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薬膳って、そもそも何?


「薬膳」とは

中国4000年という歴史の中で
積み重ね作られてきたもので、

漢方や鍼灸と同じように
身体対して
重要な考え方で

食事が
健康の維持や、
病気の治療になると考えられて
きました

これがよく言われる
「医食同源」で

この考え方が
中医学理論といい
東洋医学といいます。

薬膳は
長い歴史
蓄積、積み重ねによって
作られてきた理論で
食の統計学みたいなもの

寒い時はこれを食べると
ポカポカするよね~みたいな
感じです。

西洋医学のように、
対処療法としの
 手術や投薬をメインとするのではなく

「心と身体のバランス」が大切だと
考えられています。

そんな薬膳の言葉に
「未病」というのがあって

これは、病院に、行くほどではないんだけれど
「何となく調子が悪い」

こんな病気になる前の状態で

例えば
頭痛がする……

こんな時 
普通なら頭痛薬飲んで 
痛みを抑える のですが

漢方などの東洋医学では
原因を求めます

・風邪熱で頭が痛い?
・悩みなどのストレス?
・寝不足?
・肩こり
・目の疲れ
・天気が悪くて(気圧で)

それぞれに原因があって

○ストレスならリラックス
○寒さ冷え性なら 温め
○肩こりなら 血行の改善など

それらを食事によって
改善や軽減をしていくのが
「薬膳」です

僕はそもそも和食の職人ですが、

薬膳の考え方の基本に
「その土地の旬のものを
バランス良く食べれば病気しないよね♪」っていうのがあって、

四季に合わせて地産地消っいうなら
和食やん これなら出来る‼と。

また、薬膳は
食材一つ一つに、効能・効果あって
トマトなら身体を冷やす
生姜なら温めてくれる

目的や、求める効能によって
食材を選ぶだけで良いので

わかり易かったりします。

勉強し始めると、
五行、五味、五臓、
陰陽
気血水など
ややこしくなるので。
興味がある方は
個別で教えます。

基本は簡単です、
気になる体調や症状に合わせて
食材を選ぶ。

食べるだけでなくて、
お茶でも良かったりします。

僕のお店は
分かりやすい薬膳
食べて美味しい

特別な食材も使わなくても市場で売っている
日本の食べ物で
和食の味付けで
薬膳を味わって欲しい。

そんなお店です。


カイノクチ大将
料理長ねこ・ちぃ

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