見出し画像

20221108 復職メモ 大人のADHDとして苦手な所・・・スケジュールが把握できていないミスが出てき始めた

双極性障害という特性もあるのだが、ADHDの特性も結構ある。
そういえば、ずっとお世話になっているクリニックの最初の診察の際、
「自分はASD傾向が強いと思うんです」
と話したところ、
「いやいや、ずっと話を聞きながら様子を見ていますと、ずっと指先は動き続けているし、身体を揺さぶるそぶりもあったりして、どちらかというとADHDの特性が強いですよ」
と、言われたことを思い出した。

1回目の休職時は、どちらかというと双極性障害という特性に注目したリハビリを行っていた。
しかし、2回目の休職の時は、双極性障害という特性も当然ながら、ASDやADHDの特性にも着目して、トータルで自分の特性を見ていく形のリハビリになった。

その中で、どんなときに思考が高くなるか、つまりは苦手さから時間が掛かることは何か、時間をかけたら出来るけれどもその分疲れの大きな事は何か、ということに着目して過去を振り返ることがあった。
その中で、スケジュールを立てていくということにものすごく膨大な時間が掛かる事に気付けた。
スケジュールを立てて、手帳に記入するなり、パソコンに入力するなり、していく中で、締め切りや仕事の作業日などを入れ忘れて、違う仕事を入れてしまう、いわゆるダブルブッキングをやらかしてしまう。
もしくは、完全に抜け落ちてしまって、頭の片隅にはあるけれど具体的な日付までチェックできていなくて、突然当日なんていうことをやらかしてしまう。
色々と複数の書類に日付が書いてあるものを転記し忘れるということもよくある。

そこへ来て、ワーキングメモリが小さいと来た。
特に、耳から入った情報は余計に難しい。

だから、スケジュールを整理しようと思うと、それだけで一日仕事だったりする。
1週間のスケジュールをたてるのに1日掛かる。
もう、本当に絶望的だったりする。

そんなことにリハビリ中に気付いたので、できるだけスケジュールはシンプルに、そしてルーティンを守ることを最優先にという形でとりあえず来ていた。
しかしながら、それなりに仕事に取り組んでいると、色々と仕事を抱えるのが増えてくる。
そうなってきて、いよいよスケジュールの取りこぼしが出始めた。
とてもまずい。

もう一つ、今の職場になってから自分の特性に合わないなぁと思うことは、会議の資料がすべてサーバー上にあることもある。
書類や資料はワードファイルや、エクセルファイル、PDFだったりする。
その資料を見れば良いのだけれど、紙の資料ではないために、日付に関する所を探そうと思うとものすごく時間が掛かる。
一覧性に乏しい。
昨今、紙の節約ということが言われ、我が職場でもデジタルデータでの資料配付というのが当たり前になったのだが、これが自分の中ではミスの元になっている。
すべての資料をプリントアウトして、手帳に書き写し、紙の書類はその用事が終わった時点で捨てるという流れが必要な感じだ。
これもまた、手間が掛かることではある。

なんとも、便利になったのか不便になったのか。
自分の特性としては、とても辛い状況なのは間違いない。
資料やらスケジュールを一元化して管理する方法があれば良いなぁと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?