sora

己の思考を徒然なるままに書き留めています。 ミニマリスト的なそれっぽい月間10万PVの…

sora

己の思考を徒然なるままに書き留めています。 ミニマリスト的なそれっぽい月間10万PVのブログを運営しております。→https://soarlog.net/

最近の記事

物を買わない寂しさを感じるミニマリスト

駅直結の大型デパート。有名なハイブランドのお店も数多く出店していて、平日の昼間だというのに今日もたくさんの人が買い物を楽しんでいる。 私の目的は無印良品だ。今日はトイレットペーパーのストックが無くなりそうだったのでそれを買いにきたんだった。 目的の無印良品はデパートの4階に入っている。そこにたどり着くためには、数多くのショップの前を通らなければならない。当然、様々なジャンルの様々な商品が否応なしに目に飛び込んでくる。 あるセレクトショップでは、今流行りの「Y2Kファッシ

    • 【2024年】ミニマリストの全持ち物は77個

      年始に毎回行っている恒例行事、ミニマリストの全ての持ち物を記録に残す企画がある。 もう2021年から続いている。 2024年開始時点の持ち物は77個であった。(これから増減はあるはず) 詳細は以下の記事から。 去年からずいぶんと減った。 とことんまで持ち物を少なくしてやろうという変なスイッチが入ってしまった。 モノを捨てる行為を崇高な行為のように語ることは嫌いだが、そんな私でも捨てるという行為には不思議な快感が宿っていると再認識せざるを得ない。 毎日のように何か

      • 現状維持という名の幸せ

        最近はブログの作り直しを行なっている。 インスタもたまに投稿するし、このnotoもごく稀にだけど更新している。 大変ではあるが、収入源が複数あるという状態は経済的にも精神的にも安定するのでわりと気に入っている。 人並みに良い人生を送りたいという願望はあるが、後世に名を残すようなビッグなことをやってやろうという気概はない。というかそんな才能なんてあいにくと持ち合わせていない。 現状を楽しいのかと問われれば多分楽しいと答えるだろう。 でも現状に心から満足しているかと問わ

        • 贅沢とは自らに制約を課さず、行動を拡張してくれるもの

          社会人1年目の冬、とあるコートを買った。 当時の私にとってそのコートの値段は、服というものに対して支払った最高額であり大金だった。 その冬はそのコートを着ることを1日の密かな楽しみにしていた。 珍しく雪の降ったあの日、私はそのコートを着ることを拒んだ。 それはコートが汚れてしまうと思ったからだ。 でもその瞬間、違和感を感じた。 そのコートの価値が私の中で下がった様な気がしたんだ。 「身の程を知れ」見えない誰かがそう囁いた。 使いこなせないものに振り回される様は

        物を買わない寂しさを感じるミニマリスト

          読書に意味などないけれど

          これまで無数の本を読んできた。 多くの知識を集めてきた。 そうやって賢くなった気がしていたんだ。 でもどれだけ本を読んだところでせいぜいバカが賢いバカになるだけであり、賢いバカは賢くないバカをバカにすることができるくらいなものである。 そして知識で武装した人間が知識を持たない人間を、言葉で攻撃することほど残酷なものはないと知った。 本屋に行けば、この世界の成功の法則が数千円程度で買えてしまう。 でも多分その成功法則はあなたを幸せにはしてくれることはないだろう。

          読書に意味などないけれど

          断捨離の基準なんてものは、もっとどうしようもない理由でしかないと思う

          ミニマリストという希少種の人間が存在しているという事実は、昨今、案外多くの人に認知されているように感じる。 そしてミニマリストとまではいかなくても、断捨離をして不要なものを削り、本当に必要なお気に入りのものだけで生活しようという考えは、一般市民にも浸透し、なかなかに支持されているように思う。 だから需要があるのか、「断捨離=いいこと」として崇められ、断捨離するコツとか、断捨離の方法などという記事が無数に誕生している。 私は、この断捨離のノウハウ的な記事が好きではないので

          断捨離の基準なんてものは、もっとどうしようもない理由でしかないと思う

          丁寧な暮らしとかいう不気味の谷

          SNSの普及とともに確実に市場を拡大させているもの、それは丁寧な暮らしという概念である。 「丁寧な暮らし」この言葉から連想されるものはなんだろう。 「憧れ」とか「幸せ」などであろうか。 おそらく多くの人の口からはそんな感じの答えが出るのであろう。 だが、私が丁寧な暮らしを見て感じることは、怪異にでも出くわしてしまったかのような一種の不気味さなのである。 綺麗に片付いた部屋には、有名ブランドのこだわりの北欧家具が並んでいる。 お気に入りの絵画やインテリア雑貨、季節物の

          丁寧な暮らしとかいう不気味の谷

          アイスは一日一個までだったあの日

          夏の終わりが近い。 このクソ暑い夏が。 みなさま如何お過ごしですか。 残暑見舞い申し上げます。 残暑見舞いは8月中に出しましょうなんて、どこかの偉い人が言っていた気がしますが、9月に入っても今だに猛暑が続いていますから、少しくらい遅れても文句は言われないでしょう。 暦的には8月7日(日)が「立秋」であり、古人はなぜこの日から秋と定義したのか理解に苦しむほどに、夏本番さながらの残暑が私たちの肌を焼いています。 「夏なんて嫌いだ」子供の頃はそう思っていました。 それから年

          アイスは一日一個までだったあの日

          筋トレ上級者故のマインドブロック

          「筋肉は簡単にはつかないから。」 筋トレに本気に取り組んだ経験がある人なら、一度は言ったことがあるセリフではないだろうか。 あなた「女性も筋トレをした方がいいよ!」 女の子「えー、私筋肉がついて太くなるのが嫌なんだけど。」 あなた「筋肉はそう簡単にはつかないよ。女性の場合は筋トレすれば引き締まるから。」 女の子「えー、嘘ー。」 あなた「ベンチプレス100キロ、スクワット100キロ挙げてる自分ですらこれくらいだから。そもそも男性と女性ではテストステロンのレベルが違う

          筋トレ上級者故のマインドブロック

          自分が救われた方法でしか誰かを救えない

          世の中には、経済的に成功するための方法が無数に存在する。 例えば、ある人は貯金をしなさいって言うし、ある人はお金を使いなさいと言う。 ある人は節約をして支出を下げるべきだと言うし、ある人は自己投資や副業をして稼ぐ能力を上げるべきだという。 ある人は株式投資を勧めてくるし、ある人はビットコイン、またある人はFXを勧めてくるかもしれない。 他にも、健康法やダイエット法などは、もっと複雑でこの世に存在する全ての方法を試すことなど不可能であろう。 健康本を読んでも、菜食主義

          自分が救われた方法でしか誰かを救えない

          たった一つの節約

          節約に関するブログの記事を書いた。 よくありがちな、節約のテクニックで一般ウケの良さそうな記事だと自分でも思う。こんなものでGoogle検索の『節約』というキーワードで上位を取れるということは、世の中の大多数のニーズに見合った記事だということだ。 でも、正直なところクソみたいで浅はかな内容の記事だとも思っている。 (ちゃんと実体験に基づき、効果のある節約方法を掲載しているつもりだ。) ブログでは節約に関するテクニックを20個ほど集めてみたが、節約に関して突き詰めれば、『

          たった一つの節約

          大人になると勉強がしたくなる所以

          最近は無性に勉強がしたいと思っている。 大人になると勉強したくなるのは何故だろう。 今まで勉強なんて嫌いで仕方なかったのにさ。 大学に行ったのだって、勉強がしたかったからではない。 ただ、実家を出たかった、自由になりたかったから。 高校生の頃の私にとって勉強とは、そんな子供っぽい野望を叶えるための言い訳に過ぎなかった。 勉強だけでなく読書もできればしたくないと思っていたし、作文の課題は心の底から憎んでいた。 でもなんの因果か、大人になった今、読書の量は増え、こうし

          大人になると勉強がしたくなる所以

          ブログをやってて1番よかったことは、ブログで稼げたことではない

          私は現在複数のブログを運営している。(最近はnoteを書くのが楽しくてブログがおざなりになっているけれど…) ブログを始めようと思った動機は、正直に言うとお金を稼ぎたかったからだ。当時は副業という言葉が一般人にも浸透し始めた頃だったと思う。それでブログに出会った。 さて、ここで伝えたいことは、ブログで稼ぐことができたからみんなもブログを始めよう、というそんな単純なことではない。 私がブログを始めたことによる1番の恩恵は、生産活動の偉大さに気づいたことである。 私はブロ

          ブログをやってて1番よかったことは、ブログで稼げたことではない

          香水をつけなくなったあの日。

          私は香水が好きだ。 香水だけではなく、いい匂いのするものにめっぽう弱い。 俗に言う、匂いフェチというやつなのかもしれない。 匂いからは、その人の人間性や性格すらもなんとなく想像できてしまうと思う。 そして、好きになる人からは好きな匂いがする。 逆に匂いが苦手な人は好きになれない。 それくらい匂いは大事なものだと意識している。 当時付き合っていた女性も良い匂いのする人だった。

          有料
          100

          香水をつけなくなったあの日。

          『ミニマリスト買って良かったもの』情報発信の裏側

          先日『2023年上半期買って良かったもの』という内容で、ブログとインスタに投稿をした。 買って良かったもの系の企画は、インスタでは人気企画で、多くのインスタグラマーたちがやりたがる企画である。 人気ということは読者に求められているということだ。 読者に求められている企画をやることは理にかなっている。 買って良かったものというのは、実にわかりやすく、そして単純に面白い。 はっきり言って、私も誰かの買って良かったものを見るのが好きである。 そんなわけで、私も買って良か

          『ミニマリスト買って良かったもの』情報発信の裏側

          お金が貯まるミニマリストと貧乏になるミニマリスト

          ミニマリストには2種類いると思う。 1つは、こだわりが少ないミニマリスト。 こちらは、根っこから物欲がなく、周りに自慢する気もなく、使っているものが古くても問題ないし、家がボロくても自分が快適ならそれでいいと思っているタイプである。 もう1つは、こだわりが強いミニマリスト。 こちらは、キラキラした生活をしたいと思っていて、本当は物欲があり、周りが良いと思うものを欲しいと思っているタイプである。 前者は何もしなくても勝手にお金が貯まり、後者はミニマリストになったが故に

          お金が貯まるミニマリストと貧乏になるミニマリスト