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SDGs・探究への招待 #012~ 量り売りショップがかわいい! ~

《今日のSDGs 考へるヒント》:消費行動でできるSDGsアクション

 昨年ぐらいからでしょうか、商品はパッケージ販売がほとんどですが、そんな中、量り売りするショップがポツポツと出店し始めているのをみなさんご存知でしょうか?

 「量り売り」というと、子どものころ買い物に母親に連れられて行った八百屋さんや魚屋さんで、天秤の一方にざるみたいのがあったり、計量器が置いてあったりして、そこに新聞紙にくるんだ野菜や魚を載せて売っていた光景をおぼろに覚えています。そんな昭和のレトロな「量り売り」が、21世紀のいま、八百屋さんや魚屋さん以外でも少しずつ広がっているそうです。

 なぜなのか?

 そうです、ゼロウェイスト(無駄をなくす)というエコ活動のひとつとしてです。必要な分だけ買うことで、フードロス、廃プラ、過剰包装、ゴミなどの課題解決のアクションが取れます。もちろん経済的にもお得です。最も穏やかで親和的なエシカル消費だと思います。

今回の新型コロナ感染症では、飲食店が「量り売り」ではありませんでしたが、工夫を凝らしてお弁当を販売していました。「量り売り」は、イメージ的にビュッフェに似た印象があると思いますが、販売の仕方やレイアウト次第でいくらも感染症対策を講じることは可能です。しっかりアピールしながら、量り売りのショップが都市部だけではなく、郊外や住宅街にもたくさん広がっていけば素敵だなあと思います。行政も補助金などで量り売りを推進するようになれば弾みもつくのではないかと思います。

《キィワード》: 調べてみよう
#廃プラ #マイクロプラスチック #オーガニック #フードロス #エシカル消費 #ゼロウェイスト


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