宙舞 笑舞

そらまい えま/日常に綴る/エッセイ・小説・詩/作詞・作曲勉強中५✍/動画編集初心者/

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【エッセイ】待つだけじゃ恋は来ない

中学生の時に恥ずかしかった恋バナは、大人になるに連れて何故かオープンになっていく。 私が中学生の時は友達の好きな人をバラして喧嘩になったくらいなのに、今はその好きバレが戦略だったりして、段々と恋愛が心理戦になっていくのを感じる。 自分はあまりメッセージのやり取りが好きではない。だからマッチングアプリも使わないし、途中で止まってしまってるDMも多い。 更に極度のめんどくさがり屋で、あまり仲良くもない人との遊びの予定は、誘われても断ってしまう。 なので恋愛は、好きになった

    • 【詩】かくして

      好きなものを好きと言えずに 何かを隠して 表に出すのは 用意された切り札 好きなものを好きだと、言えたら あの日の自分も活きるのに たとえ1秒すらも唾を飲み 瞬時に判断される 君もいつかその期待に裏切られ 身を隠すようになるから 最後まで、まっすぐな視線で捕まえて

      • 【エッセイ】エナジードリンクは本当に依存する

        エナジードリンクを飲み始めたのは高校生のころ。しかし両親に「体に悪いから飲まないでね」と言われていたので頻度は高くなかった。 高三の夏塾で自習している時に飲むくらい。 だから依存性が高いと言われているけど自分には縁のない話だと思っていた。 しかし、大学生になり上京し親離れした私は自由になった反動でついに本格的にエナドリに手を出し始めた。 昼夜逆転が続く1年、2年生の頃が特に酷く、休みの日つまり家にいる日以外はエナドリを持ち運んでいた。 これでも自分はマシな方だと思って

        • 【詩】最後に進む道

          周りの天才に囲まれて自分の才能に気が付かない 8畳間の隅っこで 己と向き合う時間は虚空 1文字1文字、先に進める度に、 どうしようも無い夢とか願い事が 頭に張り付いて忘れられない 小学生の時に卒業アルバムに載せた夢 その文字だけが色褪せない 知らないことが見つかるたび期待したいの 知ってることが増えるたび諦めたいの 私は知らない、これ以外の道筋を 私は知っている、これ以外道がないことを

        【エッセイ】待つだけじゃ恋は来ない

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        • 12本
        • エッセイ
          4本
        • シリーズ
          4本

        記事

          【エッセイ】バイト沢山やめてきたけど

          自分は割とバイトばかりしていたと、思う。 働くことが好きな訳では無い。実際に辞めたバイトは10個近くある。 それでも家で虚無な時間を過ごすくらいならお金を稼いでいた方がいいなと思ってシフトをバンバン入れるタイプだ。 その中でいくつか紹介したい""合わなかった"理由 まず人間関係で辞めたアルバイト。 半年は続いたアルバイト先。ここは少し敷居の高い焼肉店でお客さんもいい人ばかりだった。 しかし、そこで働いている人達は何年もアルバイトをしている人達でしかも一緒にシフトに入れ

          【エッセイ】バイト沢山やめてきたけど

          大好きだぁッたきみぇ

          大好きだった そう 君が 私があなたを、夢中にさせたいその理由 目、鼻、口、髪の毛 歪む視界に映る顔 大好きだった君へ 手が届かない もう少し もう少しで 追いつくからね

          大好きだぁッたきみぇ

          縋ってしまう一夜は眩暈

          「ねえ、今日この後どこに行く?」 「お前がさそったんじゃん。考えてないのかよ」 「せっかく峻希に会えたから、まだ帰りたくないと思ってね」 「言うようになったね」 「何が?」 「ん?何でもない」 「……私は、ずっとこうやって想いを伝えてたはずだけど」 「……。」「あなたと別れて私辛かったよ」 「……そうかー……。」 「いや、間違い。あなたが突然の前から消えたんだったね。そもそも私達付き合ってないけど、それくらいの関係値だと思ってたよ」 「うん」 「あっ公園

          縋ってしまう一夜は眩暈

          【詩】星屑の哀れに

          貴方に会いたくて 夢の中から醒められないの 机の奥に こっそりと仕舞われた星屑 1つ丁寧に取り出して 思いっきり、壊すの 綺麗なものは沢山あった方がいいでしょ? キラキラ、キラキラ 破片まで愛して この度歪な想いもいつかはこの破片のように 散らばってしまうの そうしたら、こうやって 可哀想だねって 哀れんでくれるのかな

          【詩】星屑の哀れに

          【カフェlog】

          とても雰囲気の言いカフェに行ってきた。 店内は穏やかで、装飾も雰囲気がある。 メニューは分厚い本の中に挟まれており、これもまた私たちを世界観に引き込む工夫。

          【カフェlog】

          【エッセイ】自分に才能が無いと気付いた話

          タイトルの通り、私には何の才能もない。 中学、高校の成績は何とも言えない普通のもの。 超おバカでも天才でもない。 大学受験もそこそこ合格してそこそこ落ちた。 中学と高校どちらも弓道部に所属していた。 その中での成績もトップといえるものでは無かったし、いつも惜しいところで終わってしまう。 小学生の頃他にもスポーツをやっていたが、ドッヂボールも体操も数年習って辞めてしまった。足が速いわけでもなく、能力測定もそこそこな時点でスポーツの才能が無いことが分かる。 ちなみに中学高校と

          【エッセイ】自分に才能が無いと気付いた話

          【詩】的、弓、私

          的を射た音が聞こえる パン 仲間の歓声も聞こえる あと1本 チームの2人が、ゆっくりと弓をあげる これまでの練習がフラッシュバック パン パン ふぅと息を吐いて、的だけを見つめる 私には、弓道しかない 夢中にさせてくれた 自分と的を見つめた この3年間は私を知る機会でもあった ありがとう パン 最後の1本が見事 これまでの弓道人生を閉めた ありがとう

          【詩】的、弓、私

          【詩】雨あれ踊る

          制服を着た君が、アスファルトの上を走る ぴちゃ、ぴちゃ、水溜まりが跳ねる音 突然の雨でも、君は何故か楽しそう 大粒の雨が視界を遮る 「ね、君も早く早く」 雨宿り場所を探すけど辺りは真っ直ぐな道路 「傘、ささないの?」 「1本しかないじゃん、どうせ濡れるなら踊ろ」 くるくると回る彼女を弾く粒 そんな彼女に魅せられて、 目の前の大きな水溜まりに……! 傘は無いけど重なる心 まだ空は灰色だけど 気分は上昇

          【詩】雨あれ踊る

          【エッセイ】この感情は恋と呼べますか

          中学生2年生の冬。私は恋をしていました。 前回のエッセイで上げた話の数ヶ月後のことです。 初めての彼氏と別れた後、色々なことが起こりました。 その中でも大きな出来事だったのが私or元彼どちらの味方問題です。 元彼は、私の態度に憤り部活の後輩達に「あいつとは関わるな」と言いふらしていたようです。 実際、何人かの仲良かった後輩達がよそよそしくなってしまう事がありました。 それも異性の後輩ばかりだったので、従わずには居られなかったのかなと思います。 後々、元彼と私の共通の友人で

          【エッセイ】この感情は恋と呼べますか

          【詩】まだ、分からない

          ねぇ、貴方は結婚するの? 彼女は言った 紅茶が冷めかけて、そろそろ飲んでしまいたい 真っ直ぐに私を見つめるその瞳から 1秒たりとも目を離せない 綺麗で澄みきったそれは どこか寂しさを兼ね備えている 結婚……そこに愛はあるのだろうか 貴方は幸せにならないと、 と彼女は言う 幸せがそこにあるのだろうか 20歳を迎えたばかりの2人が、オシャレな喫茶店で将来について話し合っている この光景が、周りからどう思われているのか 分からないけど、私は、声を大声にして

          【詩】まだ、分からない

          【エッセイ】初めてを思い出にしてるから。

          私はこれまでに、まともな恋愛をした事が無い。 人を好きになって付き合う事になってとも直ぐに破局。 これには、自分でも理由が良く分からなかった。 中学生の時、同じ部活の男の子を好きになった。 彼は小学生高学年の時から仲が良く、男女6人グループで良く遊んでいた。 その6人が中学で同じ部活に入部して、その他のメンバー合わせて約20人近くの部員が私達の学年だけでも所属していた。 私と彼は仲が良いいのだが、第三者からしたらお互いの事嫌いなの…?と思われる言動ばかりだった。 だから

          【エッセイ】初めてを思い出にしてるから。

          episode.3:レディーキラー

          店内はザワザワと賑わっている。さすが華金と呼ばれてる祝日前。早めに予約しておいて良かったと思う。 待ち合わせの10分前に着く。早めに席について彼を待つ。飲み放題は2時間1300円と貼り紙があらゆるところに張ってあるが今日は遠慮しておく。 普通だったら揃ってからオーダーを始めるのだけど、ザワつく心を落ち着かせたくてカルーアミルクを注文する。甘いお酒は美味しい。 それからほんとしばらくして、奥から彼がやってきた。早くない?って言うけど、君は5分遅れだよって言ってやりたい。

          episode.3:レディーキラー