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20210330 通院メモ ADHDの特性と双極性障害の特性と・・・

最近、自分の特性と向き合うことが増えている。
きっかけは、平常の中の出来事から。
先週のメディカル・レクチャの中で、ADHDやASD、BP(双極性障害)といった、誰もが持っている脳の特性についての説明を聞いてから、色々と気にするようになった。

昨日のこと。
さっきnoteにあげた靴に関係することで、一つエピソードが出てきた。
靴を新しいものに変えなければいけないことは、昨日の段階でわかっていた。
しかしながら、
「また、後でしよう」
と、先延ばしをして、そのまましなければいけない事を忘れてしまう。
そして、今朝出掛けに靴紐の調整ができていないのを玄関で思い出す。
焦って、靴を準備しようとするが、時間がないので、ひとまず玄関にある革靴を履いて今日はクリニックに出かけた。
先延ばしをしたことで、いざ必要という時まで気付かず、その時になって出来ていないことに焦りや後悔などで頭の中がいっぱいになってしまう。

先延ばしをしてしまうのは、ADHDの特徴としてある。
こうして、失敗して、自責の念が大きくなり、自己肯定感が下がるというのもAD
HDの特徴と言われる。

こうしたことをクリニックでリハビリ担当の先生に話したところ、
「確かにADHDの特徴ということはできるが、その前にモニタリングできるところもある。
『また後で』という自動思考になるときの、脳の状態はどうなのかをチェックする必要がある。
まずは、先延ばしをするときの脳の状態が疲れている時は、『また後で』というように考えやすい。
睡眠の質がどうか、覚醒度はどうか、食事や栄養のバランスはどうか。
そうした身体的な状況が整っていると、先延ばしの自動思考は出てきにくくなる。
あと、案外見えてこないのが『完璧主義』があること。
『これをするには、あれをして、これをして』と全ての段取りが全部できるようになっていないと判断してしまうと、完璧主義の癖がある場合は先延ばしの自動思考へとつながりやすい。
だから、大切なことは、『とりあえず』ということで、とっかかり始めることで先延ばしを減らすことができる。
こうした2つの特徴はADHDの特性ではあるけれど、BPの特性として掴み、モニタリングとコントロールという事を繰り返すことで、克服できることもある。
また、ご本人が持っている視覚刺激に対しての過敏さを利用して、見えるところに『先延ばししたら・・・』という過去のエピソードから起こったデメリットを貼っておくことをお勧めする。
視覚刺激で意識が持っていかれるというADHDの特性を利用して、先延ばししないような工夫を作るということもできる。
失敗したことやデメリットだったことをリスト化しておくことも、今後のためには役に立つかもしれない。
そうしたことをコツコツと取り組んでいかれては。」

こんなアドバイスをもらった。

やらないといけないことは、たくさんある。
こうしたことを克服していくことで、安定した生活を送ることができるようになるのだろう。
こうしたことも、めんどくさく感じているということは、脳の疲れがある。
脳が疲れるような事をしている自覚もある。

まあ、それだけまだまだ時間がかかるということ。

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