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面接の話 ゴッドハンド始まりの日

まず、noteを初めて2日目。

まだ全然慣れなくて無くて

フォロー頂いたりスキを頂いたりした
方々へのアクションの仕方が解らず
この場で御礼を言わせてくださーい。

読んでくれて有り難うございます!

今日はとっても長い文章になりますが

私がこの業界に入った
初日の面接日の話を
ストーリー調に書いてみようと思います。

まず、私がこの業界に入る前は
美容専門学校で美容師免許を取り

寝ても覚めてもマネキンに向き合い
国家試験という荒波に受かったにも関わらず
美容師にならなかった笑

という謎の経歴については
今度詳しくお話させて頂きます。

さて、ここからお話させて頂くにあたって

私のスタイル、思考、コツは

オリジナリティが強いものなので

とてもエキセントリックに見えますが

その中で『基本』に添っている事です。

正解不正解は賛否あると思いますし

真似出来る人、真似出来ない人

そもそも

真似したい人、真似したくない人

どんな方でも1つお伝えしておきたいのは

あくまでも『ヒント』にして

ここから皆様のオリジナリティーに
変化させて欲しいと思います。

そして何度も言います。

大金持ちになるノウハウではありません。

ただ私自身、コロナ迄は(アフターコロナもそのつもりですが)

サロンを経営して1度も
宣伝広告費、宣伝業者、ビラ配り等
一度も行った事も経費をかけた事もございません。

それでいて東京のど真ん中で
専業主婦の妻を持ち、
更に娘も養い男性セラピストとしての

世の中の偏見をぶち破ったノウハウで


10年赤字を1度も出すこと無く
移動は迷うこと無くタクシー笑

楽しくお金に悩まない範囲の人生を送れる位の
サロンを経営してきました。

けして高層マンションの最上階で
ワイングラス片手にとかの規模の
ノウハウではありません笑

前置きが長くなってしまいましたが

まずはこの1枚を...

これ...私が初めてリラクゼーション業界に
入った時の面接の証明写真です笑

正直僕なら面接もしません笑

こいつ絶対売上盗むやろーーー笑

この目!!
触る者皆傷つけたやろーーー笑

しかも時代感じるー!
バブリーーー!

20歳の美容師の時の面接の写真そのまま使っちゃいまして笑

美容師ならセーフティラインでした。
当時は笑

※全ての読者の方に言います!
絶対に真似しないで下さい笑

そして面接はシャカシャカジャージに
セカンドバック笑

こんな最悪な面接者いますか?

こんな私が採用になり

後に会社異例のスピード出世により

全国に20店舗程ですが

本店の店舗を1年で任されるようになりました。

何故私がそんな最悪の第一印象で
受かったのか。

まずは面接する為に電話をします。

そうです、面接はそこから始まっていたんです。

そして幸い私の救われていたところは

メンズなのに割りと声が高めで柔らかめ。

担当の電話口の方が(サロンのstaffさん)

面接当日動きやすい格好で来て下さい。』

????

え?スーツじゃないの???

?????

一先ず電話を切り再度電話。

『あの...動きやすい格好とはジャージとかの事でしょうか?』

『そこはお任せしますが簡単な施術チェックや技量テストのようなものがありますので』

なるほど!!

『解りました!重ね重ねの連絡にご丁寧にご対応頂き有り難うございます!面接当日楽しみにしておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!』

そしてやり取りが終わった後に
先方はすぐ電話を切ると思っていた
世間知らずの私は

『はぁ、緊張した。。。でも電話の人いい人そうだったなぁ。やっぱジャージか!』

電話がまだ繋がっていることも知らず
独り言が聞かれていた笑

↑この全てのやり取りが面接官に報告されていたようです。

後から聞いたら
『若い男の子だったけどイイコそうでしたよ。でもジャージで来るみたいですよ笑』

⭐️ここでのポイントは
この時点で窓口の担当者のハートを掴んでいれた事。

後に私も同じ事をしていたのですが

staff『店長、面接希望の電話でした。』
店長『どんな人?』

で、↑のようなやり取りが報告されます。

私も電話に出たstaffに店長時代聞いていました。

ここで店長の好みが出ますが
幸い私は悪い印象は無く
とてもいい子が来ると思われていたようです。笑


すぐにその電話応対してくれたstaffさんが
『ジャージで来るみたいだよー!ウケるよねー笑』

と噂にしてくれていました笑

⭐️ここで1つ、『口コミ』が生まれます。

そして面接当日

チャラ男風、ホワイトのシャカシャカジャージ、セカンドバックの約180センチ近い大男が参る。笑

言うまでも無くド注目です笑

皆さんの施術の手が止まってこちらを見る視線を感じました笑

イイコ????

イイコ????

イイコドコ???

そんな中90度のお辞儀と全力の笑顔と
ハイトーンボイスで『宜しくお願い致します😃😁😊😆』

イイコ???悪い子???
どっち???

あの生き物ナニ!?

⭐️ここでポイントは
『衝撃』と『興味』が関係者に走ります。

ここまでは後に『指名』や『口コミ』
のテクニックに関わってきますのでアンダーライン赤字です。笑

そしていざ!面接!

ここでは至ってシンプルに!

『背伸びしない』がテーマに面接をしました。

経験者なら別かもしれませんが

未経験者なら特に

『これ出来ます!』『こんな能力あります!』
アピールはあまり好印象ではないというか
的を得ていません。

経験者対象→即戦力が欲しい
未経験者対象→育てたい

サロン側の募集内容の的があります。

なので私はリラクゼーション業界は未経験だったので自分の面接テーマがマッチングしており

『右も左も解りません。ただ情熱とやる気とこの仕事にかけたいと思う気持ちだけ持ってきました!』

これだけです。

その時点でほぼほぼ合格。

⭐️一番大事なポイントは
『この人と一緒に働きたい』
と思って貰えるか。

私も店長をしていたときは
未経験でも経験者でも
『この人をメンバーにしたい』
の基準が90%でした。

我々の仕事は技術は教えればいくらでも
与えることが出来ますから。

ただ面接管はやはりこの舐めた格好の
舐めた履歴書の写真の男には即決は出来ず

『じゃあちょっと施術チェックしてみようか』

きた!!!!
あのジャージのやつだ!!!!

美容学校でエステは少しやりましたが整体メインのサロンだったので整体の動きは未経験だったので言われたとおりにやってみました。

...結果。

これが奇跡的に
伝説に残る施術チェックと語り継がれた
100点満点中
1000点!!!!

メーター振り切って

『君、本当に未経験?』

10年に一人いるかいないかの素質だよ。。。

後に面接管はこの子は落としたら
1000万落とす事になる。と思ったらしいです。

あざまーーーーす!!

実は私は剣道が全国でベスト4に入った経歴のある為、子供の頃から体重移動は得意でそこだけは
他の方にないセンスがあったようです。
と、自慢を入れておきますので
画面に向かって唾を吐いて下さい。

そこまで来てもまだ悩む面接官

『履歴書の写真...笑

スーツじゃないの???』

『!!!!すぐに作り直すのでもう一度チャンスを下さい!!!!動きやすい格好と聞きまして愚かにも写真もラフな普段の私をお見せした方が良いかと勘違いしてしまった次第でございます!!』
三つ指土下座。

とりあえず検討して連絡しますね。
(コイツ侍みたいな固さあるなぁ笑)

流石にマネージャーには倫理的に
履歴書の写真が許せなかったらしいが
幸いにも若さと素直さでヨリキリ出来たよう。

次にマネージャーはstaffに
『あの子見ててどうだった?』

staff1
『見た目とのギャップ凄い笑 息子にしたい位いい子だと思っちゃいました笑』

staff2
『社会常識知らないだけで教えればあの素直さならすぐに修正出来るし、とにかくあの子ナイスです』

staff3
『江戸時代の侍みたいなチャラ男で面白かった、育ててみたい』

staff4
『あの見た目が忘れられない笑 それしかない笑 お客様の中でも話題になりそうでサロンにも新鮮な風が吹くかもしれない』

staff5(電話のstaffさん)
『今まで何100本と電話取ってきたけどあんなピュアな電話初めて取ったからマネージャー採用しかないと思います。』

なんていいstaffさん達!

このstaffさん達が後に
ゴッドハンドと言われる私を作り出した
5人の師匠達です。

その時私は知るよしもなかった。。。

この中の4人に激しい嫉妬を買うことになることを💦

⭐️ここでのポイントは
電話の時点で味方をつけていたこと
そして脳裏にインプットされる衝撃を与えていたこと。

後に私が面接をする立場になった時
マネージャーに言われました。

君が面接した日は、全店舗で噂になったよ。

セカンドバックの少年って言われてたよ笑

で、君はどうゆう基準で面接するの?

『共に戦う同士としてメンバーに入れたいかですかね』

『そうゆうもんなんだよ、面接って。』

なるほど。

まとめ
面接もお客様にも
初めましては

1、期待値
2、衝撃と混乱(あくまでも忘れさせない為の演出と、貴方の事を脳で考えさせる時間を能える為です)
3、話題性
4、好感度
5、この人との未来のワクワク

面接をするサロンの立場の方や

面接を受ける立場の方

くれぐれも真似しない方が良い点はありますが

何かヒントや、読んでて面白かったと

思ってくださったら

スキ?いいね?
(まだnoteを解っていません)

頂けたら嬉しいですし励みになります。

さて、私が宣伝無しで10年サロンを
赤地無しでお客様に愛されたサロンの
原点はここから始まり
この話しもヒントになっています。

まずはnoteを楽しみたいので
これから順を追ってエピソードを振り返りたいので

なかなか経営ノウハウ的な事までは
遠いかもしれませんが
長らくお付き合い頂けたら幸いです。

長い文章を呼んでくれて有り難うございました。

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