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時にカレーは世界を救う

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スパイスカレー研究部のなりたち、一平ちゃんカレーのこれまでを綴っています
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2019年1月の記事一覧

全員がリスペクトしあえる世界を

全員がリスペクトしあえる世界を

「みんなが主役になれる場所をつくりたい」
この想いが、真ん中にありました。カレーを一緒につくるイベントでは、上下も主従関係もない。みんな子どもに戻っているような感じ。それぞれができることを担うというよりも、率先して、役割を果たしていく。
得意なこと、好きなことで補い合う「おたがいさま」の関係づくり。
どうでもいい「権威」とか、「肩書き」とかを、解放したいんですよね。
それぞれの、すべての役割がすば

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好きなことを、なりわいに。

好きなことを、なりわいに。

仕事が利益を上げて、食べていくためのなりわいだとしたら、ふたつの会社で担保できていたので、カレーを仕事にしようという思いは、実はそこまでなくて。
結果的に、お金をいただいているので、客観的にみたら仕事ではあるけど、自分の感覚では、まだまだ一平ちゃんカレーの想いやコンセプトを広げる活動の途中で、たまたまお金をいただいているような状態です。

お金を稼ぐことと、好きなことを両立させる。カレー研究部もお

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ぽんちゃんのカレーと、変化。

ぽんちゃんのカレーと、変化。

2016年7月。
岡山県西粟倉村での仕事のため、乗り換えをしていた兵庫県の姫路に降り、ゲストハウス「ガハハハウス」にいたぽんちゃんという当時大学3回生の女の子と出会いました。

彼女はゲストハウスに住み込みで働いていました。
店主は、京子さん。ぽんちゃんにとって、お母さんのような存在だった。京子さんや商店街の人たちに、すごくよくしてもらっているから、商店街のために何かやりたい、という話を聞き、「カ

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