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コロナによって住環境の重要性はどう変わった?

コロナによる社会の変化についての記事を無数に目にするこのご時世。

ぼくは、みんなが熱中しているトピックには逆に冷めてしまう天邪鬼なので(笑)、コロナによる変化を論じる気はさらさらなかったのですが、

自分の体験としてコロナが何の影響を与えたのかについて、どうしても書いてみたいことがあり、今回筆をとってみました。

コロナの影響で重要性が増したものは何なのか、そして今後どういう動きが予測されるのかについて考察していきます。

住環境の重要性が圧倒的に高まった


結論から言うと、コロナによる大きな変化は、

「住環境の重要性が圧倒的に高まったこと」

にあると思っています。

みなさんご存知の通り、コロナの影響によって仕事や教育機関でのオンライン化が進みましたね。

それによって、多くの人は生活の大部分を家で過ごすことになりました。

今までは、日中は仕事や大学に行って、夜帰ってきて寝るだけだった家で、

人生の大半を過ごすようになったのです。

つまり、住環境に対する満足度が、日々の満足度に非常に強い影響を与えるようになったということです。

考えてみれば当たり前なのですが、日々雑務に追われている我々としては意外と盲点な気がしています。

住環境を主体的に選択する時代に

こんな感じで、家にいる時間が大半になったわけですが、オンライン化の影響はこれだけではありません。

何より大きいのは、会社や大学の都合によらず、住環境を自分で選択することができるようになった点です。

つまり、住環境の重要性は増し、同時に住環境は自分で選択できるようになったということ。

このことから、今後は住環境を自ら積極的に選択していく時代になっていくことが容易に想像できます。

ぼく自身も、住環境をよりよいところに変えたいと思い、8月の1ヶ月間は札幌にマンスリーを借りて住んでいます。

仕事や授業の合間に、散歩ができる自然豊かな公園や、一息つけるおしゃれなカフェが近くにある環境を選んだり、

また、近くで一緒に暮らしたいと思える仲間とともに移住するケースも今後ますます増えていくでしょう。

オンライン化の弊害で一番強烈だったのが、人とのつながりを感じづらくなったことですから。

仕事や授業に出て、その合間や帰り道に同僚やクラスメートと話すあの余白がないことが、いかに我々の生活から豊かさを奪っていることか。

ビジネス効率が上がったなど、オンライン化には確かにいい面も多くあるでしょう。

でも、人間は効率的に生きることが目的ではありません。

不要不急の用事が、日常の他愛ない雑談が、どれだけ我々の生活に彩りを与えていたことか。

それが仕事や授業に行くことで得られなくなったのなら、当然仲のいい人同士で近くに住み始めるでしょう。

気分転換がしやすい、豊かな環境に家を構え、仕事や授業が終わったら、近隣に住んでいる友人や街の人との交流を楽しむ。

そんな世界が当たり前になっていくはずです。

街全体がコミュニティになっていく

先述の通り、今後は自分にマッチした住環境を主体的に選択していくことが当たり前になっていきます。

そして、仲間内で住みやすい場所に集まって暮らすという状況も近い将来当たり前になってくるはずです。

最終的には、街全体がコミュニティとして成立していくような気がしています。

たとえば、あるコミュニティで影響力のある人が、とある地域に移住したとします。

影響力のあるその人は、自分のコミュニティメンバーをその地域に呼ぶでしょう。

そうすると、住みやすくて、かつ一緒にいて楽しい仲間が近くにいる街ならばと、みな移住し始めるはずです。

そうやって、コミュニティが街として発展していくことが今後は当たり前になっていくと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

オンライン化の影響で、これから住環境の重要性がどんどん増していきます。

現状の生活に閉塞感を感じている人は、一旦環境を変えてみてはいかがでしょう?

日常の気分転換が簡単にできて、

会いたいと思える仲間が近くにたくさん住んでいる地域が望ましいですね!

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