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創作の部屋

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創ったなにかを置いておく場所
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#詩的散文

壊れた玩具(散文詩)

壊れた玩具(散文詩)

私は壊れた玩具のように
大好きだったあの人を思い出しては
嗚咽をしながら涙を流す
叫んでも戻らないあの日の出来事
もう一度
神様もう一度だけでいいから
チャンスをくださいと
心にも無いことを願ってしまう

元には戻らない壊れた玩具

いつ書いたのかも忘れたこれ
そんな泣かねぇだろうが
嘘つきめ!と
嫌悪感募るので
投稿して浄化

さて
今週はゆっくりできるのかな?
だといいな

シを集める色々

シを集める色々

私の彼はハシビロコウ
じっと何もせず動かない
遠くから鋭い眼光でこちらを見ている
いつだってじっと見つめてくる
その眼差しに惚れた
時に
笑った瞬間の目尻のシワが
無邪気なその姿が
何も隠し事のない
全てさらけ出すその在り方が
とても魅力的…
私の彼はハシビロコウ
またあの鋭い眼光で私を見つめている

(2022/01/16 14:01:46)作:-sora-

綻び
惑わし
消えてゆく記憶
時と

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さざ波のよう〜140字のなにか〜

さざ波のよう〜140字のなにか〜

流れる時は静かに
さざ波のような小さなゆらぎと共に
ゆらりゆらりと
過ぎてゆく

ここへ来るまでのひとつひとつの出来事は
この瞬間を迎えるためのものだった
なんて在り来りの言葉で語ってしまうには
少しもったいないような

ささやかにクスッとするような
手のひらに乗るくらいの
そんなあたたかい想い

-----------------------------
よし
140字に収めたぞ

でもさ、何も

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伝えても伝えても

伝えても伝えても

どんなに伝えても
留まることの無い言葉たち
誰の心にも届かない
寂しげな言葉たちの悲しそうな歌声を
流星群に乗せて
宇宙の藻屑と消してしまおう
届かない思いと共に

愛じゃない
恋じゃない
友情でも
なんでもない

ただの顔見知り

雲の流れと
風の匂い

ゆらゆらと

requiem〜悲しくはない

requiem〜悲しくはない

レクイエム
誰もいつかはこの儀を迎える
迎えたところで当の本人は何もなすすべはなく
ただ横たわる抜け殻を囲む近親者の悲しみが
薄暗く 見つめている
声もなく流れる時に合わせるかのように流れる涙
その雫はいつしか乾き空へ消えゆく
そしてまた雨となり肉体を通り涙の雫となり空へ戻る

人はこの地球〈ほし〉で命の循環を繰り返す
卑劣な殺戮の先にも
海水による浄化を受けまた空へ戻り雨となり血肉を潤す
この地

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伝えないだけ(散文語り)

伝えないだけ(散文語り)

『誰も嫌いだなんて言ってない!!』なのになぜ?
なんでそんなふうになってしまうんだろう?

悔しさはどこからやってくるの?
心はどこへ向けたら晴れるの?
あなたはいつになれば分かってくれるの?

もう私はあなたに何も期待しないことにしたの
でも、嫌いになったんじゃない
大好きでしょうがないから
これ以上大好きが抑えられなくなると
朝起きる事も夜眠ることも出来なくなる
美味しいコーヒーも甘いケーキも

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キミに手紙を書きました

キミに手紙を書きました

キミに会いたくて
でも会えなくて
走り出す黄昏桜舞う
どんなにキミを追いかけても
どこまでも遠ざかる影
いつもキミを探してるよ

しつこいね…
あぁしつこいね
毎日でも載せるよね
しつこいね

ここから始まるものがたりを
書いてみたくなったんだ
それだけなのに誰?文句言ってんのは?

私です( ˙꒳˙ )🙋‍♀️
では。
書きましょう…何が出るかまだ分かりません

|・ω・)ノ[始]|・ω・)ノ

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