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20231119 療養メモ 再発しないために、いろいろあった1週間の振り返り

今週は、長かった。
実は、今日も午後から自分が主催の勉強会を近くの公民館で行う。
だから、今日も実質活動日で仕事をしているようなものだ。

さて、この1週間は、いろいろなことがあった。
そのことも含めて、自分がどんな状態だったのか、そして冷静にどんなサインが出てきたのかという気付きを残しておく。

疲れすぎると夕食が作れない

自分の中で最大の危険サインは、退勤後のルーティンが崩れること。
退勤するときに自分の思考を切り替えることができるのは、夕食を作ることなのだが、この一週間に関しては夕食を作ったのが3日だけ。
あとは、外食で済ますことが多かった。
このときの自分の頭の中がどうなっていたのかということをモニタリングしてみると、あることに気付いた。
仕事のことで頭の中がグルグル思考になっている。
退勤するにあたり、夕食を作ることへの切り替えができていないのだ。
さらに深掘りして、夕食を作ることが出来るときと出来ないときの違いは何かを考えてみた。
そうすると、冷蔵庫に入っている食材のことが頭の中にいっさい沸いて出てこないのだ。
何をかって冷蔵庫に入れているのか、それがわからない。
思い出せない。
そうすると、仕事のことと夕食のことで思考がマルチタスクになって、「もう、いや」となる。
外食で済まそうという気分になって、食べて帰ることになっていた。

そして、そうした傾向につながる前兆があったことにも気付いた。
一つは、毎週利用している生協に食材などの申し込みをしていなかったことがある。
だいたい、1週間の献立みたいなものを頭の中に入れて発注をかけるのだが、ここ3週間くらいは生協の申し込み締め切りに気付かず土曜日を迎えていた。
生協の申し込み締め切りが金曜日ということもあり、一週間の疲れがどっと出ているタイミングで、一週間の献立を考える余裕がない状態にもなっていた。
そうすると、帰りに買い物をして帰る負担も大きくなる。
残念ながら、いつも利用する駅二つとも、高架化工事でスーパーがなくなってしまっている状態で、帰り道の途中で買い物ということが難しくなっている。
そんな条件も重なって、対処することが出来ていなかった。

仕事のスケジュール管理が自転車操業

これは、まさに読んで字のごとく。
1週間のスケジュールが頭の中に入っていない。
仕事のスケジュール管理が出来ていない。
出来ない状態にまでなっている。
毎日、とにかく職場へ行って、目の前にある仕事を片づけるだけ。
それをやり切ると、もう頭の体力がない。
かなり疲れている。
自分に対しての負荷が大きくなっているという状態だ。

だから、いつもの平常業務にプラスアルファのような内容があったりすると、事前に準備も何も出来ていないでぶっつけ本番のような形になり、仕事の質は当然低くなる。
その仕事の質が低い状態が続いている。

そのきっかけは、考えなければいけないことがとても多いこと。
割り切ることが出来ればいいのだけれど、そうもなかなかいかないということ。
いくら考えても、答えが出ないことが多いこと。
思考にものすごくエネルギーが消費されている。
疲れている根本はそこにある。

そして、そうした行動に出る原因はどこにあるか?となると、やっぱり他人目線というのがあるだろう。
他人の評価を気にしている。
本来、そうした思考を行っていけば、自分が疲れ果ててしまうのはごくごく当たり前ではある。
しかし、渦中にいるとそうしたことを完全に忘れ去ってしまっていた。
そうした思考やその思考に引きずられた行動をとるとどんどんとしんどくなるということがわかっているのに、忘れてしまっている。
しかし、今こうやって気付くことが出来ているのは大きなことだ。
来週以降の仕事に対して、ガッツリと入り込むのではなく、一つ間を取る感じで取り組むことが出来ればと思う。
そのためにも、スケジュール管理をする時間をとることが、ToDoの優先順位の高い位置に入るだろう。

これだけサインが出ているのにキープできているのは

これは、間違いなく今飲んでいるお薬が合っているということだろう。
補中益気湯という漢方が、これまで飲んできたどのお薬よりも自分の体を支えてくれていることを実感している。
というのも、とても気分をフラットに保つことが出来ている。
たしかに、思考の方法についてリハビリで頑張って身に付けてきたというのもあるかもしれない。
しかし、結構大きなストレスを抱えた際に、体調を崩すということがこの薬を処方してもらってからなくなった。
体調が崩れなければ、思考も崩れない。
悪い考えが出てくるということもかなり減る。
また、睡眠の質がとても良くなっている。
結構、寝る前にむちゃをしていることもこの一週間については有ったのだが、それでも熟睡することでかなりの疲れを落とすことが出来ている。
元々、病後の衰弱期の身体を整えるはたらきがある漢方というだけあり、虚弱体質の自分にはそうした働きが丁度合っているのだろう。

先週の土曜日に診察で医師と相談した、躁転してしまう可能性についても考えたが、行動面では体調がいいといろいろなことに取り組みがちになるというところは、やっぱり有る。
このお薬を飲み始めて丸6週間。
この間に取り組みすぎたことが、今週の脳の疲れとして反動で出てきているのは確かだろう。
つまり、薬で体調を持ち上げている状態に対して、元気だからとどんどん進みすぎている状態になっていたわけだ。
ブレーキがないということはこういうことなのだろう。
活動量が多くなっていることで、思考も大きくなっていたのだ。
だから、このことについては注意が必要なところでも有る。

今後の再発を防ぐために

まず、ルーティンを確実に行動する。
そのために、オーバーワークはしない。
スケジュール管理をしっかりとする。
スケジュール管理をした上で、仕事のするしない、ほかの人に任せるかどうかを相談していく。
そうしたことが優先順位の上位に上がってくる。
そして、シングルタスク。
グルグル思考になってきたら、呼吸法をして、思考を手放す。
アウトプットする時間をとって、セルフモニタリングを行う。
基本中の基本であることばかりではある。
しかし、これが出来ない状況だとしたら、かなりやばい。
再発間近でも有るというサインだ。

今、こうやってモニタリングしたことをアウトプットすることで、かなり冷静になることも出来ている。
取り組んでいければと思う。

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