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展示をした感想

眠れなくて眠れない。

随分淡白なタイトルにしてしまった。感想を書きます。


松井周の標本室「無選別標本集」

先日展示が終わりました。
サークル活動、みたいな感覚で参加して2年目。

なんの団体か、と聞かれると難しい。参加者は俳優が多いけど、そうでない人もいる。年齢もバラバラ。不思議な団体。基本的にオンラインで何かについて思考することが多い。スラッグが主で、たまにZoomで顔を合わせる。
なので実際にがっつりメンバーと会ったのははじめてで。
あー本物だーって。

私、泥水すすりすぎて嫌な方向に尖り始めてるんです。
だから相手が自分のこと認識するまで自己紹介しなくなってしまったんだけど(よくない)、なんか自分から挨拶しちゃったりして。
「そこの君、ショートカットの」
じゃなくて
「小池さん」
として存在できる場所だった。
人として多分好きだなって方もいて、深く知るには時間がなさすぎたけど、それでも話せてよかった。

拘りを認識して共生してた。
人を面白がってる人が多くて、それは主宰の松井さんに依るところも大きい。

私は基本的に2年以上人と関われることが少なくて(大概私の問題です)、こうやって参加し続けられるのは面白いからで。
(入れてくれてることにも感謝しておりまして。)

面白い、は賞味期限があって、いつかは飽きちゃうんですよね。あらゆる環境や人ってものに私は飽き始めてた。
いやいやまだまだ、私なにも知らないですね。
みたいな初心。

あーーこの打算なき興味。心地がいい。

人の心が見えすぎてしまう気になってる、から生きづらいけれど、この興味だけで生きていける。

そんなこと思った展示でした。


画像1

ちなみに展示に使ったハムスターは、昨年出演した舞台で共演した女優さんがプレゼントしてくださったもの。
大切です。たまに触ってムニムニしてます。


画像2

最後まで改善して粘って「面白い」の一言が聞けたときは嬉しくてわわってなった。

展示をするということ自体、もう少し追及していきたい。


【写真:佐藤教之さん】

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