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三大栄養素とは


こんな紅葉を見る度に
鬼滅の刃の煉獄さんを思い出す…

食欲の秋です!
カロリー計算は便利なアプリに任せて
何故、この栄養素が必要なのかをみてきましょう

自分の身体に興味を持つのは、自分に優しくなる第1歩だと思います



糖質   

エネルギー産生に関わります
この子を効率よく使うためには酵素が必要で
酵素はタンパク質でできています
その酵素をつかうのにビタミンB群や亜鉛などの栄養素も必要です
これらの栄養素はエネルギー産生において重要です

もし過剰にとってしまった場合
肝臓や筋肉に貯蔵され、さらには脂質となって蓄積されます
脂肪に姿を変えた糖質が肝臓へ蓄積されると
脂肪肝という障害の一因になります
タンパク質

タンパク質は10個以上のアミノ酸によって構成されていて、糖質がエネルギーならタンパク質は機能を補っています
つまりタンパク質の減少は生体機能の低下となります
たくさんの酵素、ホルモン、抗体、サイトカインなどがタンパク質で、その合成にはアミノ酸が必要です

アミノ酸は糖質不足の状態ではエネルギー産生の役割もしていますが
それだと本来のタンパク質による機能が損なわれるので
体タンパク崩壊の痩せなどが起こったり
血中や尿中に窒素を増やすことになるので、腎臓に負担がかかります



脂質

脂質は糖質とタンパク質の2倍のエネルギー効率があります
必須脂肪酸は体内で合成できなく、補充しなければ2週間程度で欠乏症が起こるといわれています
脂肪酸は細胞膜の構成成分であり、血管の拡張・収縮などの生理活性の基質でもあります
                     

脂肪を構成する脂肪酸の種類

短鎖脂肪酸は難消化性食物繊維から腸管内微生物により生成され、大腸のエネルギー源として作用(腸管機能維持)
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸をエネルギーにする時に必要なカルニチンも不要で効率の良いエネルギー産生です
ココナッツオイルやパーム核油に約60%、牛乳や乳製品に約8%含まれています
長鎖脂肪酸は私達が口にする大抵の油で、代謝速度は遅い


実際の栄養管理では複合的に関係しています
(食事で栄養をとるからで、サプリだけだとアンバランスです)
病気を予防、治癒するため
トレーニングを無駄にしないための
基礎的な知識になります

参考書
実戦!臨床栄養


治療食について

睡眠の質をあげる栄養素


筋肉つくし、脂肪を燃焼する登山は
高齢でもできるんです




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