          「異年齢の子らと群れて遊ぶ」ことで人間関係のストレスを軽減できるように!

          特別支援学級の進路と就職と高卒の難しさについて

          今日も当ブログを覗いていただいてありがとうございます。 年明けから2本挙げました。 閲覧数が自分の中ではバズりました!(使い方あってる?) 本当にありがとうございます! びっくりして友達に連絡したところ、ウチもブログ頑張ってるで!とスクショしてきた閲覧数は5000回超! いっしょにせんといて・・・(T0T) 彼女はリトミック教室や年配の方対象のピアノ教室等を立ち上げた実業家。しかも10年経ちます。 必ず当ブログにいいねをくれ、応援や叱咤激励をくれます。 そんな

          特別支援学級の進路と就職と高卒の難しさについて

          特別支援学級の生徒の進路について熱く語った新年会

          先日、中学校の同級生と3人で新年会をやりました。 元々饒舌なほうではない3人。最初はあまり語ることもなく、話してもあまり続かず、どうなるのかなあなんて他人事のように考えていました。 さすがにアルコールが入り、お腹も膨らんできたころには熱く熱く語り出しました。 一人は地元の夜間高校の教師。もう一人は製薬会社のMR。 話は発達障害を持つ生徒の進路について。 特別支援学級に在籍する生徒の進路が限られてきており、特に自閉情緒学級に在籍する生徒にとっては死活問題になってきてい

          特別支援学級の生徒の進路について熱く語った新年会

          良好な親子関係とその環境づくりを目指す中学校教師のお話

          あっという間に今年も5日が終わろうとしています。 皆さんはどんなお正月でしたか? 私はドイツの親戚が3年ぶりに帰省していたり、娘をこども病院に連れていったり、グータラしていた例年に比べると忙しかったかなという印象です。 かなり乱れた食を戻さないとあかんなあと心新たに包丁を持とうとしているようないないような。。。 さて、前回のブログで「なぜ中学校教師が幼児向けのボール遊び運動バルシューレを学びだしたか」ということに触れました。 今回はその理由をお話ししようと思います。

          良好な親子関係とその環境づくりを目指す中学校教師のお話