ストレス軽減作用もある!ダイエットだけではないバナナの効能
こんばんわ!ソラリスです。皆さんはバナナお好きですか?
朝バナナダイエットが一時期テレビで良いと言われていましたね。私はあまりダイエットに興味がなくやる気にはなれませんでしたが(笑)
バナナはすぐ腐るのでコスパも悪く、買い物で買うとかなり重量感があります。コンビニのバナナは単価が高めだし…とついつい敬遠しがちなバナナですが、栄養・腸・ダイエット等、色々な効果が期待できる優れた食品です。
特に朝にバナナを食べるのは大変おススメなので、ぜひお試しください。
ストレス軽減ための栄養素が揃っている
前回の記事で心身の健康のためにはセロトニンという物質が必要という話をしました。セロトニンはストレスに対抗してくれる脳内物質であり、10代をピークに年齢とともに減少していきます。
そこでセロトニン神経系を活性化するために必要な物質、セロトニンの材料として必要となるトリプトファンが含まれており、トリプトファンからセロトニンを合成する助けとなるビタミンB6、トリプトファンが脳内に取り込まれるのを助ける炭水化物がすべて含まれています。
効率的にセロトニンをつくることができるので、色々な食材を摂取するのが面倒…という方にはお勧めの健康食品です!
イライラしやすい時や、睡眠不足の時などにも効果があります。ただし、カロリーが高いため、過剰な摂取に注意しましょう。高カロリーなものは夜に食べると脂肪になりやすい(特に夜22時以降)ため、日中に摂取するのが効果的です。
便秘に効くといわれる理由
バナナは二種類の食物繊維がバランスよく含まれているため、便秘に効くと言われています。食物繊維は「水溶性」と「不溶性」に大別できますが、バナナはこの両方をバランスよく含んでいます。
水溶性食物繊維…水に溶けるとゲル状になり、便を柔らかく出しやすい状態にする。余分な脂質を吸着して便と一緒に排出したり、糖質の吸収をゆるやかにする働きがある。
不溶性食物繊維…水分を吸収して便のカサを増し、大腸に刺激を与えて便意を促す。
※水溶性と不溶性のいずれも、大腸内で発酵・分解されることで、ビフィズス菌などを増やし、腸内環境を整える。
便秘については、女性の方が身体の構造上なりやすいですが、男性にとっても腸の健康は重要視すべきものです。
なぜなら腸の神経細胞は脳の次に多く、約1億個にものぼるからです。そのため「第二の脳」といわれており、脳からの命令がなくとも消化、吸収、排泄という大切な役割を担っています。
生物が活動するにあたり消化、吸収、排泄といった機能は重要なものであり、脳からの命令を待っていると対応が遅れるため、自立して働くことができるようになっています。
そのため便秘になりにくい男性も、腸の環境改善に努め、腸の動きをよくすることが大切になります。
また、精神的な不調が、便秘・下痢、胃腸の痛みとして現れやすいため、便秘以外にも「緊張すると胃腸の調子が悪くなる」「極度の緊張によりお腹を下す」等の症状を起こしやすい方は、やはりストレス耐性を向上する必要性があります。
じつはストレスに対抗する脳内物質セロトニンも、腸で90%以上が作られているため、胃腸の調子が悪いと感じている方は、薬で整えるだけではなく食材にも気を遣うと良いでしょう。
ちなみに、多くのセロトニンが腸で作られているのは、もともとセロトニンは腸内の神経伝達物質で、それが脳でも使われるようになったためです。
代謝を良くするバナナはダイエットにも効果的
バナナはビタミンB6が含まれていると先に述べましたが、他にもビタミンB1、B2、ナイアシン(B3)、葉酸などを含み、不足しがちなビタミンB群を手軽に補える食品です。
ビタミンB群は、食品のたんぱく質を骨や筋肉に変えたり、糖質や脂質をエネルギーに変えるために重要な役割を担っています。体内に取り入れた食物をエネルギーとして消費しやすくするためには、ビタミンB群を摂取することが効果的になります。
「太りやすい」「なかなか体重が減らない」という悩みの原因は、脂肪の燃焼不足によるものである可能性もあるため、バナナに含まれるビタミンB群を摂取することで代謝を上げることができ、ダイエット効果も期待できます。
今回、やけにバナナを推してくるなと感じたかもしれませんが、今通っている就労移行支援施設でもバナナが良いと教えられました(笑)ただ、バナナを摂取しなさいと言われたわけではなく、バナナもメンタルヘルス面において、効率的にセロトニンや栄養を摂取できる食品として注目されているからでしょう。
また、野菜摂取量が少ない方は、朝にプチトマトのような色の鮮やかな野菜(または果物)を食べるだけでも、抗酸化作用のあるフェイトケミカルも摂取できるのでお勧めです。
抗酸化作用…カラダが酸化すると、カラダの老化や血管の老化の進んだり、シミやシワ、肌あれなどの肌トラブルが起きたり、生活習慣病やがんの引き金になったりしますが、その酸化を防ぐ作用のこと。
※参考
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