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人生の羅針盤 〜名著『ティール組織』より〜

『ティール組織』から学ぶことは多く、
読むたびに見せてくれる世界が違います。

何度も何度も読み返しながら、
経験を通じて体得していくものなんだろうなと。

今回の記事では、
『ティール組織』から学んだ、
人生の羅針盤ともいうべき金言をまとめてみました。

「傷つかないこと」から
「自分自身を高めること」
「ことをなすこと」へと目的を転換する。


人生の究極の目的は成功したり愛されたりすることではなく、自分自身の本当の姿を表現し、本当に自分らしい自分になるまで生き、生まれながら持っている才能や使命感を尊重し、人類やこの世界の役に立つことなのだ。
支配したい、自分を好ましく見せたい、周囲になじみたいといった欲求を最小化させる術を得る。もはや自分のエゴに埋没しておらず、自分の人生がエゴを失う恐れによって反射的に左右されることはない。


「あの人ならどうするか?」
「自分に対して100%誠実か?」
を軸に意思決定をする。

進化型では、意思決定の基準が外的なものから内的なものへと移行する。自分の内面に照らして正しいかどうか、つまり「この判断は正しそうか?」「私は自分に正直になっているか?」「自分がなりたいと思っている理想の人物は同じように考えるだろうか?」「私はこの世界の役に立っているだろうか?」を重視する。


いわゆる「失敗」を、
学んでいくプロセスの一部と捉える

「この世の中に失敗などは存在しない。ただ自分自身や世界の奥底にある本当の姿に近づくための経験にすぎない」
一方進化型パラダイムでは、人生における障害物とは、自分自身とは何か、世界とは何かを学べるよい機会なのだ。(中略)そもそもこの問題の原因は自分にあったかもしれないと考え、そこから成長するには何を学べるだろうと調べてみる。


「決めつけること」をせず、
相手の真実の声を引き出す手助けをする

判断から解放された共有スペースを作り、相手の話にとことん耳を傾けることによって、ほかの人々が自分の声や真実を見つけられる手助けをする。
できることは、次の段階への成長に役立つ環境をつくりだすことだ。自分よりも複雑な世界観をすでに獲得した仲間に恵まれ、安心して自分の心理的葛藤を探求できる環境が与えられると、その人が大きく成長できるチャンスが高い。

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