青春の後ろ姿のその先32 〜知の祝祭〜
山口昌男のエッセンスがたくさん詰まったエッセイというか、論考です。今、改めて本を開いてもワクワクします。西欧の説わあり、アフリカの集落の造りあり、舞踊、映像あり、縦横無尽に駆け巡った山口昌男の思考の軌跡を追いかける感じです。よくこういう自由な発想ができるなあと思います。
山口昌男といえば、中心と周縁やトリックスター、記号論などで知られていますが、こんなに自由で楽しい探究ができる人もいないんじゃないかと思います。山口昌男の視点こそ、知的好奇心と呼ぶのだろうと思います。
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