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竜とそばかすの姫 個人的感想

おこんばんわ。映画を見に行ってきたので、レビューしようと思います。毎月1日は1200円で映画が観れるので、夜のレイトショーを夜な夜な見に行ってまいりました。最近はよく車に乗ることが多く、夜の道は昼と比べてわかりにくく、信号も周りのライトに踊らされて見えにくいので怖かったです😅

そして久しぶりの映画館。上映開始が20時30分からで、10分くらい映画予告CMが流れてて長く感じました。それは自分が尿を漏らさないように上映開始にギリギリ映画館のトイレに行って戻ってくるという奇行をするための体感時間によるものです😢

話が長くなりましたが、感想ですが、一言でいうと「雰囲気すごい!そして難しい」ということです。それは話の内容が難しいというよりは、感情の置き所が難しいというものです。それでも観にいってよかったなあと思いました。やっと夏を感じれたというか、日本の夏、日本の風景を再度好きになれる、感じられる映画です。なのでまるで映画と自分の世界の違いが分からなくなりような綺麗な高知県を舞台に?した田舎でした。

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思ったことを二つ三つくらいいうと、一つは主人公スズが周りを気にして見すぎ?(思春期😠)映画全体が他人からの評価、客観的にふりかかる良い悪い評価を取り入れた社会描写になっていることでしょうか?(分かるよ、評価性現実社会)映画のなかで何回もSNSでの顔も知らない人たちのSNSメッセージが主人公に送られたりとかしているのを見ると他人からこんなにたくさんメッセージが来ると私なら正直嫌だなあーって感じましたし、気にしすぎるのはよくないと思いつつも製作側のSNSメールの捉え方がなんだか警告のように見えました。確かにSNSとかは匿名で使えるので、よくも悪くも他人に対してなんでも言えるよなーって思いましたし、現にこうやってNOTEを使って書いたりしてますし、映画公開後はすぐにレビューつきますし(観る前にレビュー見たのですが、私が見たレビューはビミョーに否定的なものも多くて映画とリンクしてるみたいでした)、息のつき所がないのが有名になることなのかもしれません。なのでローランドさんのように有名人はスマフォを使用できない日を作ることが大切かも。ちょっと脱線しましたが、この映画では他人からのよくわからない目線が痛いほど書かれていました。そして現実世界の有名人を殺しても止まない行き過ぎた誹謗中傷の事件を忘れてはいけないなと。考えさせる意味では得策なのかなあ。

二つ目にその色んな他人からの視線のその先に、流れの中に伝えたいことが沢山映画にちりばまれているせいか、消化しにくい人もおられたのかと思います。ネタバレになるので、以下注意ですが、少年虐待の部分とか、学校でのスズの立ち位置、ものの見え方とか、お父さんとの微妙な関係とか、お母さんとの別れ方とか、彼氏っぽい人との関係とか、可愛い友達とのやりとりとか現実に寄せているところも多いいぶん、爽快な映画、エンタメに重きをおいた映画というよりは、現実に近いところに焦点を当てている感じがしました。😢(ちょっぴり恋愛シーンはシュール)

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だからそこに仮想空間の世界が入ってきたり、スピード感が早い展開になったりすると、アップダウンが小刻みにあってまるで遊園地にあるあの回るコーヒーカップに乗っているように感情がグルグルしても不思議ではありません。

なので、なかなか難しい作品ではないのではないかと思ったのです。なんだか友達から軽そうで重い話を打ち明けられているようなYESやNOで答えることができないそんな作りになっていたのではないでしょうか?私には友達がいませんが🥲

最後(三つ目)に個人的グサッときたのは、「口先だけで誰も助けてくれない!」って少年が怒るところと、スズの顔出しをするかどうか、ルカちゃんは実はいい子だったところです。☺️

そして映像の美しさ、音楽(歌も)の迫力がすごいです。もう現実か非現実かわからないくらいのあの日本の夏の生活の描き方、時間の流し方、音楽の作りを感じると、スズが近くにいるような気がしてなりませんでした。新海誠さんの作品背景に負けず劣らずの描写が、とてもエモーショナルでした。(ちょっと転の部分が君の名っぽかった)

あと時かけの映画に出てきてそうな?多摩川のような河川敷とか、学校の柱とか、空の入道雲とか?(二三さん?の?)、至る所にオマージュっぽいものがあってそういう意味でも隠れミッキー探しみたいです。😄

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改めて、日本の夏、など大切にしたいと思いました。そして聖地とかいきたい。

なんだか色々とっちらかりましたが、観にいけてよかったです。

それではおやすみなさい。

あっ朝見てくれた方はおはようございます😉

追伸

いい映画やアニメって主人公がみんな走ってる😅

下記とも繋がっててびっくらぽん!2023年より


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