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映画の話110 異人たちとの夏

 亡き父親と母親に逢いにいく、というそれだけで心から共感してしまいます。郷愁と、父母への思慕にあふれた映画だと思います。観ると懐かしい思いと切ないさに包まれます。亡くなった人というのは、棲む世界が違うだけで、どこかにいてくれているに違いない、そうあってほしいという願いのようなものが込められた映画だと思います。そして観る人はみんな、風間杜夫のように「異人たち」と逢いたいと共感するだろうと思います。

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