さとうそら

現役東大生👨‍🎓|Vision : 「人類の意識段階の進化に貢献する」|勇気が出る詩・言葉…

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現役東大生👨‍🎓|Vision : 「人類の意識段階の進化に貢献する」|勇気が出る詩・言葉を魂込めて発信🔥|哲学書や文学作品、現代の論考からの学びをシェア✍️|Instagram 👉 @sorasato

最近の記事

人生の羅針盤 〜名著『ティール組織』より〜

『ティール組織』から学ぶことは多く、 読むたびに見せてくれる世界が違います。 何度も何度も読み返しながら、 経験を通じて体得していくものなんだろうなと。 今回の記事では、 『ティール組織』から学んだ、 人生の羅針盤ともいうべき金言をまとめてみました。 「傷つかないこと」から 「自分自身を高めること」 「ことをなすこと」へと目的を転換する。 人生の究極の目的は成功したり愛されたりすることではなく、自分自身の本当の姿を表現し、本当に自分らしい自分になるまで生き、生まれなが

    • 「地に足つけて」前に進んでいこう

      世の中の「成功者」のように、 ひとっとびの人生を歩もうと必死になってきた。 サードドアを叩いて、誰もが羨む人生を、 最短ルートで掴み取ろうと妄想ばかりしていた。 でもそれは虚構だった。 人生に近道なんかないし、 地に足つけて目の前のことに没頭できないやつが、 成功するわけがない。 人一倍恐れが強いぼくは、 めざましい成果を出す周りの活躍を見て、 「もっと自分も仕事で成果を出さなくては」 「起業のようにわかりやすい実績を作らなくては」と、 つねに焦りを感じていた。

      • 『日本再興戦略』を読んで 〜東洋人の本質を取り戻せ!〜

        はじめに 今回、落合陽一さんの本を初めて読みました。 最先端のテクノロジー研究者でありながら、 アーティストとしてもご活躍されているため、 その教養と経験に裏打ちされた引き出しの多さに、 終始感動しながら読み切ってしまいました。 本書はタイトル通り、 「日本の再興にはどのような戦略が必要か?」 について語られています。 東洋思想に回帰する重要性、 そして大学教員も務める落合さんならではの、 研究と教育の重要性を語られている部分が、 非常に面白い一冊です。 東洋思想を学

        • ポスト資本主義社会の本質的なパラダイムシフトとは?

          この1年間、 私は教育学部に通っている身ではあるが、 人間の意識の発達段階や深層心理について深く学んできた。 今年の2月に、親友から 『THE MENTAL MODEL』を教えてもらった時の衝撃は、 いまだに忘れることはできない。 この本と出会ってから、 数々の勉強会、ワークショップに参加し、 そこから学んだ理論と、自らの経験との照合を通じて、 メタ認知能力を高め、自らの意識レベルの向上に力を注いだ結果、 現実で蠢く非本質的なことには、惑わされなくなってきた。 別に批判

        人生の羅針盤 〜名著『ティール組織』より〜

          「プロセス・ドリブン」な生き方の提案 〜「ビジョン・ドリブン」な生き方へのアンチテーゼ〜

          「志を高く生きよう」 「自分の人生にビジョンを打ち出せ!」 キャリアや人生を語るとき、よくこういった主張を耳にする。 たしかに、これといった志やビジョンを持っている人はかっこいい。 それらは大抵の場合、自らの経験に裏打ちされた理由があるので、 何よりとても説得力がある。 一方で、このようなビジョナリーな生き方が絶対的に是とされ、 それをある種強要するような社会の風潮に対して、 ちょっとした違和感を持つ人もいるのではないだろうか。 少なくとも私は、若干の生きづ

          「プロセス・ドリブン」な生き方の提案 〜「ビジョン・ドリブン」な生き方へのアンチテーゼ〜

          『夜と霧』を読んで 〜自らの哲学と美学に根ざした生き方を〜

          ヴィクトール・E・フランクル著、『夜と霧』。 本作は、ナチスドイツの強制収容所における、 過酷という言葉では収まりきらない体験の後日譚を語ったものである。 心理学者であった著者のフランクルは、 被害者としての生々しい経験も記しつつ、 この恐ろしい体験を、心理学的な視点から客観的に語ってもいる。 さてこのようなテーマと聞くと、 「昔はそんな恐ろしいことがあったのね、繰り返さないようにしなきゃね」 というレベルの感想で終わり、現代の我々には転用できるものがないと思

          『夜と霧』を読んで 〜自らの哲学と美学に根ざした生き方を〜

          山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読んで

          最近、山口周さんの作品を読み漁っている。 山口さんの作品は、どれも圧倒的な教養に裏付けられたものばかりで、はっとされられるものばかりだ。 今回は代表作とも言えるであろう、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読んで、特に学びが深かった言葉を紹介していく。 著者紹介 山口周(やまぐちしゅう) 1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材

          山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読んで

          山口周 『仕事選びのアートとサイエンス : 不確実な時代の天職探し』を読んで

          著者紹介山口周(やまぐちしゅう) 1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。現在、同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。著書に『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)『転職は寝て待て』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系

          山口周 『仕事選びのアートとサイエンス : 不確実な時代の天職探し』を読んで

          想いを発信する怖れを克服するには? 〜理想の人生を掴み取るための4Step〜

          こんばんは! 札幌でワーケーションを満喫中のそらです! ぼくは今、自分のやりたいことである高校教育の改革の分野で、2つの組織からお仕事をもらっています。 とにかくやりたい仕事であり、かつどちらもフルリモートで時間もかなり融通が利く上、 札幌でマンスリー借りて1人暮らししても困らないくらいの収入も確保しています。 こんな感じで、徐々に理想の生活を手にし始めているのですが、この環境を実現できたのは 「自分の想いを周りに発信し続けたから」 だと思っています。 「自分は

          想いを発信する怖れを克服するには? 〜理想の人生を掴み取るための4Step〜

          コロナによって住環境の重要性はどう変わった?

          コロナによる社会の変化についての記事を無数に目にするこのご時世。 ぼくは、みんなが熱中しているトピックには逆に冷めてしまう天邪鬼なので(笑)、コロナによる変化を論じる気はさらさらなかったのですが、 自分の体験としてコロナが何の影響を与えたのかについて、どうしても書いてみたいことがあり、今回筆をとってみました。 コロナの影響で重要性が増したものは何なのか、そして今後どういう動きが予測されるのかについて考察していきます。 住環境の重要性が圧倒的に高まった 結論から言うと、

          コロナによって住環境の重要性はどう変わった?

          エネルゲイア的な生き方を! 〜札幌生活2日目〜

          こんばんは! 札幌で1ヶ月住んでみるというチャレンジをしているのですが、 せっかくなので普段書いている日記を、noteに書いて公開してみようかなと思い立ちました! なんとも言えない感情を言語化することが得意だったりするので、何か1つでも共感ポイントがあったら嬉しいです!! エネルゲイア的な生き方を追求する旅 キーネイシスかエネルゲイアか。 生き方についての論争になると、度々この言葉が対立的に扱われる。 キーネーシス的な生き方とは、登頂すべき山を決め、その山を登り切

          エネルゲイア的な生き方を! 〜札幌生活2日目〜

          そらの哲学日記 〜札幌編1日目〜

          こんばんは! いま現在、札幌で1ヶ月住んでみるというチャレンジをしているのですが、 せっかくなので普段書いている日記を、noteに書いて公開してみようかなと思い立ちました! なんとも言えない感情を言語化することが得意だったりするので、何か1つでも共感ポイントがあったら嬉しいです!! 日常は日常の延長でしかない札幌の街並みを眺めたときに、 初めて海外に行った時の感覚と同じものを久しぶりに感じた。 何か圧倒的な変化が起きることを期待していたが故に起こった、なんとも言え

          そらの哲学日記 〜札幌編1日目〜

          Youは何しに札幌へ・・・?

          大学3年生の夏。 1,2年生の頃は、東南アジアでビジネスしたり、免許合宿に行ったり。 とはいえ今年はコロナの影響で行動範囲も狭いし、何をしようかなぁ。 そんなこんなで色々考えていた時、こんな直感がふとおりてきました。 「東京を離れて札幌で生活してみたいな。」 ぼくはこう見えて(?)相当な直感人間なので、こういうことはよくあります(笑)。 同じ直感タイプの人には、 「とにかく直感がそう告げてるから、行ってくるわ!」 で通じるのですが、多くの人には全く理解されず呆

          Youは何しに札幌へ・・・?

          10冊読んでわかったマネジメントの本質

          「マネージャーのあるべき姿とは?」 こんな疑問が、ふとぼくの中で降りてきました。 きっかけは、現在20人近くの組織のマネジメントサイドの役割を任せていただいている中で、 最近さらにマネジメントよりのロールを期待されるようになったことです。 正直大したマネジメント経験はなく、どうしたらいいものか全くわからなかったので、 Kindle Unlimitedで「モチベーションマネジメント」と検索して、良さげなものを10冊選定し、徹底的に考察してみました。 なので今日は、そ

          10冊読んでわかったマネジメントの本質

          「自分軸で生きる」とはどういう状態か?

          「自分軸を持って生きる人になりたい!」 このような思いを持って、自分のキャリアや生き方について考える人は多いのではないでしょうか? もちろんぼくもそのうちの一人です。 一方、そもそも自分軸で生きるとはなんなのか、ということは結構疑問に思うのではないでしょうか? そこで今回の記事では、自分軸で生きることの定義について、ぼくなりの考え方を書いてみようと思います。 「自分軸で生きる」とはどういう状態か?ぼくがこの問いに一言で答えるとするなら、 「迷うことなく生きている状

          「自分軸で生きる」とはどういう状態か?

          自分の中に「why?」を探すべき2つの理由

          みなさんの日々の活動には、どんな「why?」が眠っていますか? 学生の場合、長期インターンだったり、就活に向けたサマーインターンヘの参加だったり、他にも色々と活動をしているでしょう。 社会人の場合は、やはり現状で取り組まれているお仕事がメインの活動でしょうか。 今回の記事で問いたいのは、その活動の裏にはどんな「why?」が眠っているのか、つまりはなぜそれをやっているのか?というところです。 「why?」を探っていくことは、自分のパフォーマンスを上げていく上での非常に重

          自分の中に「why?」を探すべき2つの理由