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家族に笑顔が増える!?👪ペアレント・トレーニング💪とは?

子育てをしていると
・宿題をしない…
・ゲームをいつまでもやめない…
・朝の準備が遅い…

など、子どもの行動にイライラ🔥して

「早くしなさい!」
「いつまでやってるの?ご飯って言ってるでしょ!」
「ゲームは一週間禁止です!」

などと、場合によっては感情的に叱ってしまうこと、あるのではないでしょうか。
我が家もあります…

叱ると一時的には効果がありますが
すぐにまた同じことを繰り返してしまいます。

そして
「昨日も言ったでしょ!」
とまた叱ってしまいます……

本当はもっと褒めてあげたいのに
本当はもっと笑顔で接したいのに
ダメな言動ばかりが目立って、叱ってしまう…

そんな悪循環から逃れるための一つの方法が

『ペアレント・トレーニング』です👪

『ペアレント・トレーニング』とは
その名の通り、子どもに接する親が関わり方を学ぶ(トレーニングする)ことです💪

叱る場面が減る

褒める回数が増える

子の自己肯定感が向上する

より良い親子関係を築く

叱る場面が減る

褒める回数が増える

この良い循環に持っていけると
自然と子も親も笑顔が増え、より充実した一日を送ることができると信じています。

昨今、様々な機関で『ペアレント・トレーニング』の研修会や学習会、セミナーなどが実施されるようになりました。
しかし、研修会などに参加するのは、少しハードルが高いという方も多いと思います…

まずは自分で学んで、我が家でできそうなことから実践することが大切だと考えています。

では、具体的にどんなことに気をつけると良いのか、以下の文献を参考に一緒に学んでいきましょう💪

【参考文献】


🍀褒め上手になるための、4ステップ

褒める際に最も重要なポイントは

子どもにしっかり伝わる✨ことです

次の4ステップを意識して『伝わる褒め方』を身につけましょう💪



① 子どものタイミングで褒める

親のタイミングで先回りして褒めたり、過去のことを褒めたりしても、子どもはピンときません…

子どもが『褒めてほしい!』
と思ったタイミングを見計らって
褒めることで、同じことを言っていても効果が格段にUP🔥します

例えば
✨子どもが何かをして、ドヤ顔でチラッと親の顔を覗いてきたとき
✨『できた!』と何かの成果物を見せに来たとき

などがわかりやすいと思います。

すかさず
「すごいね!」
「上手にできたね!」
「さすが!」
と称賛しましょう✨


子どもそれぞれ『褒めて!』というタイミングは違います。親はその子のタイミングに合わせる努力をすることが大切ですね💪



② よかった行動を具体的に伝える

称賛した後は、その行動のどこが良かったのか、子どもにわかるように具体的に伝えましょう✨

「自分でおもちゃを片付けられたね!」
「1分で着替えられたね!」
「30分でご飯残さず食べられたね!」

など、具体的な行動をわかりやすく伝えることで、次もまた同じ行動をしようという意欲が高まりやすくなります🔥

また、○分や○回など、数字を示すと説得力があり、子どもにも伝わりやすいと思います。

この時に大切にしたいのは、
周囲の子と比べるのではなく
過去の自分と比べての成長を認める

ことです🍀


③ 褒めた理由を、具体的に伝える

次に、その行動がなぜ好ましいのか、子どもにわかるように伝えます。
ポイントは
『子どもにとってメリットのある理由』
を伝えることです。

「早くご飯が食べられたから、好きな番組をはじめから見られるね!」
「早く着替えられたから、あと10分遊べるね!」
「部屋が綺麗だと、気持ちいね!」

など、子どもが嬉しい気持ちになるような声をかけましょう


④ 良い結果を与える

・子どもにとって良い結果であること
・親子でコミュニケーションが図れること

が望ましいです✨

例えば
「お父さん(お母さん)嬉しい✨」と言って、頭を撫でたり、抱きしめたりする。
一緒にお菓子作りをする
一緒に折り紙を作る
一緒に公園へ出かける
一緒に買い物に出かける

などが良い結果の例です

ご褒美として「お金」や「物」を与えることは
決して悪いことでなはいと思いますが
「お金」や「物」の要求はエスカレートしやすく
「お金」や「物」のために行動する
という思考に陥ってしまう可能性があるので気をつけましょう💧



🍀怒らずに子どもの行動を変える、3ステップ

怒らずに、子どもに適切な行動を学ばせようとする際、最も大事だと思うポイントは

✨先手を打つ✨ことです

子を怒ってしまいそうなシュチュエーションを予測

「してほしい行動」「すると良い行動」を伝える

それができた時に称賛する

子のある行動に対して、後出しで怒るのではなく
子が取りそうな行動を予測して、先手を打って「適切な行動」(お約束事)を伝える
ことが重要です

先手を打つためには、子の好きなもの好きなことを把握し、ありがちな失敗を分析する力が必要です。
必然的に子のことをよく観察するようになります

例えば、

子が買い物に行くたび「買って買って!」と駄々をこねる行動が予測される場合
「今日は、『買って!』と駄々をこねなければ、最後に一つ、好きなおやつを買ってあげるね」
と約束事を伝え、それが守れた時にお菓子を買ってもらうという良い結果が得られるようにします

親もトレーニングすることで、見聞色の覇気(未来を見る力)を高めていきましょう💪

もう少し、具体的に解説していきます


① してほしい行動を伝える

子どもに、どんな時にどんな行動をするのが望ましいのか、親はどんな行動をしてほしいのかを、できるだけ具体的に伝えます。
お出かけの前など、お互いに落ち着いているタイミングで伝えるのが大切です🍀

例)友達の家に遊びに行く場合
「今日は、〇〇ちゃんの家に遊びに行くよ!」
「家に入るときは、『こんにちは』『お邪魔します』帰る時は、『ありがとうございました』と言おうね。」
「少し年下の子もいるから、優しく一緒に遊んであげてね。」


② 行動の理由を説明する

なぜその行動が望ましいのか、子どもにわかるように伝えましょう。

大切なのは、子どもにとってメリットがある理由

を伝えることです

上の例の場合、
「挨拶したら、みんな笑顔になって自分もいい気持ちになるよ」
「仲良く遊んだり、礼儀よくしていたら、また遊びに誘ってくれると思うよ」
などできる限り、子ども目線で伝えるのが重要ですね🍀


③ 実際に練習する

行動の意味と理由がわかったら、デモンストレーションしてみましょう!
やってみて「できそう」か「難しそうか」もし難しそうなら少しハードルを下げて、できそうな行動にしてみましょう!

上の例の場合、
もし子どもが、声に出して挨拶するのは難しそうなら
”姿勢よく頭を下げる”
などが代替の行動として挙げられますね。




🍀子の好ましくない行動を変える、4ステップ

これまで、未来を予想して、できるだけ好ましくない行動が出ないような配慮を考えてきましたが、現実問題、好ましくない行動を0にすることは難しいと思います😅

では、好ましくない行動を起こしてしまった子に対して、どのような対応をするのが望ましいのか、一緒に考えていきましょう💪


① 好ましくない行動を止める

好ましくない行動と言ってもいろんな行動が挙げられます。

1.物を投げる
2.  人を叩く
3.  暴言を吐く
4.  宿題などするべきことをしない
5.  夜なかなか寝ないで遊んでいる
6.  「買って」と駄々をこねる  etc…

1〜3など人や物を傷つける行動は、すぐに止めさせるべき行動です。多少高圧的になってでも、すぐに止めるべきだと思います。

その他の好ましくない行動は、過剰に反応せず、落ち着いた口調で淡々と伝えるのが良いと思います。

ブロークンレコード
という技法を紹介します

「壊れたレコード」のように何度も同じ指示を繰り返す技法です

例)
親「もう寝る時間やで」
子「まだ遊びたい!」
親「もう寝る時間やで」
子「あと10分だけ!」
親「もう寝る時間やで」

無表情で穏やかに伝え続けるのがポイントです✐


好ましくない行動を、親の関心を引くためにしている
こともよくあります。
叱る行為が、注目されたというご褒美になってしまい、どんどん行動がエスカレートしてしまいます。

誰かを傷つけるような行動でない限りは、できる限り反応せず淡々と伝え、その好ましくない行動が改善されたタイミングを逃さずすかさず認めることが大切です✨


② 不都合な結果を与える

これは、褒める時の逆で、
好ましくない行動に対しては、子どもにとって不都合な結果を与えましょう

「晩御飯抜き!」
「外で反省してなさい!」
などのような、過度なお仕置きは、親子の信頼関係を壊しかねないので避けましょう。

「好きなテレビが見られない」
「ゲームの時間が減る」
「何も買ってもらえない」
などが、ちょうど良い子どもにとって不都合な結果だと思います。


③ 望ましい行動を伝える

好ましくない行動に対して、
『なぜいけないのか』
ということに対して、長々と話してしまいがちです…

なぜいけないのかは端的に説明し、
次からは、どんな行動を取るのが望ましいのか
その理由も合わせて具体的に伝えましょう


④ 理解できたか確認する

望ましい行動を伝えた後

「次、どうする?」
「なんでそうするの?」

と問いかけ、理解できたかどうか確認しましょう

理解できていなかったとしても
「何回言わせるの!」
などと叱責するのではなく

イラストで説明したり、実際にシミュレーションしたりしながら、子どもの理解度に合わせて親が伝え方を変える姿勢が子どもにも伝わると信じています✨


まとめ

『ペアレント・トレーニング』の基本的な考えは
子どもを変えようとするのではなく

親の関わり方を変えることです。

『ペアレント・トレーニング』については、たくさんの書籍や動画等で紹介されていますが、そのまま真似ても上手くいかないことがあります。

子ども一人一人
親一人一人
様々な性格・特性があるため合う合わないが必ずあります。

『上手くいかない』と諦めず
親子でいろんな関わり方を色々実践していくことで、親子に合った関わり方が見つかっていくと信じています✨

そして私の考える、よりよい親子関係を築くための大原則

親自身が 幸せに 楽しく過ごす

子どもは思っている以上に親の様子をよく観察しています。

何かと忙しい毎日だとは思いますが
可能な範囲で、自分の楽しみのための時間
を確保していただき、親自身が幸せに楽しく過ごされることを願います✨

親が楽しそうにしていたら子どもも自然と楽しい気持ちにもなり、互いに余裕が生まれ、良い親子関係を築きやすくなると信じています🍀


最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます。
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この記事を読まれた方が、
少しでも『ぺアレント・トレーニング』について興味を深めていただき、少しでも参考になれば嬉しいです🌈
今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします✨

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