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好きなことを、なりわいに。

仕事が利益を上げて、食べていくためのなりわいだとしたら、ふたつの会社で担保できていたので、カレーを仕事にしようという思いは、実はそこまでなくて。
結果的に、お金をいただいているので、客観的にみたら仕事ではあるけど、自分の感覚では、まだまだ一平ちゃんカレーの想いやコンセプトを広げる活動の途中で、たまたまお金をいただいているような状態です。

お金を稼ぐことと、好きなことを両立させる。

カレー研究部もお金がいただけるようになり、多くの人が参加してもらえるようになりました。それは、好きで走っている僕と、ちゃんと役割が分かれて、運用する、お金にする、ということにパートナーがいたこと。
ひとりでも、やろうと思ったらできるかもしれないけれど、そこに熱量がない。嫌ではもちろんないけれど、ひとりで熱量を抱え込むのではなく、それぞれの役割を、ストレスなく全うするからこそ、相乗的に熱量が上がる。

ひとりで好きなことを仕事にすることはもちろんできる。でもそれ以上に、チームや仲間がいることで、さらに加速していく。
SNSを運用することが好きな人もいるかもしれないし、ものをつくることが好きな人も別にいて。みんな、ひとりでやるからうまくいかないことも、それぞれの役割をにぎりしめて、チームとしてやる。そうすれば、みんな好きなことが仕事にできるのではないかな、と思っています。

役割をにぎりしめて、に込めた想い。

今の世の中って、役割が違うだけなのに、序列や上下関係をつくりがち。
何かができるから、どっちが偉い、どっちが偉くない、という世の中になっている。だから、自分の役割に自信が持てなくて、生きづらそうな人がたくさんいる。みんな、よりよい人生を持てるはずなのに。

50年間きな粉をつくり続けている父の話
時代とともに大手の製粉会社が、スーパー並ぶ安くて大量生産しているものを買うユーザーさんがいる。一方で、自分の想いを反映させたきなこを楽しみにしてくれているユーザーさんがいる。
世の中は、安く早く提供してくれるところばかりに目がいきがちだが、そこも役割が違うだけだと思う。
「安く早くを求める人」と、
「時間がかかっても、こだわりのあるいいものを求める人」もいる。
時代や物流の変化のあおりでを受け、売り上げが伸びなくなっていくと、自分のつくったものはいらないのではないか、と思ってしまうこともあるけれど、そうじゃない。
家族経営の小さなきなこ屋は、大手メーカーに飲み込まれている現状に苦しんでいる。だけど、大手と同じような動きはできない。同じ土俵で戦うんじゃなくて、自分は自分のきなこをつくり続け、求めてくれるお客さんの手元に届くように。
役割というものを、自分の中で握りしめることができたら、ひとつずつの行程に意味をもって、仕事をつくっていける。そう思う。

本業のひとつだった人事制度のコンサルをして見えたこともある。
同じ組織のなかで、同じ方向を見ているはずなのに、役職がついているというだけでパワハラが起きたり、部下をモノ扱いする人が多い。
マネージャーという役割はあるけれど、そこに序列はないはずなんです。
人は、地位によって、簡単に変わってしまうんだということを目の当たりにすることもありました。

PRが上手な商品がある。見せ方がうまいと、よくわからないけど、すごそうに見える。
そこにある「コンセプトがいいものだから」広がっているならいいとは思うけど、中には見せかけだったりする商品も世の中には存在する。
世の中には、目立たないけれど、本当にいいものを作っていたり、持っている人たちがたくさんいる。
そこも、世間の当たり前にみると、序列をつけがち。
メディアで目に触れる機会が多かったり、SNSでバズったりしている方が当然すごそうに見える。話題になって、盛り上がっている方がすごい商品、すごい地域なんだろうな、と人は思いがち。
でも、そうじゃない。
自分の中に、もやもやしている想いがあります。

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