アスリートから学ぶ自分だけのストーリー

人は、ストーリーあるものに共感を抱く。

スポーツが、人々に感動を与えるのは、一生懸命競技に取り組む姿、またその裏側にあるストーリーに心が惹かれるからだろう。

プロアスリートは、それぞれが色んなストーリーを持っている。

まぁ、淡々と毎日過ごしててプロに簡単になれるはずもなく、色んなストーリーがあって当然なんだが。

その中でも、順風満帆に歩みを進めプロになれた人、苦労・葛藤を重ねながらプロの世界を勝ち取った人。

様々な人達がいる。

だが、人々が共感するのは、苦労・葛藤を重ねてきた選手達のストーリー。

悩みや・葛藤が日常に溢れているんだなって気づく。

昨日、ある記事を読んだ。

【Jの五輪代表候補】川崎MF田中碧、はじまりはいつも負けだった…幼少期「下手」磨いた「止める蹴る」https://www.excite.co.jp/news/article/SportsHouchi_20200217_OHT1T50286/

この記事の中で、「僕はいつも負けからスタートする。だからこそ成長できる」こんな一文がある。

勝ち続ける事より負ける事が多い人生において、この言葉はしっかりと心に刺さる。

うちのクラブのOBに現サガン鳥栖で活躍している松岡大起という選手がいる。

この子について書いたブログは大きな反響を得た。

松岡大起という男~夢を実現させたのは必然だった~https://kotoba-chikara.com/2019/03/04/dream-2/

「夢を叶えようする力の大切さ」が読んでくれた人の共感を得たんだろう。

プロスポーツ選手に限らず、生きていればそれぞれにストーリーがある。

プロになったらそのストーリーが輝いて見えたり、大きな事を成し遂げた事でよりクローズアップされるんだが、

それぞれが残してきた(残している)人生のストーリーには、それぞれの価値があるものだ。

だから、確かにプロアスリートのストーリーは共感できる部分がたくさんあるんだが、自分自身のストーリーを大切にしないといけない。

共感して終わってしまっては意味がない。

自分に向き合うためのきっかけとして、他者のストーリーが人生の潤滑液となる事が大切だ。

例えプロアスリートのようにクローズアップされなくても、自分自身が自信をもって自分のストーリーを作り上げていく事ができれば、それだけで人生は幸せ。

悩んだり苦労したりしている子ども達がたくさんいる。

それも人生にとっては、貴重な経験。どう向き合うかで自分のストーリーが変わってくるよと伝えたい。

逃げる道を選ぶ?チャレンジして乗り越える?

ストーリーを作り出せるのは、自分自身だけだ。




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