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【エッセイ】バイト沢山やめてきたけど

自分は割とバイトばかりしていたと、思う。

働くことが好きな訳では無い。実際に辞めたバイトは10個近くある。

それでも家で虚無な時間を過ごすくらいならお金を稼いでいた方がいいなと思ってシフトをバンバン入れるタイプだ。

その中でいくつか紹介したい""合わなかった"理由

まず人間関係で辞めたアルバイト。
半年は続いたアルバイト先。ここは少し敷居の高い焼肉店でお客さんもいい人ばかりだった。
しかし、そこで働いている人達は何年もアルバイトをしている人達でしかも一緒にシフトに入れるバイトさんは2~3人が限界。

そんな感じだと、なかなか同じ人とシフトが被らない。
平日、めちゃくちゃ暇な時間があっても古参の人達が仲良く話している間に入ることが出来なかった。

そもそも私自身初対面と仲良くなれないタイプなのと、歳が離れていたこともあるのだが……。

仕事は適正でも、それに耐えられず辞めてしまった。

次は仕事編

とあるチェーン店のバイト。
最初に教わるのはレジ。最初は一緒に教えてくれるのだが、昼時めちゃくちゃ忙しいとやはり1人で任されてしまう。

凄い行列の中、数あるメニューのスイッチを押すのはなかなかシビア。

覚える時間も無く、ピークが過ぎるまで耐えるのはキツかった。

だから私は昼出勤から朝出勤にシフトを変更した。
これはこれで大変で、割と朝方から来るお客様も多い。
それに加えて、クレームを言いに来る方も……。

大学前に数時間しか働けない上クレーム受けて1日過ごすのはあまりにも心が晴れないので、直ぐに辞めた。

ちなみにカラオケ店も同じくキツかった。
そもそも大学生でまだお酒を飲めない時に作るカラオケのお酒の匂いがかなり辛かったのもあるが、やはり深夜帯の客層に絡まれてしまうのだ。それに掃除の時の部屋と言ったら……。

という感じにバイトを辞めてきました。
他にも男女比が偏りすぎて辞めたカフェバイトや、大学生ばかりでサークルみたいな飲食店のバイトを辞めて来た。

耐えよう、耐えようと思ってもなかなかうまくいかない時はもうやめる選択肢しかなかった。

それに上記はすべて掛け持ちで、他と比べてしまう事でやる気になれなかった。

だから、一番長く続いているバイトの環境に感謝している。
その場所がドンピシャと私にはまったから素敵な同僚に出会えたし、人生の中での貴重な学びになった。

いつかこのバイト先についても書きたい。

これを読んでくれている皆さんも、是非自分に合う居場所を探して欲しい。
これはバイトだけの話ではない。学校、部活、習い事、友達、趣味それぞれにコミュニティが存在すると思う。

正直、嫌なら離れてもいいし辛いなら辞めてもいい。
その逃げ癖が社会人になって付いたら……。とか言う人もいる。もちろん間違えてないし、全てに適用すると思ってしまうのは落し穴。
それでも、自分の”通用する”逃げ方を用意していと私は思う。

環境のせいで自分が損するのはもったいない。

いつかは大切な居場所が見つかりますように。

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