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20210509 通院メモ ウォーキングでのモニタリングで気にしていること

ここ2〜3週間ほど下り坂で、ここ数日間は特に悪かった体調が戻って来た。
そんなことがなぜ分かるのか?
答えは、ずっと積み重ねて来たモニタリングによって、自分の性質やら特徴、体調が良い時悪い時の傾向をつかんでいるから。

まず、一番わかりやすいのは、ウォーキング。
毎日同じコースを歩くことで、チェックできるところが幾つもある。
まずは歩き出して200mほど緩やかな下り坂になっている。下半身に負荷がかかるほどのものではない緩やかな下り坂ということもあり、ここで足が前に出るか、姿勢はどうか、重心はどこにあるのか、歩き始めで呼吸がどんな具合かなどをチェックしている。
この最初の200mで大体見えてくる。
そこから、今度は300mほど、これも緩やかな登り坂になる。
下り坂の200mで調子が悪ければ、ここからもう前に進む感覚がなくなって、すぐキツくなる。
調子が悪いとは感じなければ、ここの緩やかな登り坂で、歩幅、足の裏のどこに体重を乗せて歩くのか、股関節から動かして歩けるか、それとも足を前に進めることくらいしかできないのか、やってみて息が上がるかどうかなどチェックする。
大丈夫ならば息を吐き切る呼吸をさらに意識する。
ダメな時は身体の何処に力が入っているか、チェックして無駄な力を抜く様に意識する。大抵ダメな時は、肩に力が入っている事が多い。息を吐き切る様に呼吸をすると、肩の力が抜けて、横隔膜も下がり、浮ついた重心も下がってくる。
そこのチェックができて、身体の状態をコントロールできる様ならば、その後はなんとかなる。
しかし、ここで調子を取り戻せなかったら、その後はしんどいままになる。

とにかく、ここまでの500mで状態を把握することと修正をかけておく必要がある。
なぜなら、この後200m程のキツめの上り坂があるから。一気に5階建ての建物の高さよりも高い所まで登る。この登り坂が前半で一番心拍数も上がるところ。
Apple Watchの心拍数をチェックして、客観的なデータも把握しておく。
自分の場合、しんどい時はこの坂道で心拍数が150を超える事が多い。逆に体調が良い場合は120程度で収まる。

とこんな感じで、「何処の場所では何をチェックするのか」ということがたくさんあって、その場所ごとにルーティンが存在する。
そうしたことがいくつもある状態がモニタリングにつながっている。
そうする事で、自分の状態を掴むのが容易になる。

ここのところの調子の悪さが、今日のウォーキングでは出なかった。
最初の200mで全然違った。
急な上り坂でも息も上がらず、程よい汗もかいた。

継続して、掴むことが増えるという一例。
運動習慣というものがなかった自分にとって、毎日欠かさず行うこと自体が不思議な感覚ではあるが、自分と向き合わないとやっていけない性質があるので、続けていくしかないとも思っている。

意識してモニタリングしないと、自分を簡単に見失ってしまう。
ただでさえ、調子が悪くなるとモニタリングの精度が悪くなる。
そんな中で、いつも同じルーティンであるウォーキングは、歩き出してしまえばモニタリングのルーティンが存在することで、自分を把握しやすい状態に持って行ける。

ウォーキングは、継続できるとお金も掛からず簡単にできる方法なんだろう。

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