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20210716 通院メモ 「慣れる」ことと「充実する」ということの関係性

昨日のリハビリ、午後はグループワークで集団認知行動療法の事例検討。
テーマ出しをされた方は、もうすぐ仕事に戻ることが決まっていて、それに向けたテーマ出しをされていた。
新しい職場に変わることによって、これまでと同じ仕事ではあるものの、仕事の進め方について色々と不安を抱えておられることをテーマとしてまとめられていた。

テーマについて10人弱で中身を深掘りしていく。
昨日は、あまり発言することが出来なかったのだけど、周りの人が深掘りをする中で一つ気になったことが出てきた。

それは、「仕事に慣れるかどうか?」ということ。

そこで出てきた疑問が、自分は仕事に慣れるのにどんな感じだったかなぁ?ということ。
もうちょっと深掘りすると
「仕事に慣れる」とは、どういうことを言うのだろう?という疑問に行き着いた。

自分の中での答えは、
○職場に元々あるシステムに慣れる
○既にそこにある価値観に慣れる

という二つが出てきた。
自分の価値観との折り合いをどうつけていくのかが出来たときに、慣れることが出来るのだろう。

そのように考えると、こうしたことがとても苦手なことに気がついた。
自分の場合、転勤が定期的にあるので、職場に慣れることって結構大変だったりする。
しかしながら、よくよく考えると転勤をしても慣れるのにそんなに負荷を感じない状態というのが過去には有ったことを思い出す。
そのようなケースはどんなときだったのか?
次々に深掘りする疑問が出てくる。

転勤や配置転換があったときの状態というのに共通点はあるのか。
色々と過去のことを考えてみたら、共通点があった。

それは、新しいことを始めるということだった。
職場規模の適正化ということで、二つの職場が一つへと合併されることがあった。
新しくチームを立ち上がり、数年間の取り組みをそのチームで構築していくということもあった。
新しいイベントを企画して開催することがあった。

これは、目の前にある課題や問題点から、どんな価値観でどんなシステムを作り、どんな方向性を持って進めていけば良いのかを考えて行く必要がある。
構築していく際に、メンバーとの対話が生まれるので、その中で自分の理解を深めやすいということも有ったのだろう。
新しいことなので、誰もがわからないことがあって当たり前の状態。
だからこそ、議論もたくさん生まれる。
それぞれがわからないことを持ち寄るし、だからこそどうしていけば良いかの方向性もまとめやすい。

そして、そうしたときは仕事に慣れるのが早いし、仕事の量がそれなりに多くても、実はとても充実していたりする。

逆の場合はどんなときか。
これも共通点がある。
それは、既に出来上がっているシステムや価値観の中で、完全に自分だけがそこに合わせていかなければいけないという状況。
途中からチームに入ってその中で役割を求められる状況というのは、実のところなかなか慣れることが出来ないことに気付いた。
しかも、どちらの場合も年度末の1月に体調をどうにもこうにもコントロールできない状況になり、双極性障害を発症している。

あくまで、双極性障害が発症したと考えられる要素の中のある一部でしかない。当然他にも色々と要素はあるから。
しかし、仕事に復職するときに、自分の特徴をよくよく理解しておけば、職場の管理職と話をするときに話しやすくなるだろう。
もうちょっと、自分なりのところを深めていく必要がありそう。

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