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⭐️🚶‍♀️夜のピクニック👟⭐️

それーでもーいいー。(映画予告編の真似)

お今晩わ。コツコツおじさんです。☺️

今日は恩田陸さんの伝説の青春小説 夜のピクニックについて語りたいと思います。

あらすじ

夜のピクニックのあらすじはWikiでも読んで欲しいのですが、簡単にいうと高校生が一日かけて歩け歩け大会をするお話です。その中で特別な事件が起こるわけでもないのですが、等身大の高校生が考える進路や恋、家族の悩み、哲学的な問いなどがたくさん語られていてどこか懐かしいどこか寂しいようで切ないようで楽しいようで輝いている物語になります。

恩田陸さん

恩田陸さんは青森県出身の日本を代表する作家さんの一人です。中学3年生の時に、茨城県に引越しをされ県立水戸第一高等学校の思い出をベースにこの「夜のピクニック」という作品を世に生み出していると思われます。この作品は第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞を受賞しています。今から15年前くらいの作品ですが、今読んでも新鮮で、現代の高校生もたくさん共感できる部分があると思います。それだけ普遍的なテーマが散りばめられています。( ・∇・)

さてこの夜のピクニック、略して夜ピク。読んだことのある人はたくさんおられると思いますが、どの一行、数行に心を打たれましたか?私はたくさん心を打たれた場所があったのでその都度プラスチックの付箋でページをチェックしていたところ、チェックだらけになりました。😭

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個人的に好きなところ

このチェックしたところの大半は情景描写を含め主人公やその友達が歩きながら考えている、いや恩田陸さん自身の世の中に対する感じ方をチェックしています。私も高校生の頃に感じていた、いや今でもそう思っている部分で共感してところを少し紹介します。⬇️

p.190の主人公の親友 忍の発言
「世の中、本当にタイミングなんだよなあ。順番といってもいいけど」

短い分ですがなかなか深い内容になります。🤔本当はこの話題、数ページにわたっていろいろ書かれてあります。ここだけ少し自分なりに解釈するとこれは勉強の教科書、参考書、本選びの順番であったりがちゃんと順序立てて行われていればまた違った未来があったかも?という思いと、恋愛において先に彼女が僕のところに来てくれれば付き合ってたのに、、、みたいな意味が込められていると思います。そうなんですよね〜☺️

やっぱり世の中順番ですよね。丁寧にしよう生きようと思えば思うほど勉強においてもいきなり応用問題は解きませんし、恋愛でも打算的にイケメンを次から次へと的を絞ってやりませんよね。😇、、、、、😰。

酒を飲みたくなる所感

私の好きな部分共感していただけましたですか?ということで本を読む際は筆者が伝えたいストレートな3割の部分を吸収する楽しさ、そして自己対話をする時間でもありやめられません。7割くらいは案外ストレートには書かれていなかったりするんですよね。物語ですからね。それが好き。あんまり直接的だとあれですよね。
私のブログのように品が、、、

この本に関して全て自分語りするのはおこがましいので今日はこの辺でやめときます🙇‍♀️

そして茨城県に絶対旅行にいきたいです。第一水戸高校やJAXAなど見てみたい😳
あー面白そう。あー。

まだ読んでない高校生の方、いや青春真っ只の方なら是非読んでみてください😂

きっとお昼の田んぼに囲まれた道路を、海の近くの歩道を、綺麗な星空が見える道を誰かと黙々と歩きたくなりますよ🤗そして永遠と一瞬の不思議さに魅了させられることでしょう。

それではおやすみなさい(´∀`)ありがとうございました(^_-)

そして映画も⬇️









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