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栗日記

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まいにち更新(を目指す)栗の日記。なんということはない日常の積み重ねです。何卒よろしくお願いします🍀
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2021年10月の記事一覧

続・飛び降り自殺レポ⑤

続・飛び降り自殺レポ⑤



好きな人の真似で構成されているような人間なので、これからもそういうふうに生きていくのかもしれない。

noteでブログを書いているのは尊敬する人がnoteを使っていたからで、
noteをブログとして活用するのも好きな人の真似。

Kindleで本を出版するのも好きな人の真似。

自殺するときに飛び降りを選択したのも好きな人の真似だし、
と言うか自殺したこと自体好きな人の真似だったかもしれない。

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続・飛び降り自殺レポ④

続・飛び降り自殺レポ④

ひとりの時間が長い入院期間は思考が捗ることがある。

しかしインプットが足りてない頭では正しく思考できないように思う。

この入院期間は「コンディションじゃないから」と意識的にインプットを避けてきた。

何も取り込む気にならなかった。

「退院したら〜」と言うけど、退院したら別人になれるわけもなし。

私の自己認知は歪んでいるので、自分で自分が何なのかよくわからない。

それこそ「13階から落下し

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続・飛び降り自殺レポ③

続・飛び降り自殺レポ③

年内に「今年中には〜」って設定した目標も、そろそろ締め切りが迫ってきているというか、あまり長い目で見ていられなくなってきた。

「車を運転する」という目標は達成できなかった。

これがどんなに遠い目標か痛感してる。

来年の目標というより、一生かけての目標になってくる。

もちろん取り返しがつかない事故を起こしてからじゃ遅いから、車を運転するのは「ぜったいに大丈夫」という確信を持ててからだ。

退

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続・飛び降り自殺レポ②

続・飛び降り自殺レポ②

今日のハイライトは母上がめっちゃお菓子たくさん持ってきてくれたこと、
映画を昨日よりも楽しんで観れた気がすること、
シャワーは浴びなかったけど制汗シートで体拭いたこと、
病院食の白米をいつも残すところを全部食べたこと。

今のところ病院食を完食できた日はない。

きっと退院の日までない。

一日中ほとんど全く動かないからお腹が空きません。

ウィダーインゼリーだけで生きていける。

そんなわけない

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続・飛び降り自殺レポ

続・飛び降り自殺レポ

入院の日々の彩り豊かにするための要素とはなんぞや。

今日も好きな映画を見返していたし、何度も読んだ漫画をもう一度読んだ。

あとTwitterに入り浸ってた。

つまらないのは入院生活じゃなくて私自身なんだ、
私の体と心の事情で楽しくもつまらなくもなる、
今日のハイライトは点滴の針が外れたこと。

リハビリが痛くなかったこと。

結局我慢できずに1階の喫茶店でマンゴーシェイクみたいなの飲みながら

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リハビリ⑤

リハビリ⑤

病室が変わった。

入院中はそういう「引っ越し」が多い。

前回入院した時も手術する度に部屋が変わっていたと思う。

同じ部屋になる人たちも様々だけど、今のところ年下の人は見たことがない。

病棟が違うのか。

入院していると清潔感が疎かになりがちで、面倒くさいし、どうせ一日中ほとんど動かないし、病院から出ないしと、朝の洗顔はしない、シャワーも2日に一度浴びればいいやとなってる。

鏡を見ればいつ

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リハビリ④

リハビリ④

Wi-Fi環境もない中だと絵もアップロードできず。

描いても保存されないかもしれないのもあってこわい。

絵は病院の1階の喫茶店に行った時だけアップできる…去年の私は1円も使わずあの喫茶店に入り浸っていた。

悪だからそういうこともするのであった。

今日は手術したところのテープ交換の日。

経過は順調で、来週抜糸。

リハビリでは左肩関節が悲鳴を上げていた。

私も久しぶりに痛くて声出した。

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リハビリ③

リハビリ③

食欲がなかなか戻らず、ご飯は半分も食べられていない。

その分はウィダーインゼリーで補給する。

ゼリー飲料の偉大さを感じます。

左腕の重さが復活した感覚。

去年の退院時くらいのコンディションかもしれない。

物事の幸と不幸は主観よるもので、心のコンディションと体のコンディションは大きく関わり合っている。

去年の今頃はまだ整形外科に入院していたけど、つらい思い出しか残ってないのは体が追い詰め

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リハビリ②

リハビリ②

昨日よりも今日、今日よりも明日という感じで体調が回復してきてる。

左肘は曲がるようになった。

肩はまだ動かせない、痛い。

退屈ではあるけれど、まあこういうのもいいかもしれない、という感じで過ごせている。

まだ紙の本は読めなさそう。

病室は電波が悪くてYouTubeもニコニコ動画もできない、なぜかTwitterはかろうじてできる。

定期的に採血、点滴、痛み止め、体温と血圧測定とかがあって

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リハビリ

リハビリ

一日のほとんどを寝て過ごしている。

これからしばらくはそういう期間だ。

左肩にはざっくりと手術痕が新しくできた。

一度は体に馴染んでくれた左腕だけど、今はまたすごく重い。

けれど去年の今頃ほどじゃない。

また体に馴染ませるためのリハビリのスタートだ。

今は電子画面を見つめる元気もないから、ベッドで寝てるのが唯一の選択肢だから。

本当に今回の入院には色々と余裕があっていい。

手術直後

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再手術成功②

再手術成功②

平気か平気じゃないかで言えば平気じゃないかもしれないけど、これくらいなんともない。

当社比で小規模な手術だった。

左肩にボルトを入れたりした。

今回は手術が終わって翌日には歩けるようになったし、食事やトイレも自分でできる。

これがどんなに大きいことか。

左肩は骨折に気づかないほど感覚がないのだけど、それでも完全に死んでるわけではないらしい、手術したところが少し痛む。

左腕は全体的にむく

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再手術成功

再手術成功

上体を起こせない
左腕は全く動かない
だがブログは書く

全身麻酔中は愉快な夢を見ていた

起きたら

起きたらすごく大変で地獄だったがその地獄からも解放された

これだから集中治療室にはいい思い出がないぜ

スマホの充電切れそうでもう充電しとけばよかった

ちくしょうこの辺の体験はのちに絵日記にてやるからな覚えてろ

私が

普段と違って文章の推敲や誤字脱字を修正する余裕がない

すいこしても大

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再手術⑨

再手術⑨



11ヶ月ぶりに病室でブログ書いてる。

病院食は案の定半分も食べてない。

けれども今はなんだか不思議な心持ちでいる。

世界に色が戻っている。

以前ここに入院していた時とは比べ物にならないほど、私の心は豊かになったということ。

整形外科を退院してからの生活は、確実に私の心を回復させていたんだと実感した。

去年の私にどれほど余裕がなかったのかも。

もうすぐ私がnoteで「飛び降り自殺レ

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栗日記:死後編でたよ

栗日記:死後編でたよ

「胸糞」と言い表される物語が好きだなぁと最近感じるようになって、一言で胸糞といってもいろいろあることを学んだりしている。

とてもいい塩梅にかなしくなれる物語もあれば、かなり社会の暗部に光を当てた、見ていて気が重くなる、本当の胸糞もある。

私が好きなのはロマンチックな方の胸糞なのだなぁ。

人の暗部を描くシーンはやっぱり、素晴らしい演出と演技力が必要。

見応えがあります。

ここ数週間は目覚め

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